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はじめての海外一人旅、ロンドン①

 そういえば、前にも一度人生に立ち止まったことがあった。当時の私は、女29歳、仕事は一通りできるようになり、ある程度、責任のあることも任され…

 でも、周囲は結婚、出産、マイホーム…世の中の当たり前ができない自分が嫌いになって。じゃあ、どうしたら自分が好きになれる?もっと仕事で成果を出す?今の自分には何が足りないの?

 出した答えが、イギリスに短期の語学留学&ホームステイ。仕事は長く休めないから、短期も短期、たったの1週間だけど。

 学生の頃、浪人して大学に入ったから1年だって同級生に遅れちゃいけない、部活動のマネージャーしてたから休んだら迷惑がかかる、当時の彼に、留学したら別れるって言われた…と、まぁ、どう思われるか気にしまくって、結局行かなかったことを思い出した。

 仕事で英語が必須な訳ではないけれど、中学校から勉強は好きだったし、社会人になってからも、習い事として英会話を続けていたから、その延長っていうのもあり。

 一人で行きます!そんな自分かっこいい!すごいでしょ!って気持ちも、あったのかな。かわいいな、自分(笑)

 そんなこんなで、2013年12月、クリスマスを迎えるイギリスはロンドンにへ。

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 地元の空港から、仁川経由、ヒースロー空港について、お迎えのタクシーの運転手に1時間遅れでやっと出会い、荷物を運んでもらってタクシーへ。「空港周りはいつも混んでんだよ。」って話してくれたけど、待ってる間は、もう日本には帰れない!!くらいの恐怖だったな(笑)

 さて、タクシーぶっとばされ、ホームステイ先につくと、ウーピー・ゴールドバーグみたいなホストマザーが出迎えてくれた。「よく来たね。お腹すいてない?スープがあるわよ。」

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 これこれ、謎のスープ。材料はきっと、野菜と魚と水。魚料理が得意な日本人からすると、こりゃないぜ!って感じ(笑)「どうしたの?お腹空いてないの?長旅だったでしょ。元気になるわよ。」なんて言われると、食べないわけにもいかず。野菜と水部分だけは、なんとかいただきましたわよ。これ、絶対に一生忘れない。作ってくれてありがとう、ホストマザー♡

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 このホストマザー、ルーツがジャマイカにあるらしく、このキッチンでイギリス料理やら、ジャマイカ料理を作ってくれました。

 ロンドン着が夜8時ごろ、スープを食べ終えるとすでに夜中近く。さぁ、明日から念願のロンドン滞在が始まる!!


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