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持っていないことの価値
わたしは、何も資格を持ってないこと、どこにも属していないこと、そこを強みにしてやってきたよ。自分が頼り、っていうか、それこそが個性というか。
慕っているライターさんからのアドバイスに、資格というものについて考えさせられる。
若くて体力と時間があった頃、医師免許と何の資格を組み合わせたら強いんだろう、と真剣に考えていた時期があった。
やはり弁護士、それとも気象予報士なんて面白いのかも。どうかしら。そんなふらふらとした相談だった。
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世の中には色んな資格がある。仕事に直結するものだからとか、就職に有利だからとか、なんだか面白そうとか色んな理由で受験する人がいるわけだけれど、その資格を保持することの真の価値は、すごく不確かだ。
確かなのは、自分がその資格を持っていると胸を張って言えるくらいに学んだ自信と、そうして今を迎えた自分にできること、それだけだ。
資格の価値を盲信して、資格の範囲内での身の振り方を考えるだけでは、やりたいことを見つけられない可能性も大いにある。いくら資格を組み合わせても、その範囲が少し増えるくらいのもの。もっと外側に、今は見えてない世界があるかもしれない。
外に向かって一歩踏み出すとき、不安になる必要はない。私にもできることが今はきっとあるはずだから。
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ところで最近、最強の組み合わせについての答えがでた。
友人がソムリエの筆記試験に受かったという嬉しい知らせ。美しき女医さんにソムリエバッジとは、これこそ最強だなと感心したが、、はて。
私はでも、ワインよりもウイスキーを知りたいな。結局、好きなものや知りたいことがあって、広がっていく学びだから、最強の組み合わせなんて人それぞれだ。とてもありきたりな答えにたどり着いた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。こうして言葉を介して繋がれることがとても嬉しいです。