【期間限定無料公開】コロナ撃退!!メンタルの処方箋⑤アメリカ心理学会が提唱する不安ストレス対処法を踏まえてメントレ〜オススメストレス発散方法編〜

前回の内容に引き続き、不安ストレス対処法についてやっていきます。

前回は本当はあまりお勧めできないストレス発散方法がありますよーってことで、結構やりがちなストレス発散方法の落とし穴的なことをまとめて終わりました。

今回は、そしたらどう言うストレス発散方法が正しいの?お勧めできるの?ってことについてやっていこうと思います。

ストレス発散の概念

実際問題ですが、その人が満足できるストレス発散ができているなら、紛れもない正解ではあると思います。ただ、見落としがちなのが、

一番大切なものよりも優先度が高くなってしまっていないか

つまり、ストレス発散を中心に生活の起点ができてしまっているということです。これをやらなきゃストレスで大変!ってのは、本末転倒。まぁその行為が生活の基盤であり、将来性のあるものであれば別だとは思います!

例えば、e-sportsの選手がゲームをするのと、ただ趣味でやっているゲームではその行為の重みや重要性が異なります。こういうことです。

女性の場合でも、ファッション・お洒落についてを生業としているような人のメイク道具や情報収集に使う時間とお金と、ただお洒落好きな人が使うそれとはどうしても重要度が異なるわけです。
(何か目的があってプライベートでお金や時間を使っている場合はもちろん別です。誤解を招いている場合は申し訳ありません。。。ちょっと疎いもので。。)

あくまでもストレス発散は「ストレスをデトックスする材料」でありメインディッシュではないということを踏まえて、話を展開していきます。

正しいストレス発散方法

APA(アメリカ心理学会)が提唱しているストレス発散方法は以下の8つです。

・エクササイズ
・瞑想
・読書
・音楽
・散歩
・仲の良い人と会う
・マッサージ
・お祈り

では1つ1つ解説していきましょー。

・エクササイズ

8つのストレス発散の中でもっとも効果的な方法として紹介されていました。しかし、導入している人は少ないのでは?というのが僕の感覚です。ランニングやトレーニングを30分くらいで良いので、やってみませんか?という感じです。

これは感覚的にも効果あるでしょ。という人もいると思いますが、実際にやる人が少ないのはなぜでしょうか。これはやはり面倒だから。これがあると思います。疲れますよね。多少ハードルはありますが、やるとかなり効果が期待されます。

・瞑想

瞑想を普段から取り入れてみましょう。近年、マインドフルネスが流行し認知度も高くなりつつある今、ストレス発散に定番の手法でもあります。

やり方は色々とありますが、わからない人はとりあえず呼吸瞑想をやりましょう。具体的には楽な体勢で座り、背筋を伸ばします。そして呼吸に集中するというやり方です。僕は最初5分からスタートして、10分、15分、20分と一回の時間を伸ばしています。朝起きて仕事に取り掛かる前、寝る前に2回やっています。

瞑想は血圧低下、ネガティブ感情の除去、集中力upなど、良いことだらけです。やらないという選択肢はないです。時間がなくても5分くらいで良いのでやってみる価値はあるかなと。

僕の感覚ではありますが、何も考えず呼吸に集中するというのは、一番時間を贅沢に使っているなと感じます。時間の大切さをしみじみと感じられるのでお勧めです。

・読書

読書するだけでも、実はストレス発散できるということも研究により明らかになっているようです。30分ほどで良いみたいですよ。内容も好きなもので良いらしいので、気軽にできそうですよね。

僕は心理学はもちろんのこと、文学作品、哲学、ビジネス書、スポーツ系を主に読むようにしています。学びは多いです。知識不足なのはものすごく実感しているので、一石二鳥です。

・音楽

テンポの遅い音楽が良いそうです。よくやりがちなのが、作業しながら音楽を聴くこと。ここでいう音楽とは、「音楽を聴きながら〇〇」ではなく、「音楽を聴く」です。

音楽を聴くだけという時間を取ることはありますか?
新たな刺激となりますので、ぜひ一度試してみては?

ちなみに一番リラックス効果があるだろうとされている音楽は

マルコーニユニオンだそうです。

・散歩

エクササイズにも近いとは思いますが、散歩でも十分な効果はあり。
記憶力もupするそうです。
街中よりも自然の中を歩く方がベターだそうです。

・仲の良い人と会う

全ての悩みは人間関係にあるとアルフレッド・アドラーが唱えていましたが、それでも人間関係を大切にする人が多いのは、人間関係に助けられているからだと思います。

仲の良い人、家族や友達と会うというのは自尊心、安心感に繋がります。

現在自粛期間で、人に会えないストレスを抱えている人も多いと思いますが、実際に出会うことでストレス発散の効果はあります。そこでZOOMが流行り、ストレス発散の機会を得ているという流れはとても素晴らしいことだなと!!

・マッサージ

マッサージは直接体へのアプローチとなります。
緊張している時は体に無意識に力が入っているため、体を摩ってもらうだけで脱力されます。それと同じような効果なのでしょう。リラックス効果はもちろん、過食傾向も抑えられるみたいです。

自粛によって食事量が増えている人は、マッサージは良いかもしれませんね!!

マイナス感情にも効果はあるみたいです!

・お祈り

お祈りは無宗教傾向がある日本では馴染みのないものですが、効果があるそうです。

お祈りと紹介してはいますが、壮大なもの、尊敬、畏敬、高次的なものなどでも同様の効果が得られるようです。パワースポットや世界遺産などは典型的な例でしょう。携帯などのトップ画面をそのようなものに変えるだけでも効果はあるみたいです。

メンタルトレーニングに応用

これまでは研究内容を紹介してきました。

ここでメンタルトレーニングを活かしていきたいところです。

ストレス発散としてお勧めしてきた内容をやろうと思った時、面倒だなぁ。だるいなぁ。となり、結局やらないなんてことも多々あるかと。こんな時にメンタルトレーニングを応用しましょう。

僕がお勧めするやり方は、「やる前とやった後の気分評価」です。

やり方は簡単。例えば運動しようかなー。または運動しなきゃ。と思った時に、「今、この行為をする時の気分は10段階評価のどれくらいかな?」というのを考えてみましょう。そしてとりあえず1分やる。とりあえず1分だけ行動に移しましょう。1分でいいです。もし続けてみようと思ったらそのまま続けてみてください。

終わった後、今の気分評価をしてみましょう。
もし、やる前とやった後に多少気分の差があるならば、その行為は効果があるということになります。

これまで色々と紹介してきましたが、全部を一気にやろうと思うのは大変です。できそうだな、やってみようかなというのをやることをお勧めします。

まとめ

今回は、実際に効果的だとされているストレス発散方法を紹介してきました。そして実際に行動に移すための秘策をメンタルトレーニングを応用して紹介しました。

今までのストレス発散方法は確かにストレス解消に効果的であったかもしれませんが、長期的にみるとマイナスなこともありますので、一度見直す機会になればいいなと思います。

何か最後まで読んでくださった方に少しでもきっかけになれたら嬉しいです

最高の1日に!!!
メンタルトレーニングを日本の文化に!!!

ではまた。
メンタルトレーナー  中里匠吾


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