Nanami📖

本の感想や自分の体験に基づくエッセイを投稿します。 文章はまだまだ勉強中です。拙い文章…

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本の感想や自分の体験に基づくエッセイを投稿します。 文章はまだまだ勉強中です。拙い文章についてはご容赦ください。

最近の記事

エッセイ『そんな人』

「そんな人、誰が採用したいと思う?」 …そう言われた時、それまでの人生はすべて否定された。少なくとも、その時の私はそう思った。  あれは5年前、高校3年の私は、地元の国立大学の公募推薦のために日夜、小論文や面接練習に励んでいた。 もしかしたら、あの時がこれまでの人生で一番、頑張っていた時かもしれない。  試験の1週間ほど前に、高校で教師3人を面接官に見立てた模擬面接が行われた。あくまで模擬だが、高校3年の私は緊張に震えながら、面接に臨んだ。  練習の通り、正直に、自分の言

    • 楽しみにしてくれてる方も少ないとは思いますが… ただいま、卒論に追い込まれていまして、 なかなか投稿できない状態です。 より良い研究にしたいので、余裕ができるまでは投稿をお休みさせていただきます😣

      • 『リターン』(幻冬舎)五十嵐貴久

        おつかれ様です🧸七海です。 今週は五十嵐貴久さんの『リターン』(幻冬舎)の読書感想です。 この本、『リカシリーズ』というシリーズ物の2作目だったんですね…😰 事前情報なしで図書館で借りてきてしまったので、読み始めてから、色々調べてみて、知りました😅 でも、それまでの事件についても説明がなされており、問題なく読めました。    さて、あらすじから。  全体としては、自身の欲望のために残虐な殺人を繰り返すリカと、大切な人をリカに傷つけられた或いは奪われた2人の女刑事との

        • 『死神の精度』(文藝春秋)伊坂幸太郎 読書記録

          おつかれさまです。七海です🧸 最近、急に寒くなって体に堪えますね。風邪などひかぬようお気を付けください。  今回は『死神の精度』(文藝春秋)の読書記録です。 👻あらすじ👻 人間界で仕事をする死神の話です。 死神の仕事というのは、8日後に亡くなる人と偶然を装って出会い、7日間でその人物について調査を行い、死が妥当(可)か否か(見送り)を決定するというものです。 調査といっても、ほとんどの調査対象者が「可」の決定を下されるんですけどね。(笑) ♰感想♰ 物語全体を

        エッセイ『そんな人』

        • 楽しみにしてくれてる方も少ないとは思いますが… ただいま、卒論に追い込まれていまして、 なかなか投稿できない状態です。 より良い研究にしたいので、余裕ができるまでは投稿をお休みさせていただきます😣

        • 『リターン』(幻冬舎)五十嵐貴久

        • 『死神の精度』(文藝春秋)伊坂幸太郎 読書記録

          『プリズンホテル1 夏』浅田次郎著

          おつかれ様です😌七海です。 今週は浅田次郎さんの『プリズンホテル1 夏』の読書感想です。 こちらは1993年と随分前の作品なのですが、 母に「笑って泣けるから」と勧められ、読んでみることにしました。 なお、本作は夏・秋・冬・春(面白い順番ですよね)の4部作となっておりますので、今後、残りの3部作についても感想を投稿します。 🕶あらすじ🕶 「奥湯元あじさいホテル」 …名前だけ聞くと、格式高い老舗ホテルを想像する方もいるかもしれません。 しかし、実際はヤクザが経営するホテ

          『プリズンホテル1 夏』浅田次郎著

          読書記録『赤い靴』大山淳子 

          おつかれ様です。七海です☺️ 昨日は大きな地震があり、びっくりしましたね。 私の住む地域は震度3だったのですが、それでも、あの日を思い出し、恐怖を感じました。  東京23区や埼玉県などは震度5強を観測したとニュースで聞きました。どれほど怖かったことでしょう。  みなさんは、大丈夫でしたか⁇ さて、本題に入ります。 今週は大山淳子さんの『赤い靴』についての記事です。 随分前に読んだ本なのですが、個人的に大山淳子さんの作品の中で一番好きな作品なので、ぜひ紹介させていただ

          読書記録『赤い靴』大山淳子 

          昨日は投稿できず、申し訳ありませんでした。 今週は立て込んでおり、記事を書く余裕がありませんでした。 また、来週、投稿させていただきます。

          昨日は投稿できず、申し訳ありませんでした。 今週は立て込んでおり、記事を書く余裕がありませんでした。 また、来週、投稿させていただきます。

          『ざんねんなスパイ』(新潮文庫)一條次郎

          こんにちは☀️七海です。 今回は一條次郎さんの『ざんねんなスパイ』の読書感想文です。 帯を見て、即購入しました! 大好きな小説家である伊坂さんがここまで褒めていたら、読まないわけにはいきません🤩 🕶あらすじ🕶 73歳の新人スパイ、ルーキーはある街の市長の暗殺のために二ホーン国に派遣された。 しかし、その暗殺のターゲットである市長と友達になってしまった。 ルーキーは無事に任務を遂行することができるのか…。 🍹感想🍹 市長を暗殺しにこの街へやってきたのに、そのかれと友だち

