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2019年 89冊目『MaaS』

中尾塾の方が紹介してくれたので手に取りました。

前の会社はトヨタとソフトバンクの提携のある部分を担っていました。

私自身はそのプロジェクトに関与していませんでした(私は管理部門を管掌)が、アウトラインは理解しているつもりでした。

そうだとしても全体像が分かる良い本だと思いました。

新しい分野を勉強する際に10冊本を読むと良いと思っています。

その際に最初の3冊の本選ぶが重要です。

全体像が分かる本、歴史が分かる本、未来が分かる本を選ぶことが重要です。

この本は、全体像と歴史と未来の一部が分かる本だという位置づけですね。

MaaS (Mobility as a Service)を理解する際の1冊です。

フィンランド初のMaaSグローバルの話から始まります。

日本における兆しにも触れてあります。

キープレーヤーとして

自動車メーカ(トヨタ、ダイムラー、VW)

鉄道(ドイツ、JR東日本、小田急、ケオリス)

配車(Uber,Lift,滴滴出行)

自治体(ロサンゼルス)

通信(ソフトバンク、ドコモ)

ナビゲーション(Google,SkedGo,Here,日本の兆し)

などが載っています。

巻末にMaaSカオスマップも載っていて全体像が分かりやすいです。

MaaS実現したら便利ですよね。

A地点からB地点に行く際に様々な交通手段を統合して検索ができる。

全て事前決済ができる。

サブスクで使い放題だったりする。

待ち時間5分以内だった李する。

1日(当時の考え方だと)5ドルくらいで全部使える。

これだと自家用車で駐車場を探すのを比べると早く行ける。

ちなみに歩行や自転車、キックボードなんかも組合わせられる。

当然エネルギーの負担も少ない。

旅行者にとっては最高ですね

いくつかの世界の街では実験が始まっています

日本だとスイカがそこそこ便利なのでニーズが小さいんでしょうね

京急がやっている三崎マグロきっぷの更に便利晩のイメージですね。



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