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音楽のビジネス化について、 インタビューして思ったこと

いやほんと、これは本当に貴重な体験をしてしまった。自分の不甲斐なさで死にそうだった。でもわかったこともいっぱいあって楽しかった。そんな話。


学校のフィールドワークの一環で興味のある職の人にお話を聞くみたいなのがあって、それでなんと!あの!ビバラのプロデューサーでMUSICAで有名なFACTの社長の!鹿野さんにインタビューできることになっちゃいまして。もうかなりダメ元で聞いてみたらまさかのOKで!この学校の誰よりもフィールドワークガチ勢になってやろうと心に決めました笑

普段インタビューを生業にしてるような人にインタビューするなんていう鬼畜なことをするので。
鹿野さんが関係する記事読み漁ってました。


インタビューでは、音楽業界がどんな変化を辿ってきたのか、今どんな状態なのかたくさんお話しして貰いました。ちょっとだけそれのお裾分け。


音楽業界の変化

ざっくりこんな感じの変化が起こってたそうです。コロナが蔓延の音楽業界は結構シビアで、レコード会社とアーティストの間で権利の擦り合わせみたいなのがあったみたいです。だからあまり一緒に頑張ろうみたいな雰囲気はなかったそうです。でも、コロナ禍に入り、多くのライブやフェスが軒並み中止になったことで、音楽を守りたいという思いがそれぞれの立場で起こり、コロナ禍で行われたフェスはどれも熱くて最高だったとおっしゃってました。確かに私も2020のラシュボ行ったとき、あんなに沢山の制限がある中なのにむっちゃ暴れられたし、泣いたなぁ…笑
皮肉にもコロナが音楽が好きな人たちの決断力を高めたようです。本当に皮肉ですよね…

音楽を完全にビジネス化することはできない

フェスのビジネス化が急速に進んで、クオリティの低下に繋がった例があるように、音楽を完全なビジネスとして認識することは不可能なんだとインタビューを通じて思いました。そこにある伝えたい思いがあるから、音楽は成立するものだし、目先のお金だけに目をくらましていれば中身のない音楽になってしまいます。当然ライブも企画、アーティストのクオリティも下がり、観客も盛り上がりに欠けることになるでしょう。そもそも音楽はお金儲けの為のものじゃなくて、大昔からある、衣食住に近い文化であり、芸術です。そこに価値を無理やりつけていますがお金に換算し難い力が沢山、あると思います。

これを読んでくれてる貴方なら、
わかりますよね? 

音楽は悲しいときに寄り添ってくれる、勇気をくれる、ライブはアーティストと観客が一体となって大きなエネルギーを得られる、熱くなれる、これにいくらの値打ちがつけられるのでしょうか。

音楽はほんっっとうに自由で、可能性が無限大だと思うんです。価値がつけきれない部分が多いので音楽ビジネスとはいうものの、結局音楽に無理やりお金をつけてみた、ぐらいの気持ちじゃないと、音楽の自由さが損なわれるのかなぁ思いました。

本当は1時間ぐらい時間をいただいてお話しさせて貰ったんですけど、全部書き出すとえげつない量になるのでこのぐらいにしておきます。

はぁぁ一生の思い出

ビバラ死ぬまでに絶対に行く


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