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社会人3年目の転職(前編) #転職よもやま話 w/出戻りガツオさん

NAMIです。
この度、転職することが決まりましたー!
8月いっぱい転職活動をしており、9月上旬に内定をいただきました。その転職活動にかんするよもやま話を出戻りガツオさんと対談形式で行ったので、その内容を文章でも残したいと思います。
1時間半語り尽くしたので、前半と後半に分けてお送りします!
※後半は以下

※音声でのデータはこちら


自己紹介

なみ(私)
・社会人3年目。
・新卒でIT未経験の状態でSES企業に入社。今まで運用保守、開発、障害対応、テスト案件(いわゆる下流工程)を練り歩く。
・転職先ではITコンサル職へ。

出戻りガツオさん
・Power PlatformやMicrosoft365の情報発信だったり登壇をしている方。
・今年5月に現在の会社にヘッドハントで入社したが、色々あり転職することに。
・次はITコンサルの道へ。
ガツオさんのnote
ガツオさんのTwitter(X)

そもそもどうして転職を?

テーマ1つめ。

なみ
・ポジティブな理由とネガティブな理由の両方がある。
・ポジティブな理由は以下。
 ⇒SESの業務範囲以外にやりたいことができた。
 ⇒ ITコンサルみたいなことをしたいと思った。
 ⇒将来を見据えてキャリアアップ。
 ⇒自分で勤務環境を選びたかった。
 (SESだとプロジェクトで出社かリモートかなどを決められてしまうため。通勤時間を無くせばもっと勉強や自分のやりたいことができると考えた)
・ネガティブな理由は以下。
 ⇒尊敬していた先輩が辞めていく。
 ⇒給料面の不安。

出戻りガツオさん
・自己紹介にもあるように、色々事情があった。
 (かつ元々人事の経験が長かったが、Power Platformなどの登壇を自らするようになってIT職にチャレンジしたいと思うようになり、IT関連の職種に就くことが目標ではあった)

エージェント選びの基準

テーマ2つめ。

使用したエージェントはそれぞれ以下。
なみ
・友人の紹介のIT特化型エージェント
・LinkedInより連絡が来たA社
・LinkedInより連絡が来たB社

出戻りガツオさん
・doda
・LinkedIn
・Hays Japan
・個人でエージェントをやっている方
連絡をくれた人にはレジュメを渡すという形をとっていたが、5秒に1通LinkedInのメッセージが来る人に出会って凄く怖かった。

LinkedInって実際どう?

なみ
LinkedInにはプロフィール欄に自分のレジュメ/経歴を書くスペースがあるのだが、そこに自分が今までやってきた成果を書いていると、自分って意外と会社に貢献してきたんだなということだったり、自分の成果が可視化でき たので使ってて楽しかった。自己肯定感が上がった。

どうしてLinkedInを使おうと思った?

出戻りガツオさん
もともと人事担当として働いてた経歴が長いので、LinkedInのような採用もできるSNSは基本的になるべく使用することにしていたから(あと自分がMicrosoft信者なのもある…)。
LinkedIn Learningが便利だから。
・ヘッドハントの連絡は、たまに変な人もいるがその中でも好条件の求人案内が来たりするので、活用した方が得だから。

LinkedIn Learningとは?

出戻りガツオさん
LinkedIn Premiumに契約すると使える学習サービス(Udemyと似ている)。
・肌感だと、学べるコンテンツはUdemyの方が多い。
・両者の違いは以下。
 Udemy:自分の好きなコースを購入して学習をする。
 LinkedIn Learning:幅広い学習コースを毎月定額で受けられる。
・個人的にLinkedIn Learningが便利だと思うのは、英語で展開されているAzureやAWS資格などの学習コースが、日本語に翻訳されている状態で見ることができること。

エージェントを使うメリット/デメリット

出戻りガツオさん
デメリット
・エージェントを使うからにはたくさん会社を受けなきゃいけないので、受ける中で面接の日程調整や、(エージェントに勧められる会社を受けることになるため)選択の自由度も低くなるのが少し嫌だが、なかなか断りづらい点。
・時間とエージェントの圧との攻め合いもあるため、ストレスがかかる。

◆メリット
・求職者と会社をマッチングするために存在している職種(業界)なので、エージェントを使った方が確実に採用には結びつく。
・履歴書・職務経歴書の作成はもちろん、キャリアの棚卸(=自分が今までどんな成果をあげてきたかを整理する)でも凄くアドバイスをもらえるので、その点に不安がある方はエージェントを使って損はない。

