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あなたにとって仕事とはなんですか?〜ウェルネス獲得のための問いかけ〜

おはようだにゃ。のぶのぶの次はおトヨの番だにゃ(次回はヤスが担当)。今回のターンのテーマは「仕事」ということで、、思いや考えを綴ろうと思ったらnoteが崩壊するかもしれないほどのテーマだにゃ。なので、書き切れないサブテーマは、どこかのフリーテーマのターンにでも書いてみたいにゃ。

信長公を追いかけて、いつの間にやら時が来て、天下統一を果たすまでの、あの過程は最高にクールだったにゃ。あれから450年ほどが経った今、仕事とはどういったものになってきたのだろうか。おトヨなりに考察するに、物を増やしたり所有することの価値が高かった時代から、物は溢れ、持たずしてもサブスクリプションやシェアを通じて自由に使用できる時代へと移りゆく最中において、「仕事」の捉え方も徐々に変化してきていると思うにゃ。例えば、簡単な見立てとしてこの50年を真っ二つに割ったとしたら、どんなキーワードが重視されてきたかと考えると、

昭和〜平成前半:安定性、ブランド力、給与水準、グローバル、合理性
平成後半〜令和:ライフスタイル、創造性、環境、ローカル、仲間

といった傾向を感じ取っている方々もいると思うにゃ。無論、ガラリと様変わりしたわけではなく、徐々に後段の価値観が存在感を強めるような考え方が増え始めてるといったニャニャンス、失礼、ニュアンスにゃ。また、こうした時代変化とともに、

仕事は増えてるのに減っている(?)

という見方もできるにゃ。矛盾に聞こえるかもしれにゃいが、上記の傾向とともに、Web1.0、2.0(今は3.0の時代と言われてるにゃ。ググってにゃ)を通じてライフスタイルの多様化が発信され、人と人が国境を越えてまで繋がることができる時代となったことで、モノやコトも多様化し、これまで仕事にはなり得なかったことが仕事となり、それゆえ「仕事が増えた」と見ることができるにゃ。その一方で、環境問題やモラル・倫理が社会的により重視されてきたことで、「稼げばなんでもいい」ではダメになりつつあり、「環境を守って稼ぐこと」や「倫理的な行動を重視し、ハラスメントのないような組織運営」が重視される社会へと移行しつつある中で、例えば「ユニコーン企業」(時価総額1,000億円以上となった企業)という目標に続いて「ゼブラ企業」(シマウマの黒白の縞模様に例えて、儲けることと地球環境を守ることという、一見相反する目標を同時に達成する企業)という概念も生まれてきたにゃ。ESG投資やSDGsも同様にゃ。こうした「制約」に加えて、世界中で話題のChatGPTなど、人工知能やロボット等のテクノロジーの進化によって、仕事をする当事者が人ではなくなる領域が生まれ、「仕事が減っている」とも見ることができるにゃ。言い換えれば、

仕事は拡張しながら、スリム化している

と考えることができるにゃ(以下、「にゃ」を省略するにゃ)。
こうして見てくると、価値観の方向性は分散傾向にあり、地球環境の保全のエネルギーが、これまでの大きな流れを軌道修正しようとしているようでもあります。また、従来から重視されてきた合理主義、機能主義、効率主義は、人工知能の代名詞とも捉えることができ、そこを掲げると今度は仕事を失う、だけではなく人類を滅亡にまで導く可能性すら示唆されるようになってきたほどです(10日ほど前の記事で恐縮ですが、、参考記事↓)。

さて、本投稿の後半では、前半のような整理ではなく(そういう書籍や発言は散見されるので)、「仕事」を「自分ごと」として捉えたときに、「どうありたいか」というお話にしたいと思います。そして、他の投稿とも一貫して、「こうするべき」、「こうしないといけない」といった「べき論」を展開するつもりもありません。まずは、おトヨが思う「仕事」の本質を思いつくまま列記したいと思います。

「仕事」とは?(その本質)
価値観そのものであり集まる人も決める(「なに」をしたいのか)
途中だって、何度だって、変えてもいい(「どこ」でやるのか)
年齢とともに変化するのが自然(「いつ」やるのか)
絶対「これ」は思い込み(「なに」の絶対性またはその継続性の否定)
ただ目の前のことを一生懸命やるのも悪くない(「意識外」の接点)

こうした「仕事」のあり方に、どこまで同意されるか、理解されるかはわかりませんが、これらを前提におトヨが重要だと思う項目例について、問いを投げかける形式を通じて、皆さんにとっての「仕事」を振り返ったり、軌道修正したり、アップデートするきっかけとなればと思います:

