『伊勢物語』芥川02(古典ノベライズ前編)
(先週 ↓ から続き)
Mの身をS・K(過去参照)が必要なほど小さく縮こまらせる強烈な雷は、やっとおさまり、既定の時間が過ぎて縮こまりは戻り、だんだん夜が明けていったが、屋敷の中を見ればもはやPの姿はない。
悔しさのあまりMは、のこのこと歩くNや、そのNに羽の生えたPや、発砲音の後に一直線に飛んでくるKを次々に踏みつけ自機をひたすらに増やしたけれども、何UPしたところで悲しいものは悲しい。
S・Kか何ぞとPが聞いたとき1機失い死ねばよかった
しかしMと血をわけた兄弟であるLを思い出せば、そんなことはできかねた。
(明日へ続く)
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