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「泣いて歩いて、生きる」
寝床から起きて
いつもの朝
暑いだとか寒いだとか
雨が降ってるだとか
やれやれやれやれと
つぶやきながら
ため息の渦が
体を包む
泣いて泣いて
嗄れるまで泣いて
歩いて歩いて
止まるまで歩く
夜が明けて朝を迎えて
また夜が来る
生きて生きて
死ぬまで生きる
つまらない物を
口にして
恐怖と惰性の支配から
逃れられない
ニャンコがニャーと鳴いて
カラスがカーと鳴いて
オレはいつでも
謝って
『そう思うんだろう』
想像力のないやつは
嫌い
想像力がなくて
思いやりのない奴はもっと
嫌い
想像力がなくて思いやりがなくて
自分勝手な奴は
消えればいい
そうだろ
キミもそう
思うだろ
ボクは
想像力がない
思いやりなんて
どこかに忘れてしまった
自分勝手な
ことばかり
またあの人に
意地悪した
本当にキレイなものって
少し汚れているのかも
知れない
本当に醜いものは
変に輝いている
のだろう
そう
「ニュー・ノーマル」
最後に人を殴ったのは、
いったい、いつの頃だろう
心の中では、あいつもあいつも
30回は倒している
マスクの下の表情を
悟られないようにうまくやって
気になるあの子の素顔を知って
いたたまれない
気持ちでいるんだ
ニュー・ノーマル
ニュー・ノーマル
最初に考えついたのは、
いったい、いつの頃だろう
夢の中では、あれもそれも
全て終わって満足している
子供が言ったんだ「