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2021年11月の記事一覧
今日の1枚はこれ! 冨田勲 『惑星』(1976)
冨田 勲は、日本のシンセサイザー・アーティスト。
もともと作曲家で、映像作品の音楽を数多く担当していた。それでは飽き足らず、様々な音楽の可能性を追求。その後1969年に電子楽器モーグ・シンセサイザーに出会う。1971年秋頃、モーグIII-Pを日本で初めて個人輸入。それから自宅スタジオでシンセサイザーを演奏・多重録音することが、活動の中心となっていった。
冨田は、自宅にマルチトラックレコーダーを備
今日の1枚はこれ! ピーター・ゲイブリエル『So』(1986)
ピーター・ゲイブリエルは、イングランド出身のミュージシャン。世界的プログレッシブ・ロック・バンド「ジェネシス」の初代ボーカリスト。ジェネシス時代では、ライブでの奇抜な衣装やメイクなどで注目を集めていた。ぼくは、その時代を知らない。ピーガブは、1975年にジェネシスを脱退、ソロ活動を行う。このアルバムからシングルカットされた「スレッジハンマー」のストップモーションアニメーションを駆使したPVが、MT
もっとみる今日の1枚はこれ! 村下孝蔵 /『初恋〜浅き夢みし〜』(1983)
村下孝蔵は、熊本県出身のシンガーソングライター。もとはベンチャーズに憧れを持ち、エレキギターやバンドサウンドがやりたかった人だったらしい。青春時代を広島で過ごし、その頃の広島の音楽シーンがフォークソング全盛だったため、アコースティックギターで歌うようになった。しかし皮肉にもデビューを迎える1980年にはシティポップが流行しており、フォーク路線の村下孝蔵は、デビュー自体かなり危ぶまれたという話がある
もっとみる今日の1枚はこれ! シック/『エレガンスシック』(1978)
シック(Chic)は、1977年にデビューしたアメリカのバンド。中心メンバーはギターのナイル・ロジャースとベースのバーナード・エドワーズ。それに女性ボーカルとドラムいうメンバー構成。1970年代後半のディスコ・ブームを牽引したアーティスト。
シックの中心メンバーであるナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズは、もともとはジャズ畑のミュージシャンだったが、シックを結成し1977年デビューする。女