他の人の彼女になったよ。

そんな歌があった。
なんだっけ。back numberとかだったかなぁ。

別れ話のときも、最後に荷物を引き取ったときも、私は涙を見せなかった。

満面ではなかったけれど、笑ってみせた。

ほんとはご飯が食べられなくなるくらい落ち込んだし、ふと涙が溢れて止まらなくなる日もあった。

ちょっと罪悪感を感じさせたくて、食べられなくて痩せちゃった、とかは言ってしまったけれど、泣いてる姿は見せなかった。

「ちゃんと食べて。」と言う彼に、言われなくてもわかってる、と心の中で思ってた。

なんでか彼の方が泣くもんだから、泣きたいのはこっちなんだけどな、と心の中で思ってた。

Instagramのストーリーって、閲覧者が確認できるんだよね。

久々に、彼が私のストーリーを見たらしい。

別れてから、３回目くらい？
（把握してるのちょっと怖いな。笑）

弁解させてもらうと、日頃から自分のアップしたストーリーを誰が見てくれてるのかチェックしてるんです。不可抗力なんです。。

まったく、君って人はさ。
見ればいいのに、って思って投稿した、意味深な「♡」のストーリーは見ないくせに、なんてことない日常のストーリーをふいに開くんだから。

でも、もう君が見ていたって、変に居心地の悪い気持ちになることもない。

当てつけみたいに投稿したストーリーがある時点で、完全に吹っ切れたとは言い難い。それでも、着実に過去の人になってゆく。

君が先に、気がついただけだったのかな。
私が目を、瞑っていただけだったのかな。

別れるまでの数ヶ月で悟りを開き、おかげさまで(皮肉)、LINE依存からも脱却。
次はあれこれ考え過ぎたり、我慢し過ぎないようにしたい。

あなたは自己犠牲が過ぎる、とたまに友達に言われる。反省。途中までは、そんなことなかったんだけどなぁ。

調べてみたら、wacciというグループで、『別の人の彼女になったよ』でした。
間違えてごめんなさい！

歌詞の中の人みたいに、大人で完璧な（窮屈そうな）人じゃないから、思わず君に連絡しそうになることもない。

というか、そうだとしても、恋しくなって連絡してしまうことはないでしょう。

失った恋から立ち直れたかどうか。
新しい恋に進めるかどうか。

私にとってこの２つは、ちょっと重なり合う。
次の恋で癒すから、とか、そんなんじゃなくて。

まだ傷は治ってないかもしれない。でも、振り返らない。進むと決める。

一緒にいない方が良いと思って離れたなら。
責任持って、私がいなくても幸せでいてよね。

私はあなたがいなくても、幸せです。
彼がいても、いなくても、ね。