先日、久しぶりに次男と一緒にメンタルクリニックに行くことができた。
(ここしばらく、次男の調子が悪く、私だけが通院してお薬をもらってきていた)
そこでの、先生と次男の会話のひとつ。
先生「夜、眠れない感じ? それとも、寝たくない感じ?」
次男「寝たくない感じです」
次男はずっと前から「夜、寝るのがもったいない」と言っていて、その気持ち、わかるなぁって思ってた。
みんなが寝静まったあと、自分の好きなことを好きなだけできる、とても静かで穏やかな時間。
私も、障害がある長男の子育てを、ほぼワンオペで頑張っていたとき、自分の時間なんてこれっぽっちもなくて、みんなが寝静まった夜中に、ネットの友達とチャットしたり、絵を描いたりして過ごした時期があった。
あの頃はまだ若かったので、ある程度夜更かししたり徹夜しても、なんてことなかった。今はとてもできないけれど。
睡眠と引き換えに手に入れた、私にとって、とても大切な時間だった。
今のクリニックの先生を信頼しているのは、無理に次男の昼夜逆転を治そうとしたりせず、(睡眠のことだけでなく)次男の気持ちをきちんと受け止めてくれるから。次男の気持ちを大切にしてくれながら、治療方法を考えてくれる。
次男の睡眠はだいぶ乱れていて、良い感じのリズムのときもあれば、長時間寝てしまったり、昼夜逆転や、お昼すぎに起きてくることもある。
「夜は静かで過ごしやすいんだよね。わかるよ」って先生は優しく言って、その上で、そういうリズムを少しずつ整えていけたらいいね。って。
今はそうやって好きなことをできる時間があることの方が大切だからねって。
もちろん、規則正しい生活が体にもメンタルにも良いことは知っているけれど、今の次男にはとても難しい。それよりも、楽しく穏やかに過ごせることの方が大事。
今日、X(Twitter)に流れてきたポストにとても共感しました。
上記ポスト、長くて途中までしか見えないので、全文転載します。
”自分の心に優しくしている時間”
そのとおりだと思う。
私も次男との雑談の中で、大切な時間だね、と伝えた。
夜更かしは悪いこと、と自分を責めたり、誰かに言われて辛い思いをしている人に届きますように。