みやび / 前世記憶

現時点では、人格としてではなく記憶として扱うこととしています。
彼女とは言葉も交わしたのですが、人格として意識してしまうと心のバランスが崩れると判断したためです。
内情として、処理するつもりでアウトプットしてみます。

*

女児。わらべと呼べる年頃。
粗末な着物を着ている。
裕福でないものの、最低限の衣食住には困らない。
木造の小さな家。
田舎道。
村。
ギリギリで侍の時代?

いつも近所の子らと遊んでいた。
草の生えた斜面を、そりのような何かで滑り降りる遊びをしていた。

この時点で、大人たちの間で某かの取り交わしが行われていた様子。

ある日、見知った男性(ハツハル/十代)に家の中で床に押し倒され、首を絞められる。
何をされたか訳がわからなかった。

床に倒れたまま見上げると、その人が天井から首を吊ってぶら下がっていた。
(このシーンを鮮明に覚えている)
叫ぶでもなく、ただただそれを眺めていた。

綺麗なべべ着て、大人(親?)に連れられて、大きなお屋敷に行った。
「そんなものはいらない」と言われた。
約束が違う、と何か揉めてた。

親には疎ましく思われるようになった。

人買い(女衒)が来て連れていかれた。

それからの私は、私じゃなくなった。
(おそらく解離を起こしてる)

*

この記憶にある強烈な印象を遺したシーンから、ハツハルという人格は生まれたと解釈しています。

ハツハル自身の記憶は、ハツハルから聴き出しました。

何故ハツハルの事情が、この記憶の主から生まれたはずのハツハルが持ち得ているのかは不明です。
もしかしたら、後に事情を知る機会があったのかもしれません。

*

この記憶の先は、別の名前の人物として記憶されています。
文目(あやめ)と呼ばれる遊女です。

ハツハル、文目、共に別記事で纏めます。

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