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音楽の地図

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出会った音楽は宝物。心震えた音楽の記録。出会った音楽の足跡。音楽と人から広がった世界のはなし。
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#音楽の地図

心に響いた音楽(2023年 上半期)

心に響いた音楽(2023年 上半期)

今年は、心なしか去年よりも音楽を聴く時間が減っているような気がしなくもありません。
ぼぉーっと、無音で過ごすことが多くなったなぁと思います。
正直に言うと、音楽を聴く気力もない…… 自分が何を聴きたいのか分からない…… という日もあります(ちょっと疲れているのかもね)

それでも、聴くとやっぱり「音楽大好き!」ってなるし、心に響く音楽との出会いもちゃんとあったので、残しておきたい……!
音楽との出

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アンビバレントな1月の #音楽の地図

アンビバレントな1月の #音楽の地図

年が明けてから、1ヶ月。
あれ、まだ1ヶ月しか経っていなかったの……? と地味にびっくりしています。いつもなら、あっという間に過ぎてしまう気がする1月。いろいろあったからでしょうか。

音楽との出会いも、いろいろありました。
不定期だけれど、心に響いた音楽の記録として書いている「音楽の地図」
今年の1月のことはどうしても残しておきたくて、夜な夜な音楽を聴きながら書き留めました。

自分のための記録

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#6月の音楽の地図

#6月の音楽の地図

出会って心に響いた音楽のことを記録していく、「音楽の地図」シリーズ。シリーズ?

しばらく書けていませんでしたが、6月は忘れがたい音楽との出会いがたくさんあったので、久しぶりに書いて残しておきたくなりました。
(一応、5月はメトロックの配信にて「-真天地開闢集団-ジグザグ」という衝撃の出会いがあって、それについてはこちらでつづっていたりしますが)

普段あんまり音楽を聴かないという方にはとっつきに

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2月と3月の #音楽の地図

2月と3月の #音楽の地図

『1月の音楽の地図』をスタートさせてから約2ヶ月ぶりの更新となったこのシリーズ(一応シリーズです)
12月なのに2月と3月…… 下手したら一周してしまうところでした。
年内にもう1本書けるか書けないかという感じですが、とりあえずゆっくりでも歩みを進めていこうかなと。

まずは初めましての方へ向けて、ちょっとした説明を。

『音楽の地図』とは?

私が出会った音楽、心に響いた音楽などの記録を地図に例

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それはきっと世界が変わるほどの

それはきっと世界が変わるほどの

好きだと思える音楽に出会ったとき、自分の世界のどこかがひらいたような気持ちになる。

音楽との出会い方はさまざま。
家族や友だちが聴いていたから、テレビで観たから、誰かがオススメしていたから、街やお店で流れていて気になったから……。

CDショップでなんとなくジャケ写が気になって買ってみたとか、フェスや対バン形式のライブでたまたま聴いて好きになったとか、サブスクでたまたま流れてきてグッと心を掴まれ

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1月の #音楽の地図

1月の #音楽の地図

『音楽の地図』とは?

世の中にはたくさんの音楽があふれています。
私が生きている間に、どれだけの音楽に出会えるだろう。どれだけ心に留めておけるだろう。

昨年末に書いたnote『音楽と人とわたし #音楽の履歴書

2万6千字もあるんですけど……たくさん読んでいただいて、とてもありがたいです。
「音楽から人生が見える」とのうれしいコメントもいただいたりして。ある意味、人生遍歴とも言えるnoteに

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気が済むまで「うれしい」って言いたいんです。

気が済むまで「うれしい」って言いたいんです。

うれしいことがありました。
散々うれしいうれしいと言いましたが、まだまだ「うれしい」が鳩尾あたりで大渋滞していてこのままだと窒息しそうなので、気が済むまで「うれしい」をここで吐き出そうと思います。

しかしうれしい話の前に、話しておくべきことがあります。

私の現在の固定noteに関連した話なのですが、最後の『音楽文』のその後について。
書くべきか迷いましたが、あのnoteは思いがけずたくさんの方

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音楽を傍らに #シナリオアート

音楽を傍らに #シナリオアート

シナリオアートになりたい。以前私は本気でそう思っていた。
もちろん、現実的に考えてそんな可能性はまずあり得ないし、馬鹿げているとは思う。でも、本気で思ってしまっていたのだ。どうしてだろう。

まず、バンド名がいい。シナリオアート、響きがいい。
そしてそれを体現するかのように物語性のある歌詞と、カラフルで広がりのあるサウンド、その両方に心を掴まれて好きになっていった。

シナリオアートは男女ツインボ

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サカナモラトリアム

サカナモラトリアム

言葉としては知っているし、辞書を引けば意味も書いてある。けど、自分の中でうまく飲み込めていない言葉みたいなものがある。

「メメント・モリ」も少し前までそうだった。
いくら言葉で説明されてもなかなか自分の中に染み込まなかった言葉のひとつ。
それがある日突然「そういうことか…!」となることがある。
その感覚を綴ったのが、2月に書いた「午前1時のメメント・モリ」というnoteだった。

「モラトリアム

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心に追い風を吹かせる音楽(odol)

某日、用事のため出かけた足でCDショップへと立ち寄った。
オンラインショップで注文すれば自宅までCDを届けてもらえる現在、様々な個人的事情もあって実店舗へ赴くことは少ない。故に、久しぶりの店内に私はワクワクしていた。
今の私にとってCDショップは宝の山に見える。数年前よりもずっと。それは、ここ数年でさまざまな音楽に触れて自分にとっての音楽の世界が広がったことの表れなのだと思う。
店内で流れている音

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リビングから深海へ(サカナクション #NFLR)

リビングから深海へ(サカナクション #NFLR)

1週間くらい前、ショックなことがあったんですよ。
この間買ったばかりのサカナクションのDVDおよび初回限定版のブックレット。

これに、夫の飲み残しコーヒーがこぼれてしまいました。
私も置き場がわるかったと思います。
しかも、いつもは必ず外フィルムに入れて保管してあるのですが何度か出し入れしているうちにフィルムが破れてしまってほぼ剥き出しの状態だったので、コーヒーが直撃。
中のDVDとかCDは大丈

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#音楽の地図 サカナクションという深みを前に佇む

#音楽の地図 サカナクションという深みを前に佇む

文章を書く理由ってなんだろう。
今ぱっと思いつくだけでもたくさんあるけれど、例えば何かに感動したときにその感動が褪せないうちに形にしておきたい、というのもそのひとつ。
忘れたくないと思っても、少しずつ忘れてしまうから。
書くと記憶に残りやすいし、もし忘れても読み返して思い出すことができるから。
(と言いつつ、私はあんまり自分が過去に書いた文章って読み返せないのだけど…)

5月8日の21時。
昨年

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