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映画「四月になれば彼女は」公開記念⭐️天才ヒットメーカー・川村元気氏の映画10選!✨

この記事をご覧くださり、誠にありがとうございます。

今日は映画からの学びを深める回です。

皆さんは、「川村元気」という方をご存知でしょうか?

映画をよくご覧になる方、もしくは、映画の原作小説などをお読みになる方からすれば、この川村元気と言う方の名前は、全国的に轟いていると思います。

「君の名は。」のプロデュースなどで知られるヒットメーカー川村元気氏。

川村氏の担当する作品は実に多彩で、45歳という若さながら、日本映画界・日本文学界に大きな影響を与えている天才的存在だと思います。

今回は、映画界・文学界で大注目されている川村元気氏と、彼の最新作、および関連した10作品について、取り上げてみたいと思います♪



「四月になれば彼女は」

現在、川村元気原作の映画「四月になれば彼女は」が全国公開中です。

原作は45万部突破の同名ベストセラー人気小説「四月になれば彼女は」(川村元気著/文春文庫刊)。

10年にわたる愛と別れを、壮大なスケールで描きます。



【主なストーリー】


「あのときのわたしには、自分よりも大切なひとがいた。それが、永遠に続くものだと信じていた」

四月。精神科医の藤代俊(佐藤健)のもとに、元恋人・伊予田春(森七菜)からの手紙が届く。

“天空の鏡”といわれるウユニ塩湖から届いたその手紙には、十年前の初恋の記憶が書かれていた。

時を同じくして藤代は、婚約者の坂本弥生(長澤まさみ)と結婚の準備を進めていた。

ところが弥生が突然、姿を消してしまう。


「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」

その謎かけだけを残して、弥生はどこへ消えたのか?
春はなぜ、手紙を書いてきたのか?

ふたつの謎は、やがて繋がっていく。

「あれほど永遠だと思っていた愛や恋も、なぜ消えていってしまったのだろう」

現在と過去。
日本と海外。

それぞれが交錯しながら、愛する人を探し求める”四月”が始まる。


監督:山田智和
脚本:木戸雄一郎・山田智和・川村元気
撮影:今村圭佑
音楽:小林武史
出演:佐藤健 長澤まさみ 森七菜 仲野太賀 中島歩 河合優実 ともさかりえ 竹野内豊




タイトルの「四月になれば彼女は」は、サイモン&ガーファンクルの同名楽曲「April Come She Will(邦題:4月になれば彼女は)からインスパイアされたものだと思われます。


原作の中でも、この曲が登場人物の1人によって歌われ、物語に効果的に使われています。

映画では、主人公や登場人物の現在や過去が回想形式で語られていきます。

時折登場する世界の美しい景色なども必見とのこと。

大人の恋愛、心の潤いに、映画「四月になれば彼女は」はいかがでしょうか?



川村元気氏とは?

川村元気氏は、映画プロデューサー、小説家、脚本家、映画監督、絵本作家など多方面に活躍するヒットメーカー。

東宝株式会社映画企画部副所属。

以下、簡単に略歴を載せておきましょう。

2005年、26歳で映画『電車男』を企画・プロデュースし、37億円の興行収入を記録。

2010年、映画『告白』『悪人』を企画・プロデュース
『告白』は38億円の興行収入を記録し、日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか、米アカデミー賞外国語映画賞日本代表に選出される。


2011年、映画『モテキ』を企画・プロデュースして22.2億円の興行収入を記録。

2012年、初小説『世界から猫が消えたなら』で作家デビュー。2016年に映画化され、140万部を突破。

2016年、『君の名は。』『怒り』『何者』を企画・プロデュース

『君の名は。』は観客動員1900万人、興行収入250億円を超える大ヒット映画となる。
中国、韓国、台湾等では、歴代日本映画のなかで最高興行収入を記録。
第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞 長編アニメーション賞、第49回シッチェス・カタロニア映画祭 アニメーション部門 最優秀長編作品賞などを受賞し、世界的に評価された。

2018年、映画『ドラえもん のび太の宝島』の脚本を担当し、脚本家デビュー。
それまでのシリーズ最高興収である53.7億円となった。

2019年、『天気の子』を企画・プロデュース

2020年、ドラえもん50周年記念作品・映画『ドラえもん のび太の新恐竜』の脚本を担当

2021年、『竜とそばかすの姫』をプロデュース

2022年、映画『百花』で原作・脚本、初監督を務める。
本作は、第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞。

2022年、映画『すずめの戸締まり』を企画・プロデュース
興行収入147億円を記録。ベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出。

2023年、映画『怪物』を企画・プロデュース。第76回カンヌ国際映画祭にて、脚本賞とクィアパルム賞を受賞。



川村元気氏のおすすめ作品10選を紹介!

川村元気氏は、原作小説・企画・プロデュース・脚本までこなす、超多才のマルチクリエイター。

はっきりいって、日本映画界の誇る天才の一人だと思っています!

