第1話〜自動カーテン開閉器「モーニン(mornin')」で、外干しの洗濯物を雨から守ろう!〜
突然の雨で、外干ししていた洗濯物が台無しになってしまった経験のある方は多いのではないでしょうか。ただでさえ面倒な洗濯をやり直しとなると、かなりテンションが下がりますよね......。
6月から9月の湿度が高い時期は、部屋干しをしていると、除湿器を最大値にしていてもなんだか生乾きっぽくなってしまい、洗濯をやり直すこともしばしば。そこで、晴れ間を見つけて極力外に干すようにしているのですが、急な雨で台無しになってしまうこと、ありますよね。
我が家は3階のベランダに物干し場がありますが、屋根がなく、雨が降ったら洗濯物が雨ざらし。取り込んでくれるお母さんやお手伝いさんもいないので、せめて、雨に当たらないよう洗濯物を守るシステムに挑戦することにしました。
後付けの屋根についても調べたのですが、工事費と合わせると10万円以上かかるようですし、そもそも我が家は賃貸なので工事したくない。そこで、IoTの力を借りることにしました。
自動カーテン開閉器「mornin’」を使えば……
mornin’(モーニン)とは、スマホで操作できる自動カーテン開閉機です。「スマホのアラームで起きるより、太陽の光で気持ちよく目覚めよう」というコンセプト。太陽の光を浴びると、人間は睡眠ホルモン「メラトニン」が抑制され、すっきりと起きられるそうです。
手のひらサイズのガジェットで、カーテンレールに取り付けて使います。設定した時間に自動でカーテンを開閉したり、スマホアプリからリモコンのように、カーテンを開閉したりできます。
ちょうど先日、朝快適に目覚めようと、自動カーテン開閉器「mornin’(モーニン)」を導入しようとしたのですが、我が家のカーテンレールの幅が合わなかったため(※)断念し、mornin’はメルカリで売ろうかと考えていたところでした。
※mornin’の新型である、「mornin’ plus(モーニンプラス)」は、より多くのカーテン幅に対応しています。
mornin’で洗濯物をどう守る?
我が家の3階の物干し場で実験することにしました。ここは、洗濯物干し用のポールを置いて留めているだけの、簡単な洗濯物干し場所なのですが......。
ここにmornin’とシャワーカーテンを取り付け、雨が降ったらスマホからカーテンを操作して洗濯物を覆える仕組みを作ろうと思います。mornin’をうまく活用すれば、自動で洗濯物を雨から守れるはず!
まず、今回新たに購入した幅の合うカーテンレールを設置します。物干しポールと同じ場所にカーテンレールを置くと、カーテンの開閉時にカーテンがポールやハンガーに引っかかってしまうため、少し高い位置にある手すりに、ホームセンターで購入した全長3mのカーテンレールを置いて留め、mornin’でカーテンが開閉できるようにすることに。
カーテンレールとmornin’に防水機能はないことに注意
今回は、まずやってみよう! ということで、カーテンレールの防水性やmornin’の防水性を確認せずにやりましたが、カーテンレールもmornin’も屋外での利用は想定されていないので、自己責任でお願いします。私は、カーテンレールが雨に濡れることは諦め、mornin’は、ジップロックで包んで使います。
準備OK、洗濯物を雨から守るのだ!
さて、準備は整いました。普段は邪魔にならないようカーテンは端の方にセットしておきます。
雨が降ってきたと想定し、筆者がスマホでカーテンを閉める操作をすると、無事カーテンが閉まりました! 最後に神風が吹いた気がしますが、これで洗濯物全滅は免れました!! やった! 逆に、雨がやんだらまたカーテンを開けて、日差しにさらすこともできますね。
ちなみに、シャワーカーテンに穴が空いているのは、シャワーカーテンを購入して早々、けだまさんに爪でガリガリとやられたからです…。
外出先からの操作はまだできず
現状のmornin’の仕様では、例えば、突然の雨が降ったとき、外出先からmornin’でカーテンを閉めることはできません。今後の機能拡充に期待したいです。
しかし、タイマー機能はあるので、朝の天気予報を見て、夕方少し天気が怪しいなというときにタイマーをセットしておく、という使い方はできそうです。
備えあれば憂いなし......
我が家のベランダにも、マンションのように屋根があれば悩まないのに、と何度思ったことか。でも、この方法は、マンションでベランダに屋根がある場合でも、横殴りの雨を避けるのに応用できるかもしれません。
これから、mornin’をジップロックで包んで、カーテンの丈を少し調整する必要がありますが、このシステムを活用して突然の雨に備えたいと思います!