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なかどまりの人 ことばで出会う旅

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北津軽にある小さい町には日本海と田園に囲まれた美しい風景があります。この町の一番の魅力はこの美しい風景を支えるあたたかくてユニークな町民。遠い中泊町に簡単には来れないけど言葉を通…
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#宮越家

町の歌って踊って喋れる女王 加藤則子さん

町の歌って踊って喋れる女王 加藤則子さん

加藤則子さんは「なにもささ」保存会、中泊町陸上協議会、宮越家ボランティアガイド、地元の演歌歌手など多岐にわたって活躍されています。

そんな活動的な加藤さんは地元の人に「歌って踊って喋れる女王」というあだ名までつけられているそうです。

今回は津軽中里駅の中にある駅ナカ賑わい空間にて加藤則子さんにインタビューしました。

水のきれいな所——加藤さんは中里生まれ中里育ちですか。

宮越家の近くの尾別

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「なんもねぇ町」にも誇れるものを 宮越寛さん

「なんもねぇ町」にも誇れるものを 宮越寛さん

中里から車で10分ほど離れた場所には小川三知のステンドグラスが残る離れ「詩夢庵」があります。

大正9年宮越家9代当主正治がイハ夫人33歳の誕生のために建立したと伝えられます。大正浪漫あふれる空間は夫妻が詩歌を詠む場所として「詩夢庵」と命名されました。

今回は12代目宮越家当主であり、宮越商店を営む宮越寛さんにインタビューさせていただきました。

こっちの人は対等なんですよ
――宮越寛さんの生い

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「ありがたいね」が口癖の福助女将 小野美智子さん

「ありがたいね」が口癖の福助女将 小野美智子さん

津軽中里駅から歩いて約5分

駅から派立通りを歩いて左の小道にまがったところにある落ち着いた雰囲気の建物が福助旅館です。

「なかどまりの人たち」第2回目は旅館福助の食堂で女将の小野美智子さんにインタビューをしました。

(旅館の情報は記事の最後に記載しています)

―― 女将さんはいつから中里に住んでいますか。
私は「旅館福助」の娘だからずっと中里に住んでいる。わたしでもう三代目だ、長いね。

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