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ナマポ貴族(生活保護)のススメ全記事

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#ワーキングプア

質問回答(2024/01/03)

質問回答(2024/01/03)

X(旧Twitter)にて、とあるアカウントとやり取りをする中で以下のような趣旨の主張をされた。

正直に言って、

「よくもここまで間違いに間違いを重ねられたものだな」

という感想しかない。

笑ってスルーしてしまおうかと一瞬考えたが、このように妄想と偏見で生活保護制度に誤った認識を持つ人々がいることは問題であり、間違いを正していくべきだろうと考え直した。

どこがどう間違っているか、以下に詳

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「ワーキングプアを拒否して生活保護で暮らすこと」が社会貢献になる理由

「ワーキングプアを拒否して生活保護で暮らすこと」が社会貢献になる理由

このnoteや私のX(旧Twitter)アカウントでは、

「生活保護と大差ない給料で働くことは社会悪である」
「ワーキングプアを拒否して生活保護で暮らすことは社会貢献になる」

という話を繰り返し発信してきた。

しかし、振り返ってみるとその理由について詳細に解説したことはこれまでなかった。

そんな中、Xでの活動において「働けるのに生活保護を受ける人が増えると保護費は引き下げられていく」という

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FIREとは「怠惰なのにプライドだけは高い愚か者」が落ちる地獄

FIREとは「怠惰なのにプライドだけは高い愚か者」が落ちる地獄

9割の日本人にとって「FIRE」は不可能給料は上がらないのに増え続ける税・社会保険料。今の日本社会は就活でホワイト高給大企業に就職できなかった人が「FIRE(経済的自由を達成して早期リタイア)」できる未来なんてなかなか思い描けない状況だ。

しかし、実は少しの行動で全ての日本人は今すぐFIREできる。それは、「生活保護を受けること」だ。

一般的にFIREとは、「年間生活費の25倍の資産を年利4%

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「働かない」という社会貢献

「働かない」という社会貢献

「社会貢献」というと、会社員なりボランティアなり、何らかの形で「働くこと」と考える人が多いだろう。

しかし、僕は「働かない」というのも一種の社会貢献であると考えている。

「働かなくても暮らせる」は特権階級そもそも「働かない」という選択ができるのは、「働かなくても暮らしていけるお金がある人」だけだ。ここでいう「働かなくても暮らしていけるお金」は人それぞれで、実家暮らしで親の収入で暮らすとか、親が

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ストライキが無理なら生活保護受給でワーキングプアを拒否しよう

ストライキが無理なら生活保護受給でワーキングプアを拒否しよう

「ストライキが行われている」というニュースを全くと言っていいほど聞かなくなった日本。

「賃金が上がらないのはお前が低スキルだから」
「文句があるならスキルアップして転職しろ」

という経営者や富裕層のポジショントークに感化される人が増えた今、ストライキは「努力をせず駄々をこねて賃上げを狙うダサい行為」に成り下がってしまったのかもしれない。

そんな今の日本で低賃金に対抗するための有効な手段は、「

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ハローワーク廃止論〜低スキル労働者とブラック企業のマッチングは社会悪である〜

ハローワーク廃止論〜低スキル労働者とブラック企業のマッチングは社会悪である〜

こんな言い方をしたら福祉関係の仕事をしている人たちに怒られるかもしれないが、ハローワークなんて施設は無くなった方が社会のためだと僕は考えている

理由は、ハローワークは低スキル労働者とブラック企業をマッチングする場に成り果てており、もはや社会悪だからだ。

ハローワークの実態そもそもハローワーク(公共職業安定所)とは、

「民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援

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「社会保障は弱者のため」という大いなる勘違い

「社会保障は弱者のため」という大いなる勘違い

「社会保障」という言葉に、「弱者を税金で食わせてやる」くらいのイメージを持っている人は少なくないだろう。

そのため、社会保障で生きる人たちが豊かな生活をすることへの怒りや反発が根強く存在し、かつては「生活保護受給者にクーラーは必要ない」とされたり、最近でも「生活保護受給者に車の所有を認めるべきか?」がネットで話題になったりしている。

しかし、「社会保障は弱者のため」という考えは大いなる勘違いで

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「働きたくないから生活保護」が社会貢献になる理由

「働きたくないから生活保護」が社会貢献になる理由

このアカウントでは「ワーキングプアを拒否して生活保護で暮らそう」ということを書いているわけだが、単に「働きたくない」という理由で生活保護を受給することも推奨している。

その理由は、「働きたくないから生活保護」という生き方が一種の社会貢献になっているからだ。

その理由について書いていく。

「働きたくないから生活保護」が社会貢献である理由「資本主義社会の本質」から考える貢献

「資本主義社会の本

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「生活保護受給者になると結婚できないのでは?」が”余計な心配”である理由

「生活保護受給者になると結婚できないのでは?」が”余計な心配”である理由

「ワーキングプアを拒否して生活保護を受給しよう」と言われても、

「それでは結婚すらできないじゃん」

という不安を持つ人がいるだろう。しかし、そんな心配は不要である理由を書いてみたいと思う。

Q.生活保護受給者になったら結婚できないのでは?A.「人による」としか言いようがない。

さらに言えば、生活保護を検討するような経済状況にいる時点で、あなたが結婚できる確率なんて10%以下なのが現実だ。

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「生活保護の完全現物支給化」が絶対に実現しない理由

「生活保護の完全現物支給化」が絶対に実現しない理由

「生活保護を現物支給にするべき!」

という意見をネットではよく見かけるが、それは賢い意見とは言い難い。

彼らいわく、

「生活保護費で酒やたばこを買ったりパチンコをしてたりするのが許せない!ムカつく!」

という理由のようだが、感情が先行しているだけで「現物支給にすると何が起きるか?」「なぜ今は現金で支給されているのか?」という点に考えが至っていない。

政治や行政だって現物支給の検討くらいし

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「働けるのに生活保護で暮らす人」は不正受給なのか?

「働けるのに生活保護で暮らす人」は不正受給なのか?

「ワーキングプアを拒否して生活保護を受けよう」

と、このアカウントでは勧めているわけだが、

「”働けるのに働かない生活保護受給者”は不正受給なのではないか?」

と思う人もいるだろう。

この記事では、

Q.「心身が健康なのに働いていない人」は生活保護を受けられるのか?
Q.「働けるのに働こうとしない生活保護受給者」は不正受給ではないか?

という2つの質問に答える形でその疑問を解消していく

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生活保護の申請は役所に行かずに郵送しよう

生活保護の申請は役所に行かずに郵送しよう

生活保護を受給したいと考えているものの、いざ役所に行って申請を断られたり、水際作戦で嫌がらせをされたりすることを心配する人もいるだろう。

そんな人たちのために、役所に行かずに郵送で生活保護の申請をする方法を解説したいと思う。

そもそも水際作戦とは?生活保護における「水際作戦」とは、申請しに来た市民に対し、

「ハローワークで仕事を見つけられないか?」
「扶養してくれる家族がいるのではないか?」

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