螺旋状に学ぶ
こんにちは。
皆さんは普段どんな本を読みますか?
小説?自己啓発?ビジネス書?
私は"様々なジャンルをローテーションで読むこと"をおすすめしたいと思いこの記事を書きました。
ジャンルを絞らないメリット
ジャンルを絞らないメリットとしてぱっと思い浮かぶのは「幅広い知識がつく」ということではないでしょうか。
もちろんこれも大切なことです。雑談力はコミュニケーションにおいてとても重要ですしね。
現代の社会では、1つのコミュニティだけに属している人は少ないと思います。会社、学生時代の友人、趣味のサークルなど。複数のジャンルの知識があれば、それぞれのコミュニティで会話に花を咲かせることができます。
もうひとつのメリットとして私がここで主張したいのは、「他ジャンルの本で、学びたい分野の知識を補強できる」ということです。
これはこの記事のタイトルである"螺旋状に学ぶ"に関係する話なのですが、たとえばあなたが【習慣】について学びたいとします。
まずはわかりやすく自己啓発本を手に取るでしょうか。そこで習慣化するための術や、習慣化することの難しさなどを学ぶかもしれません。
次にあなたは歴史の本を手にします。その本の中で、今まで成功してきた偉人たちが実は生まれつきの天才でも、凄まじい努力家でもなく、1つの小さなルーティンで成功を収めたことを知ります。(たとえばヘミングウェイの早起きやベートーヴェンの散歩など)
ここで注意しておきたいのは「1つの小さなルーティンを行えば天才になれる」ということではないということ。あくまで「天才たちは1つの小さなルーティンを行ってきた」という事実。もしくは「ルーティンなしでは天才になれない」という対偶の命題である。
さらにあなたは次に哲学の本を手にします。そこではウィリアムジェームズの以下のような言葉を目にするかもしれません。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
小さな習慣は、行っている最中には結果は見えてきません。小さい習慣ほど後になって大きくなって返ってきます。
このように、習慣という学びたいターゲットに対して、習慣化に特化した自己啓発本以外にも、他のジャンルの本が知識を補強してくれることは珍しくありません。より深く広くターゲットについて知ることができます。
どんなジャンルがおすすめ?
様々なジャンルを読むことをお勧めしてますが、では具体的にどんなジャンルから読めば良いのでしょうか。
私がおすすめしたいのは、自己啓発+歴史+哲学+芸術(絵画でも音楽でも)です。
特に、歴史というのは今まで人類が成功してきたパターン、失敗してしまったパターンがたっぷり詰まっています。どんな知識を習得するときにも歴史書はあなたのサポートをしてくれるはずです。
また、最近は芸術系の本も多く読むようにしています。芸術について学ぶことは、感じる心を学ぶことだと思っています。
最後に
今日は、"螺旋状に学ぶ"ために様々なジャンルをローテーションして読むことをおすすめさせていただきました。
この"螺旋状に学ぶ"という考え方は、山口周さんの「独学の技法」から得ています。他にも、それぞれのジャンルに対して山口さんのおすすめ本が紹介されてあったり、「独学の技法」を読んだ後すぐに取りかかれるノウハウがたくさん詰まっています。
また、習慣に関する本で私がお勧めしたいのはこちらです。良い習慣を身につけたい、悪い習慣を断ちたい、そんな方はぜひ読んでみてください!
では今日はこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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