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読書感想 メンタル脳

療養中に読み終えた本。

「メンタル脳」

アンデシュ・ハンセン

スマホ脳や運動脳の作者として知られるアンデシュ・ハンセンの最新刊。

私たちのメンタルや脳がいかに現代社会に適応できていないか、そして、どうしたら不安などのメンタル不調を解消できるのか?について解説している。

わたしが記憶に残ったのは「妊婦さんがつわりになってメンタルダウンするのは生存戦略として当たり前のこと」だということ。

つわりでメンタルダウンして人と会いたくなくなるのは人との接触を減らし、感染症を防ぎ、母体と胎児を守るために何万年も前から続く合理的な反応なのだ。

他にもつらい経験が何度も繰り返しフラッシュバックするのは脳があなたを守るために行う防衛反応だという話などが興味深かった。

さらに、そういったメンタル的なトラウマやメンタルダウンはどうしたら防ぐことや治すことができるのか?この点も非常にわかりやすく述べられている。

この本で述べられている予防と解消法は「運動」「薬」「セラピー」をバランスよく組み合わせること。

特に運動は基本的にデメリットがないので積極的に日常生活に取り入れるといい。

わたしは先日右顔面を怪我してからあまり運動ができていない。

そのため少しメンタルが不調になりかかっている。

怪我が良くなったら、青空の下で身体を動かしたい。

まだ、療養期間なので読書をモリモリ行おう!

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