経済条件
上述した「価値観そのもの」という言葉と非常に強く結びつく項目です。おそらく多くの人にとって、「仕事」は経済性と切り離しづらいものだと思います。生活、子ども、遊び、老後など、「計画」をすれば枚挙にいとまがありません。

【問いかけ1】皆さんの「計画」は絶対に必要なものなのでしょうか。
もしかしたら、こうした「計画」が先行しすぎて、それに追われる人生になってる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。そういう場合には、一度リリースしてみて、楽になってから俯瞰したほうが良いかもしれません。

【問いかけ2】「仕事」と「やりたいこと」は違うものという意見に対してどう考えますか?
その根拠は単に「やりたいこと」と経済面が結びつかないからではないでしょうか。では、こんな選択肢が目の前に降ってきたらどちらを選びますか?
①生活の制約は大きいけどそこそこの経済条件で働ける
②生活の自由は大きいけど頑張らないと食べていけない
急にどちらかを選択しろと言われれば、①を選ぶ方が多いと思います。
しかし、もし②を検討する際に、以下のような補足があったらどうでしょうか。
②-1 いつ始めてもいいし、①をやりながら準備してもいい
②-2 成功確率と学歴・職歴は関係ない
②-3 利益を生む「仕事」になったら売却も可能で①より経済条件が良くなる

②-3まで書いてしまうとビジネスや金融が色濃くなってしまって、本来伝えたい意図が十分に伝わらないのですが、「自由」・「やりたい」を選択しても、経済的に満たされる可能性があるという視点は重要なのではないでしょうか。企業勤めも豊かな人生を送ることができますので、捉え方、取り組み方によって同じことをやっていても人生の豊かさは変わってくると思います。

自分にとっての価値
【問いかけ3】そもそもやりたいことってありますか?
これまでいろいろな方とお会いしてきて、「仕事」を「仕事」として割り切っていて、それ以外の時間こそが家族の時間であったり遊ぶ時間であるとおっしゃる方も多いとは思うのですが、そういう方が、ある時、やりたいことを「仕事」にしたいと思っても、なにがやりたいのかがわからないことがよくあります。ではどうしたら良いのでしょうか。これは難しいことですし、すぐに見つかるかはわかりませんが、読んだり、話したり聞いたり、疑ったり、試すことだと思います。例えば、自分が感じる「違和感」を大切にすると、そこからなにをしていきたいのかが見えてくることもありますよ。

人間関係
【問いかけ4】今の「仕事」の選択はご自身で決めて動いてますか?

意味としては、転職や起業など様々な選択肢がある中で、今の「仕事」をしているのにはちゃんと自分の根拠がありますか?ということです。自分の人生に責任を取れるのは自分のみだということです。家族や友人に意見を聞くのは重要なことですが、自分で考えて決定するほうが後悔はしづらいのではと思います。人生をステージ別に考えることが一般的だった時代から、リンダグラットンの「ライフシフト」でも述べられていますが、ステージが多様化し、誰もがいつでも新たな土壌で挑戦できる時代になってきているという価値観を持つことは、年齢相応といった行動規範から脱却することができ、より豊かな人生を送れるかもしれません。そして、自身で決めていくことに慣れる、すなわち自分の軸がしっかりしてくると、周囲の人間との関係性もクリアになってくると思います。

時間
【問いかけ5】今より短く(or 長く)働くことを考えたことはありますか?
これは仕事の内容ではなく、仕事のスタイルに関する項目です。週休2日で働く人、パートさんとして働く人、副業する人、兼業する人、さまざまだとは思います。例えば、月曜日から金曜日まで同じ時間に通勤して同じ時間に退勤するケースでは、自分ではどうしてもコントロールできない時間が増えます。例えば、なぜ祝日のない1週間に、休日は2日だと決まっているのでしょうか?自分が受け入れてしまっているスタイルを見直してみると、一見「失う」ように見える行動でも、「得る」ことのほうが多い生活になるかもしれませんよ。

Official髭男dism - Laughter 
聴きながら、自分にとって「仕事」とは?と問いかけてみてください。

いつもより長くなってしまいましたが、おトヨが思うに、「仕事」という、人それぞれ捉え方が違い、人生に最も大きな影響を与える行動を、人生の豊かさへと結びつけていくためにオススメなのは、こうして考える行為を通じて、

自分の行動パターンを増やす

ことだと思います。それにより、経済条件、自分にとっての価値、人間関係、時間に対して、新しい関係性を生み出していけるでしょうし、「仕事」そのものがアップデートされていくのではと期待しています。


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