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【アートとデザイン】ロジカルに考えてみました

こんにちは、初めまして。

スキルも知識もまだ名乗れるほどではありませんが、今はデザイナーという肩書きで仕事をさせていただいています。

色々と勉強する中で、改めてデザインとは何か考える機会がありました。


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絵を描いていた母の影響で、小さい頃から私も絵を描いたりチラシを作ったりするのが好きで、視覚的に自分が良いと思うものが作れるような仕事をしたいと思うようになりました。

「このパッケージダサいな〜」
「この服のこれ、なんで付いてるの?」
「自分ならこの色にするな。」

などなど思うことが多く、昔からずっとそうですが、
自分が「良い」と思う何かを作りたいと思っていました。

ですが、それを“デザイン”と履き違えていました。


そもそもデザインとは?

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検索してみましょう。

デザイン(英語: design)とは、審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デザインとは計画的行為で、私の「良い」は感覚的なものです。

そして何の誰のための計画かといったら、
自分ではなくそれを見たり使ったりするユーザーのため、もしくは会社の利益のためです。
(自分だけが使うものであれば自分ためですが)


私は昔から自分が良いと思うものを作りたいと思っていましたが、
それは自己中心的な表現者の“アート”なんじゃないかと考えました。


対してアートとは?

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同じように検索してみます。

アート(英語:Art)とは、芸術・美術など間接的に社会に影響を与え得るものである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


社会に影響を与えられているかどうか、世に出してもいないのに決してそんなことは言えませんし、アートなんて呼称するには驕った考えかもしれません。

他にも記述があったのですが、
「アートは創造主の気持ちを満たし、デザインはニーズを満たす」

この表現が今までの私に一番しっくりくる気がしました。


さらにアートとは、
「これまでの価値観・美の基準を変えること」
「人の世界の見え方を変えること」
「能力を突き詰めたもの」
「哲学が反映されたもの」

ともありました。


ここまで壮大で、試行錯誤して自分の作品に思いを込められているものをアートと呼ぶべきだとすれば、
私が考えていたものは、自分のニーズしか満たしていないのでデザインでもなければ、まだ浅はかでアートと呼べるまでもなかったと感じます。



じゃあ何ができる・・・?


一言で言うと、
デザインとは、誰かのための計画的行為でした。
アートとは、社会的に影響を与える技術や能力を具現化したもの?でしょうか。

私がむかし、
「このパッケージダサいな〜」

と思っていたものは自己中な考えで、
私の感覚のような人はターゲットにしていない、誰かのために計画された“デザイン”でした。ごめんなさい。


でもやっぱり浅はかな部分を埋められれば、アートを仕事にして食べていきたいとも思いますが・・
自分の気持ちを満たすことで社会に影響を与え、それで生きていけるほどの対価がもらえるなんて一握りの才能の持ち主ですよね。


それに仕事は自分のためでもありますが、誰かのため、貢献して喜んでもらうためというのが自分の根本にあります。

であれば、前述しましたが、私はそれを使ったり見たりするユーザーのために、誰かのニーズを満たして役に立てるデザインをしっかり学んでいこうと思います。

その中に、少しでもアートな要素を入れられたら周りと差をつけられるかもしれません!


自己満足、自己中心的な表現ではなく、
誰かがわくわくして心が動かされるような(少し自分のアートも取り入れてみながら)デザインをする!

人の役に立つデザイナーになれるよう精進してまいります。



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