見出し画像

『願いを持って、まだ見たこともない景色を見に行こう』

宮沢賢治先生の「よだかの星」はとても綺麗で力強い作品。

よだかは最初、太陽や星に「あなたのところに連れて行ってほしい」と頼みますが、かなえてもらうことはできませんでした。

そこで自分の羽で空をのぼってのぼって、ようやく願いをかなえることができました。

すごく頑張った。

しかし、現実世界では、願いを持つことさえ、ためらうこともある。

なれなかった自分を想像すると怖い、恥ずかしい。

だから、諦める。

惨めを感じるくらいなら、最初からやらないよ。

このままでいいんだ。

思うだけ。

でも、みんな、願い通りには、上手くいってないんです。

すごく難しい。

時には、こころもからだもすごく使う。

すごく頑張ったのに、思いの場所にたどり着けなかった。

実はみんな、そう。

でも、振り返ってごらん。

思うだけで一歩も動かなかったところから、かなり歩いてきた。

人はそれを繰り返して、進んでいるんだ。

願いを持つ。

たとえ、たどり着くのに大変であっても、

一歩踏み出す。

そうすれば、以前から変わっていなかった景色が変わる。

ガラッと変わる。

見てみたいと思わない?

まだ、見たこともない景色を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?