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名大URA通信

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名古屋大学のURA(リサーチ・アドミニストレーター)が、学内の教職員向けの情報を、月1回発行します。
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【名大URA通信】vol.46「URAが活躍してこそ大学が回る、と認知される価値を」

【名大URA通信】vol.46「URAが活躍してこそ大学が回る、と認知される価値を」

★新年度、学術研究・産学官連携推進本部にも新メンバーが加わり、新体制でスタートしました。こちらでメンバー構成をご覧いただけます。

[1] URAコラム|URAが活躍してこそ大学が回る、と認知される価値を

ー長島さんが着任されるときのことを覚えています。「鳥取大で”学長補佐”をしている人が名大に来てくれる!」と、内輪で話題になりました(笑)

ー(長島)ははは、そうですか。

ー学長補佐でもあっ

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【名大URA通信】vol.45「執行部の先生方の右腕に俺はなる!」

【名大URA通信】vol.45「執行部の先生方の右腕に俺はなる!」


[1] 【URAコラム】「執行部の先生方の右腕に俺はなる!」

ー永井さんはIR(Institutional Research)戦略室(以下、IR室)担当ですね。データ分析のプロフェッショナルというイメージですが、ご専門は森林科学だったんですか。山林に分け入ってフィールドワークをされていた?

ー(永井)いいえ、僕は切られる木を山の下で待っている方の人間でした(笑)。材料工学が専門で、木材の節の

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【名大URA通信】vol.44「今年は企画業務をさらに強化したい!」

【名大URA通信】vol.44「今年は企画業務をさらに強化したい!」


[1] 【URAコラム】「今年は企画業務をさらに強化したい!」

ー鹿児島出身で、大学も、最初の就職も、地元ですね。

ー(田中)そうなんです。修士課程を修了して、地元の一般企業に勤めたのですが、あるとき大学の恩師から「田中さんにぴったりの仕事がある」と紹介されたのが、NEDOの仕事でした。それが、産学連携関係の仕事を始めたきっかけです。

ー名大にはどういう経緯で?

ー(田中)鹿児島TLOに

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【名大URA通信】vol.43「Tongaliにベタ惚れしちゃったんですよ!」

【名大URA通信】vol.43「Tongaliにベタ惚れしちゃったんですよ!」


[1] 【URAコラム】Tongaliにベタ惚れしちゃったんですよ!

ー公務員からの転職ですか!?

ー(矢野)だめですか!?(笑)

ー何でまた!?

ー(矢野)Tongaliにベタ惚れしちゃったんですよ!

ー・・・えっと、そこに至る経緯を教えてください。

ー(矢野)はい、元々大学では行政法のゼミに入っていて、広域行政に携わりたくて地元の和歌山県庁に入庁しました(国家公務員試験が全滅だっ

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【名大URA通信】vol.42「新鮮な経験を積み重ねてURAとして成長する。」

【名大URA通信】vol.42「新鮮な経験を積み重ねてURAとして成長する。」


[1]【URAコラム】新鮮な経験を積み重ねてURAとして成長する。

ーずっと名古屋、なんですね。

ー(久保)はい、小中高、大学、職場と、ずっと名古屋です。名大に着任したときには、学内で知り合いに会うことが多くて驚きました。同じ部門のURAが高校の同級生だったり、訪問した研究室で小・中の同級生が事務をしていたり。先生方のリストをみても知っている名前がチラホラあります(笑)。

ー知財・技術移転

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【名大URA通信】vol.41「大学の先生は、思ったほどハードルが高くない!」

【名大URA通信】vol.41「大学の先生は、思ったほどハードルが高くない!」


[1] 【URAコラム】「大学の先生は、思ったほどハードルが高くない!」

ー繊維業の企業で、「非」繊維事業の開発をされていたんですね。

ー(小郷)はい。最初は「技術研究所」の研究員として半導体向けプラスチックの素材開発などを手掛けて、その後は「事業化推進部」でバイオメディカルやエンプラ関連事業の開発など、一貫して「非」繊維分野の事業化に携わりました。事業のタネをつくるところから始めて、他の企

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【名大URA通信】vol.40「ソルジャーだけではダメ。私、志は高いので!」

【名大URA通信】vol.40「ソルジャーだけではダメ。私、志は高いので!」


[1] 【URAコラム】「ソルジャーだけではダメ。私、志は高いので!」

ー松崎さんは産学協創・国際戦略部門所属ですね。企業経験豊富な男性が多い部門で、若手女性として頑張っている姿が印象的です。

ー(松崎)周りのURAと比べると経験が少ないのですが、「成長枠」として採用していただいた感じでしょうか(笑)

ー今は、主にどんな業務を担当していますか?

