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スギナ区画のダイコンをみて!スギナと各野菜の相性をみるのがめちゃくちゃ楽しい。。。ありがたい。

スギナ区画を育ててくださる利用者さんの許可をいただきまして撮影。

収穫後、収穫物を持ったまま「勉強のため、写真を撮らせてください」とお願いしました。
スギナが出始めるのと同時に栽培開始した時なし大根です。
雑草の地上部をカットすると、根が未熟な有機物になりますので、股根になると木嶋先生に習いまして、今回、地上部カット一切なし。
スギナもさもさ、ほかの雑草ももさもさのなかで、埋もれて育った大根です。スギナの地下茎を避けた大根のかたちをいろいろ見せていただきたく、わたしも一緒に観察させてもらっています。ありがたし……。

今回の大根栽培、肥料なし、有機物は、空き区画時代にわたしは刈り倒してきた雑草たい肥だけ。石灰も入れなかったです。

やはり土(下のほうね)がかたいんだなぁ。
いくら揺さぶっても先のほうが折れます。
二本抜きましたがやはり先が折れて土に残ってしまいました。
「しまいました」というのは収穫としては「しまいました」なのですが、根が残るのは土壌に有機物が残るのでよいです。

よく、土壌のなかに衝突するもの(石など)があると股根になると紹介されていますし、わたしもそのように栽培について習いましたが、木嶋先生は「ならない。避ける」と。股根になるのはかならず「未熟な有機物を根が抱え込もう(=吸収しよう)とした場合のみ」と断言しておられて、ほんとうに、ほんとうにそうなので、びっくり。木嶋先生はすごい。
スギナの地下茎とどのような衝突をしてこの形状になるのかわかりませんが、ややくねっているのはやはり地下茎や雑草の根などを避けている感じがします。
ちなみに、そばにネギの根があるともっと盛大に嫌がったような、避けたかたちに仕上がります。そんなにイヤなのね……という。

抜去後の穴。