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サッカーパフォーマンス

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サッカーパフォーマンスについて生理学的、解剖学的に記事にしています。
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#アジリティ

サッカーにおけるアジリティ能力と有酸素性能力(サッカー選手は、1秒を争う試合の重要な局面で方向転換を2~4秒に1回行い、試合中に合計1,200~1,400回も方向転換をおこなっている)

サッカーにおけるアジリティ能力と有酸素性能力(サッカー選手は、1秒を争う試合の重要な局面で方向転換を2~4秒に1回行い、試合中に合計1,200~1,400回も方向転換をおこなっている)

アジリティ能力サッカー選手は、方向転換を2~4秒に1回行い、試合中に合計1,200~1,400回も方向転換をします。

俊敏な動作は、1秒を争う試合の重要な局面で起こり、試合の結果を左右する大きな違いを生みます。

様々な幅広いスポーツから男女の上級アスリートについて調査すると、彼らは視覚的な探査能力に優れていること、そして、素早く正確に反応することが示されています。

早いペースで様々な運動を生

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アジリティの定義とトレーニング方法(アジリティを単純に定義すれば、方向転換になり、また、敏捷性はコントロールされた減速力といえる)

アジリティの定義とトレーニング方法(アジリティを単純に定義すれば、方向転換になり、また、敏捷性はコントロールされた減速力といえる)

アジリティの定義 アジリティを単純に定義すれば、方向転換になり、また、敏捷性はコントロールされた減速力といえます。

アジリティを向上させるためには、加速力と減速力を高め、さらに方向転換の能力を向上させることが必要になります。

加速力を向上させても、減速力を向上させるための努力を怠っているトレーニングが非常に多くこれは大きな間違いとされています。

体重が重くても動きの素早いアスリ

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クイックネスと反応スピード向上と感覚刺激(視覚は見たものを直接認識するのではなく、形の検出、適合、形の情報、動きの情報の結合など様々な処理を行ってから初めて認識される)

クイックネスと反応スピード向上と感覚刺激(視覚は見たものを直接認識するのではなく、形の検出、適合、形の情報、動きの情報の結合など様々な処理を行ってから初めて認識される)

クイックネスの定義とメカニズムクイックネスとはあらゆる方向への身体移動を瞬間的に行う能力になります。

最大スピード時においてはスタート局面であり、アジリティ動作での切り換えの局面になります。

また、各部位の素早い動き、球技スポーツにおける投球動作、蹴動作、フェイク動作など対人スポーツにおけるパンチやキック動作もクイックネスの動きになります。

クイックネスの限定因子はパワー、可動性(各関節部位

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