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【6/17夕方、追記】6/16(日)☔のあとの農園。農園日報📝グルコシノレート→イソチオシアネートが使えるアブラナ科、雑草たい肥、草生栽培の現在地。


雨のあと、手鎌で草管理をやるのが楽しいです。雨の日&雨のあとはかならず手鎌で。

👆濡れている双葉と濡れていない双葉に注目。なんの条件でこうなるのかみて、その感覚を頭にストックしておきます。いつか何かの種になることもあります。ならないことも多いです笑

アブラナ科、あちこちで発芽。センチュウ対策(出たあとの調整も)で絶対に使えるなぁと。

👆こぼれ種のダイコンは虫に食われませんね。
この段階で虫食いがある場合は、その後、辛いダイコンになります。
辛いダイコンも美味しいのですが苦手な方が一定数いるので、その場合は間引き対象にしたほうがよさそうです。

👇菜花、ブロッコリーなど?

今年春に廃棄された菜花など、残渣置き場でこぼれ種が一斉に発芽しています。
アブラナ科の有用性にめちゃくちゃ注目しているので、交雑していようがいまいが、アブラナ科は一年中農園にあって欲しいです。

どの程度どのように育つのかはあんがいどうでもよいのですが、グルコシノレート→イソチオシアネートの件です。
これが有用に働く植物として、今時季のアブラナ科に注目しています。

アブラナ科の種採りは難しいので、農園で完全なる種採りを目指している方はまだまだ少ないのですが、はからずも抽苔させてしまう場合は多く、種がたくさん処分されます。アブラナ類のその種を資材としてわたしが利用しているという流れがあります。

家庭菜園ならではの楽しみ方。野菜を抽苔させて一年中収穫。

固定種のニンジンを一度抽苔させると、一年間ぽろぽろと時期をずらしながら発芽し、結果的に一年中収穫できるという流れができています。
今、数組、そのような区画があるのですが、どこもそうなので面白いです。品質(サイズ)はもちろんばらつきますが、味は美味しいそうです。
ちなみに、ダイコンも可能なのですが、ダイコンは小さいまま抽苔してしまう時期があります。

こぼれ種に任せるのは家庭菜園ならではの楽しみ方だなぁと眺めています。

利点
・管理しなくていい。畑の放任期間があっていい。
・こぼれ種のニンジンだけは猛暑・酷暑で水不足になっても放任で発芽し生育しやすい。

マイナスポイント
・抽苔ニンジンが区画内でかさばっているので、その一角はその時季無駄になる。

→以前、わたしは抽苔ニンジンのそばで、半日陰の野菜(ミツバなど)を育てておけばいいのではと考えていましたが、抽苔ニンジンを眺めていると、抽苔したそばの植物は明らかに元気をなくしますね。
レタスの抽苔は他感作用が強いことで有名ですが、ニンジンも実はかなりそうなのでは…というわたしの経験則。

そう感じる理由ですが、複数件みてみて、
・雑草があまり出ない。
・雑草が出ても根が弱く、するっと抜けてしまう。


ニンジンだけではなく、抽苔した野菜のそばでそのような現象が起こっている感じもあります。

雑草たい肥、いいですねえ。

わたしが雑草たい肥を仕込んでいる場所です。

勝手に出てきた雑草を選別して残しています。アカツメクサ、シロザ、アフリカンマリーゴールド、トマト、カボチャ(トマト、カボチャは別にどちらでもいいのですが、利用者さんが面白がるのでそのままにしています。)、シソ、ツユクサなど。

ツユクサの保水性がすごくて、根を残しておけば水はいらないということが多いですね。スベリヒユの保水性が有名ですが、ツユクサ好きだなぁ。厄介っちゃ厄介ですがわたしはかなり好きです。管理する気があればかなり使える印象を持っています。


シロザ、マリーゴールドなどが暴れたらカットしてそのままたい肥にしています。

農園の土、現在地。

雑草たい肥で土がみるみる変わっています。

カナヘビの卵、大切に。

区画が40弱あるのですが、それぞれの区画ごとに個性が違います。
ご利用中の区画でも個性があります。ご利用中の区画にこそ個性があるかな。空き区画はほぼ同じ。耕作放棄地再生地→ひとの手が入って定期的に攪乱される→その後、たい肥を作っている区画、そのままの区画、アドバイザーが仮の栽培を始める区画でわかれていきますが。

初期、恐ろしくなった空き区画、スギナとメヒシバしか出ない……という区画を「使います。」と担ってくださったありがたい利用者さんが今、区画の土を草と菌で育ててくださっています。
👇

ななおに掘りあてられたオケラ、大慌てで逃げる。

まだお尻が出てる。


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