          『ざんねんなスパイ』(新潮文庫)一條次郎

          『猫弁〜天才百瀬とやっかいな依頼人たち〜』(講談社)大山淳子

          こんにちは☀️七海です。 今回は大山淳子さんの『猫弁〜天才百瀬とやっかいな依頼人たち〜』(講談社)の読書感想文です。 大山淳子さんという作家を知らない方も多いかもしれませんね。 知名度はそれほど高くはありませんが、私は大山淳子さんの作品が大好きで、ほとんどの著作を読んでいます。 中でも猫弁は人気シリーズでして、現段階で7作品ございます。 本記事で紹介するのは猫弁シリーズの一作目です。 🐈‍⬛あらすじ🐈‍⬛ (amazonの内容紹介を参考にまとめました) 「猫弁」と呼ばれ

          『猫弁〜天才百瀬とやっかいな依頼人たち〜』(講談社)大山淳子

          『祈りの幕が下りる時』(講談社文庫)東野圭吾【この記事は1分弱で読めます】

          こんにちは☀️七海です。  今回は東野圭吾さんの『祈りの幕が下りる時』の 読書感想文です。  …実は私、東野圭吾さんの小説はこの作品を含めて2作品しか読んだことがありません💦東野圭吾さん原作のドラマや映画はいくつか見たことあるんですけどね。  あくまで映画やドラマを観ただけの感想なんですけど、東野圭吾さんの作品はどうも犯人の動機に納得できないなーと思うことが多く、小説に手を出せずにいました。  そんな私が『祈りの幕が下りる時』を読もうと思ったきっかけは、母からの勧めで

          『祈りの幕が下りる時』(講談社文庫)東野圭吾【この記事は1分弱で読めます】

          『罪の声』(講談社文庫)塩田武士

           こんにちは☀️七海です!  今回は塩田武士さんの『罪の声』の読書感想文です。 この小説は2020年に小栗旬さんと星野源さんのW主演で映画化されたので、知っている方も多いかと思います。  公開された2020年10月末当時はコロナの関係で映画館に行くことに不安を抱いていたこともあり、映画はまだ観ていません。  機会があれば、ぜひ何らかの形で観たいと思っているのですが、映画を観る前に原作を読もうかなと思い、購入しました。  🍪あらすじ(amazonより引用)🍪 「これは、

          『罪の声』(講談社文庫)塩田武士

          『ラッシュライフ』(新潮文庫)伊坂幸太郎【700文字程度】

          こんにちは☀️七海です。 前回と同様、今回も伊坂幸太郎の作品を紹介します。 前回は伊坂さんの一作目の小説を紹介しましたが、今回は二作目『ラッシュライフ』です! …こうなったら、出版された順に投稿していこうかな。。 🧸あらすじ🧸 職業を泥棒とする男。 神に心酔する青年。 不倫相手の妻を殺害しようとしている女性カウンセラー。 失業し、再就職活動に苦戦する中で野良犬を拾った男性。 この小説は4人の人生が絶妙に交錯しながら物語が進んでいく群像劇です。 4人の物語の先には予想外な未来

          『ラッシュライフ』(新潮文庫)伊坂幸太郎【700文字程度】

          『オーデュポンの祈り』(新潮文庫)伊坂幸太郎[1000文字程度]

          こんにちは☀️七海です。  今回は伊坂幸太郎さんの一作目である『オーデュポンの祈り』(新潮文庫)の読書感想です。 数年前の深夜に『オー!ファーザー』の映画を偶然、見たことをきっかけに伊坂幸太郎さんのファンになりました🌟 ファン歴は浅いですが、伊坂幸太郎さんの小説は何冊か読んでいます。 今後、これまでに読んだ伊坂幸太郎さんの作品の感想をちょこちょこ投稿していきます! 🕊あらすじ🕊  コンビニ強盗に失敗した伊藤は気づいたら、知らない島にいました。その島は荻島といい、江戸時

          『オーデュポンの祈り』(新潮文庫)伊坂幸太郎[1000文字程度]

          『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ著(中央公論新社)

          こんにちは。七海です😊 今回は2021年本屋大賞を受賞した『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ著(中央公論新社)を紹介します🐳 この本は、本屋大賞を受賞したということと、表紙の可愛さから興味を持ち、購入しました。 ☆あらすじ☆  52ヘルツのクジラは、他のクジラよりも高い周波数で鳴くため、他のクジラに声が届かない、世界で一頭だけのクジラです。たくさんの仲間がいても、仲間に何も伝えることができません。そのため、世界で一番孤独だと言われています。  この小説は52ヘルツと

          『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ著(中央公論新社)

          『オー!ファーザー』(新潮文庫)伊坂幸太郎著

          はじめまして🧸 七海と申します。今回が初めての投稿です。 ブログの類も初めてやります。 文章の拙さや内容の薄さについてはどうかご容赦ください🥺 今後、改善していきます😊 今回は伊坂幸太郎さんの『オー!ファーザー』(新潮文庫)の読書感想です。 ☆あらすじ☆  主人公の由紀夫は、4人の父親と一緒に暮らしています。母親が由紀夫を妊娠した時に、4人の男性と同時に関係を持っていたからです。…わかりやすくいうと4股をかけていたということになりますね💦  職業は大学教授で真面目な性格で

          『オー!ファーザー』(新潮文庫)伊坂幸太郎著