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夏休みに思うこと

子供たちはそろそろ夏休みですかね。
勉強や習い事の練習ももちろん大切ですが、興味をもったこと、好きなことをメーターが振り切れるまで楽しんで欲しいと思います。

書きたいものがない作家、
弾きたいものがない音楽家、
描きたいものがない画家、
演じたいものがない役者...

そんなことになったらプロはもちろん、語弊があるかも知れませんがアマチュアとも言えなくなってしまわないでしょうか?

日々印象に残ったことも、意図しないところでその人のイメージするもの、感じる質感につながります。

前は僕もわからなかったですが、ヴァイオリンをずっと教えてきて、やっぱりそうだ、と思います。

そういうことをひと通りさせてくれるのは義務教育ですが、そこで引っかかるものがあればどんどん自分で掘って行って欲しいですね。

その人がどう弾きたいか、はその人にしか分からない。
教えられない。
寄り添ってあげることと、待つことしかできない。
僕たち楽器の先生というのは、あくまでガイドさんに過ぎない。


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