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傷 ー家族についてー

傷つくことが当たり前だった。
毎日逆上がりの練習をしたり、毎日一輪車を1人で夜遅くまで練習したり、二重飛びの練習を毎日していた。塾に入りたいと、親に資料を作って料金などを伝えて自分で中学受験することをきめた。

家族は私を褒めてくれなかった。
家族は私の今日〇〇したんだよ、成績1番だったよ、という報告を当然だ、と言い認めてくれなかった。母はそんな自慢しないでよ、と何も話を聞いてくれなかった。

今の私は精神的に自立しているから褒めて欲しいとか、認めて欲しいとか思わず、自分で自分を認めてあげられる。(本当は思ってしまっている。)
けれど「昔の私」は、親に認められたくて、たくさん褒めて欲しかった。寂しかった。

父のアルコール中毒はひどかった。度がすぎると私に怒鳴り散らかした。ひどい時には私が部屋に逃げても追ってきて、風呂に逃げてもドアの外から暴言を何十分も吐き続けた。暴力も振るわれた。ひどいときには、靴が多いといい、私の靴を私に向かって投げつけてきたり、私の大事なものたちを捨ててしまった。
母は元々空気を読む力がなく、病院などで私が1人で行くと「お母さん変わってるよね」とか「お母さん少し変だよね」と言われる。うちの家族はけっこういびつだ。

私はこの家から出ることが人生の再スタートである。
同じように家に居場所のない若者に居場所を作りたい。
就活、しないとね。

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