これまでの川村元気氏が携わった作品の中から、おすすめの作品を一挙にご紹介します。



『悪人』|企画・プロデュース(2010)

〈あらすじ〉
芥川賞作家・吉田修一の同名原作を妻夫木聡&深津絵里主演で映画化。
長崎の小さな漁村に住む祐一(妻夫木)は、出会い系サイトを通じて佐賀在住の光代(深津)と出会う。関係を深める2人だったが、実は祐一は、世間を騒がせた福岡の女性殺人事件の犯人だった……。


『君の名は。』|企画・プロデュース(2016)

〈あらすじ〉

高校生の宮水三葉(声・上白石萌音)はある日、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。田舎の小さな町に窮屈さを感じ、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧(声・神木隆之介)も、見たこともない山奥の町で、自分が女子高生になっている夢を見ていた。お互いの心と身体が入れ替わる現象が続き、その存在を知ることになる瀧と三葉だったが、やがて彼らは意外な真実を知る。



『世界から猫が消えたなら』|原作(2016)

〈あらすじ〉

川村元気による同名ベストセラー小説を、佐藤健&宮崎あおい共演で実写映画化。
脳腫瘍で余命わずかと宣告された30歳の郵便配達員の青年(佐藤健)の前に、青年とそっくりな悪魔が姿を現わす。悪魔は青年に、大切なものと引き換えに1日の命をくれるという。青年は余命を1日伸ばすために、電話や映画、時計など大切にしてきたものを次々と失っていく。その中で、元恋人と再会を果たして思い出に浸ったり、親友や疎遠になった父の思いを知ったり、亡き母が残した手紙に触れていく。青年は、人生最後の日、ある決断を下す。



『怒り』|企画・プロデュース(2016)

吉田修一の原作を映画化した群像ミステリードラマ。

東京・八王子で起こった残忍な殺人事件。犯人は現場に「怒」という血文字を残し、顔を整形してどこかへ逃亡。
1年後、千葉の漁港で暮らす洋平と娘の愛子の前に田代という青年が現れ、東京で大手企業に勤める優馬は街で直人という青年と知り合い、親の事情で沖縄に転校してきた女子高生・泉は、無人島で田中という男と遭遇するが……。
犯人未逮捕の殺人事件から1年後、千葉、東京、沖縄という3つの場所に、それぞれ前歴不詳の男が現れたことから巻き起こるドラマを豪華俳優陣で描いた。



『天気の子』|企画・プロデュース(2019)

「君の名は。」で歴史的な大ヒットを記録した新海誠監督の次回作。
天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション。
離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高(声・醍醐虎汰朗)。生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てに、怪しげなオカルト雑誌のライターの仕事につく。連日雨が振り続ける中、帆高は都会の片隅で陽菜(声・森七菜)という少女に出会う。
ある事情から小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、「祈る」ことで空を晴れにできる不思議な能力があり……。



『竜とそばかすの姫』|プロデューサー(2021)

〈あらすじ〉
「サマーウォーズ」「未来のミライ」の細田守監督が、超巨大インターネット空間の仮想世界を舞台に少女の成長を描いた長編アニメーション。
高知県の自然豊かな田舎町に住む女子高生すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父との2人暮らし。母と一緒に歌うことが好きだった彼女は、母の死をきっかけに歌うことができなくなり、現実世界に心を閉ざす。
ある日、友人に誘われたすずは、「べる」というアバターで、世界50億人以上が集う仮想世界「U(ユー)」に参加することになる。
仮想世界では自然と歌うことができ、自作の歌を披露するうちにベルは世界中から注目される存在となっていく。
そんな彼女の前に、 「U」の世界で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れる。



『ドラえもん のびたの新恐竜』|脚本(2020)

〈あらすじ〉
ある時、恐竜博の化石発掘体験で化石を見つけたのび太は、恐竜の卵ではないかと思い、ドラえもんのひみつ道具「タイムふろしき」で化石を元の状態に戻す。
するとそこから、新種の双子の恐竜が生まれる。2匹をキューとミューと命名し、育てるのび太だったが、やがて限界がきてしまい、2匹を元の時代に返すことにする。
ドラえもんや仲間たちと6600万年前の世界へと旅立ったのび太は、謎の島にたどり着き……。



『百花』|原作・脚本・監督(2022)

レコード会社に勤める青年・葛西泉(菅田将暉)と、ピアノ教室を営む母・百合子(原田美枝子)。
過去に百合子が起こしたある事件により、親子の間には埋まらない溝が生じていた。ある日、百合子が認知症を発症する。記憶が失われていくスピードは徐々に加速し、泉の妻・香織の名前さえも分からなくなってしまう。それでも泉は、これまでの親子の時間を取り戻すかのように献身的に母を支え続ける。そんなある日、泉は百合子の部屋で1冊のノートを発見する。そこには、泉が決して忘れることのできない事件の真相がつづられていた。



『すずめの戸締り』|企画・プロデュース(2022)

〈あらすじ〉
「君の名は。」「天気の子」の新海誠監督の最新作。
日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる「扉」を閉める旅に出た少女の冒険と成長を描いた長編アニメーション。
九州で暮らす17歳の岩戸鈴芽(すずめ)は、扉を探しているという旅の青年・宗像草太と出会う。
彼の後を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、古びた扉を見つける。
扉の向こう側からは災いがやってくるため、草太とともに、扉を閉める役割を担うことに。
やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。困難に見舞われながらも前へと進むすずめだったが……。



『怪物』|企画・プロデュース(2023)

〈あらすじ〉
大きな湖のある郊外の町。息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、無邪気な子どもたちが平和な日々を送っている。
ある日、学校でケンカが起きる。一見、よくある子ども同士のケンカに見えたが、当人たちの主張は食い違い、次第に社会やメディアをも巻き込んだ大事へと発展していく。
そしてある嵐の朝、子どもたちがこつ然と姿を消してしまい――。
「怪物」とは何か。登場人物それぞれの視線を通した「怪物」探しの結末が描かれる。



〈まとめ〉

いかがでしたでしょうか?

本日ご紹介した内容まとめはコチラ。


映画というものは観る人によって解釈が様々ですし、賛否両論の作品も出てくるものです。

その中で、これだけ多彩なラインナップを持つ川村元気氏は、やはり一種の天才性を持った方だろうな、と感じています。
皆さんのお気に入りの川村元気作品があれば幸いです!

最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌸



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