なみ
◆デメリット
・基本的に複数社エージェントを使用することになるため、各エージェントとのやり取りに疲弊する。

◆メリット
・キャリアの棚卸については出戻りガツオさんに同意。
・エージェントによるが、面接対策を親身になって行ってくれる人や、アドバイスを積極的にしてくださる人もいるので、そういったエージェントに出会うと転職のストレスがかなり減る。

ハッシュタグ「#転職よもやま話」に寄せられたコメント
・LaprasとかWantedlyとかLinkedInで直接応募した方が企業もエージェントにフィー払わずに済むから、そっちの方がよいと思う。

なみが、総合コンサル系で働いている先輩から教えてもらったサイトを紹介

以下のサイト。ここでエージェントの名前を検索して、先に評価を調べておくとよいとおすすめしていただいた。

元採用人事視点で、ナビサイトってどういう印象?

※ナビサイトの説明はこちら
出戻りガツオさん
・広告に力を入れていない(=認知度が低い)会社であれば、ナビサイトに求人情報を載せても会社として魅力的に見えず、集団形成ができずに採用にコミットもできない。
・求人をするにも予算が決まっているのだが、その予算の中で○人採用しなさいというオーダーに対して応えられないということが発生する。
・ナビサイトに求人情報を載せると、とりあえずなんとなくで応募してくるような求職者もいるので、書類を一枚一枚じっくり見る時間も取れないし、そもそも面接に来なかったりもする。
・個人的に、こういった数打ちゃ当たる形式をとっている会社は短期離職に繋がるのではないかと思う。

会社選びの軸

テーマ3つめ。

なみ
・転職前に絶対譲れないポイントを決めて、それに優先順位をつけて会社を探した。例として
 ⇒1番:リモートかハイブリッドかを自分で選べる環境であること。
 ⇒2番:年収○○万以上もらえるということ。
  ※この2つは絶対死守した。
 ⇒3番:その会社で行う仕事内容が、自分のキャリアをステップアップさせるものであることだったり、キャリアのつぶしが効くものであること。
  ※この先自分が急に違うことがやりたくなったとしても、その環境にすんっと入れるように、あまり専門的ではないような職種/会社に絞っていた。

出戻りガツオさん
・自分の場合はIT職になりたいという思いが強くあったので、バックオフィス出身の自分がIT関連のどんな職種/ポジションであれば通りやすいのか、そういった"入り口探し"からスタートした。
 ⇒社内SE、Power Platformの開発職、SES、ITコンサルなど…。
・経歴上そもそも通らないだろうなと思っても幅広くIT職を受けてみて、どこがハマるのか探った。

他に受けている会社・職種を尋ねられた際はどうした?

出戻りガツオさん
会社については聞かれた(恐らく業界の統一性を測られている)。
職種に限っては様々なものを受けてきたが、職種についての深堀はなかった。
もしあった場合は、バックオフィスの経験が長いのでITについて分かっていない部分があり、自分なりに研究してるけども実際の声も聞きたいのでちょっとお時間いただいて面接を受けているという話で言うと、そこまでネガティブな印象は与えないはずなので、そういった伝え方でやってみようと思っていた。

ガツオさんは登壇の経験が多いが、そこは面接時に評価された?

出戻りガツオさん
登壇経験があるのは結構陽キャって見られる(笑)
経験自体は行動力がある部分として前向きに評価される。
しかしそれ以上に資格を取得していたり、どういうマインドセットを持っているかという方が共感していただけたと思う。
例えば、実際にバックオフィスの中でどういった課題感を感じていて、今後どうあるべきなのかというところの考え方と、自分はどう価値を出していきたいというところを伝えて、共感していただけるところに最終的に縁はあったかなと思う。

なみはどういった属性の企業を受けていた?

なみ
最初の時点で希望職種を考えた結果ITコンサル一択でというタイプだったので、今まで下流しかやったことがないけれど、この経験でも雇ってくれる企業をずっと見ていた。
体感で、書類通過率高かったのはベンチャー。

そもそもどうしてITコンサルになろうと?

なみ
色々な要素が絡み合っている。
元々、以下リンクのイベント、"キャリア迷子からの質問大会"を経て、いずれはソリューションアーキテクトになりたいと思っていた。
そんな思いを抱いていた矢先、新しく配属された現場で現場工数削減の提案活動を複数回行う機会があり、"SESとして与えられた仕事をこなす以外に、もっと自分からお客様に働きかけて仕事をしてみたい"という気持ちが強くなった。
エージェントに相談したところ、ソリューションアーキテクトとITコンサルは仕事内容が似ているが、ソリューションアーキテクトの方が技術知識を求められると聞き、技術の勉強は一人でやろうと思えばできるが、顧客折衝経験は一人では積めないので、ITコンサルになって着実に経験を積もうと決意した。


後半へ続く…


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