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高次脳機能障害って何?


こんばんは。今日は、私のnoteにちょいちょい出てくる言葉「高次脳機能障害」について書きたいと思います。私も自分に出てる症状以外の後遺症や症状についてはよく分かっていないので、この記事を読んでくださる貴方と一緒に知っていきたいなと思います。

1.高次脳機能障害とは?

事故や病気による脳の損傷が原因で脳の機能のうち、言語や記憶、注意、情緒などの認知機能に起こる障害の事を言います。目に見える障害では無いので、理解されにくく周囲の人にストレスを与えてしまうこともあり、とても生き辛さを感じます。
症状が重篤だと寝たきりになってしまう人も居るようです。

私の場合は、小児の高次脳機能障害で心肺停止による「低酸素脳症」が原因で高次脳機能障害
にかかりました。

心肺停止になった人にとって1番重篤な合併症なんだそうです。

成人してからの高次脳機能障害は8割が脳卒中、1割が交通事故などの外傷だそうです。残りの1割は、脳炎、心筋梗塞、てんかん、パーキンソン病などから来るそうです。

2.どんな症状があるの?

私は高次脳機能障害がある方と関わったことが無く、自分の症状しか分からないので早速調べてみました。

高次脳機能障害を抱える人達は全国に50万人くらい居ると推定されている様で、主な症状の90%が記憶障害、82%が注意障害、75%が遂行機能障害、55%が対人関係が上手くいかない症状、44%が感情のコントロール障害、というまとめがありました。

詳しく掘り下げると、私の症状には鬱状態感情不安定記銘力障害(数学のみ)遂行機能障害構成失行(構成障害)
が当てはまります。実際、日常生活の中人に理解して貰うことが難しく孤独感を感じる時もあります。

この鬱状態や感情不安定、遂行機能障害はあくまでも分類であって蓋を開けてみると細かい症状が沢山あります。

3.高次脳機能障害と向き合うには周囲の理解が必要。

高次脳機能障害は周囲の人が理解してくれるかどうかで一変します。

高次脳機能障害と共に生きて20年、本当にこれにつきる。だけど、普通の健常者の方にこの感覚を分かってもらうのは難しいと思います。「大変なんだから全部理解してよ。」なんてことは厚かましすぎて言えないけれど、こういう風な障害もあるんだよって知っておいて欲しいです。一見、目に見えない障害は、そういう性格なんじゃない?とかそういう人間性なんだとか思ってしまいがちですが、確かに存在しているのです。



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