Vol.163 イトーヨーカドーで服を買うおばさん

イトーヨーカドーで服を買うおばさんにだけはなるまい。

若い頃はそう思っていた。

しかし遂にイトーヨーカドーで服を買ってしまった。これは避けられない宿命さだめなのか。


学生時代は「HYSTERIC GLAMOUR」をこよなく愛し、社会に出てからもハイブランド+「ZARA」「フォーエバー21」「H&M」などのファストファッションをMIX、東京OLスタイルを謳歌していた私は何処に???

もはや、それらの洋服は私のBodyを包み込むだけの生地を有さないだろう



おばさんになってイトーヨーカドーへ行くと目線が変わる。自分でも着れそうな服が沢山あるのだ。若い頃は馬鹿にし一瞥いちべつもくれなかった服たち。いわゆるミセス向けファッションだ。サイズだけでなくデザインすら何故か自分にマッチしそうな気がする。

そしてイトーヨーカドーにはそんなおばさんが沢山いる。名付けて「歩くイトーヨーカドー」。
もはや顔がイトーヨーカドーになっている。


イトーヨーカドーが人をおばさんにするのか。
おばさんがイトーヨーカドーを作り上げるのか。

・・・私には分からない。





【黒歴史1枚公開】
大学時代、アルバイト代を貯めて買ったヒスのジャケット。確か6万くらいした。これで地下鉄東西線に乗っていたから若さってすごい。
だいぶ断捨離したがこれだけは愛着があり過ぎて捨てられずにいる。どうしたものか…

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【猫ムスメより】
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