ー(松崎)大型の産学共同研究の立ち上げやマ

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【名大URA通信】vol.39「素晴らしい研究のお手伝いをしたい」

【名大URA通信】vol.39「素晴らしい研究のお手伝いをしたい」


[1] 【URAコラム】「素晴らしい研究のお手伝いをしたい」

ー名大URA歴が長いですね!

ー(渡邊)はい。文科省のURA整備事業の初年(2011年)に名大が採択されて、翌年の公募に応募して採用されました。名大URA第1号です。

ー当時のURAは、どんな感じでしたか?

ー(渡邊)当時はURAが10人しかいなくて、今ほど大きな組織ではありませんでした。今よりも個人の裁量で動く余地が大きくて

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【名大URA通信】vol.38「ロケットスタートできるように」

【名大URA通信】vol.38「ロケットスタートできるように」


[1] 【URAコラム】ロケットスタートできるように

ー中部経済産業局から出向して、1年3か月経ちましたね。行政機関でのお仕事と比べて、大学での仕事の印象はいかがですか?

ー(大西)とても新鮮です! 出向元の業務でも大学の先生の力をお借りすることはありましたけど、大学では先生とざっくばらんにお話しできるし、時には先生の悩みを聞く機会もあったりして。大学では、先生方それぞれで活発に活動されてお

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【名大URA通信】vol.37「要するにこういうことですね、とは言わない。」

【名大URA通信】vol.37「要するにこういうことですね、とは言わない。」

[1] 【URAコラム】要するにこういうことですね、とは言わない。

ー生田さんは知財・技術移転部門所属ですが、特に担当している分野はありますか?

ー(生田)私は主に医学系の知財を担当しています。名大では医学部附属病院に専属の知財担当者がいるので、私は基礎研究系の知財を扱うことが多いですね。週に2回程度は鶴舞キャンパス(医学部)内の知財サテライトに来て、医局の先生や企業等と打ち合わせをしています

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【名大URA通信】vol.36「研究者キャリアをURA業務に大いに活かしています!」

【名大URA通信】vol.36「研究者キャリアをURA業務に大いに活かしています!」

[1]【URAコラム】研究者キャリアをURA業務に大いに活かしています!

ー中島さん所属の「産学協創・国際戦略部門」には企業出身のURAが多いですが、中島さんはアカデミア出身なんですね。

ー(中島)はい、元々は心の働きを理解したくて、大学では心理学のゼミに入ったんですが、徐々に脳の方に興味が移って、大学院からは脳神経科学の研究で学位を取得しました。その後は、理研でアルツハイマー病メカニズムの研

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【名大URA通信】vol.35「大学の先生は、小説家や芸術家みたい!?」

【名大URA通信】vol.35「大学の先生は、小説家や芸術家みたい!?」

[1]【URAコラム】大学の先生は、小説家や芸術家みたい!?

ー吉田さんは企業時代、研究開発一筋だったんですね。

ー(吉田)定年退職するまでの約30年間、ずっと研究開発でしたね。最初の10年ぐらいは医薬品への応用なんかを見据えて、NEDOの大型グラントで糖タンパク質の糖鎖の研究をしていました。その後は機能性食品や清涼飲料の開発もしましたが、ビールの開発や製造をしたことはありません(笑)。

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【名大URA通信】vol.34「つながりはpriceless!」

【名大URA通信】vol.34「つながりはpriceless!」

[1] 【URAコラム】つながりはpriceless!

ー名工大での経験も含めると、研究支援者としての職歴が長いですね。

ー(沖原)学位取得後、研究職を目指した時期もありましたが、夫が愛知県内で就職し子どもも生まれたので、家族で一緒に生活することを優先して、名工大の産学官連携コーディネーターに転職しました。私の研究歴では産学官連携の経験はほとんどなかったんで、どうかなとは思ったんですけど(笑)

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【名大URA通信】vol.33「Idea(イデア)の実験区で、つなぎ、育てる」

【名大URA通信】vol.33「Idea(イデア)の実験区で、つなぎ、育てる」

[1]【URAコラム】Idea(イデア)の実験区で、つなぎ、育てる

ー野原さんの経歴は個性的ですね。

ー(野原)あんまりアカデミックな経歴じゃなくてすみません(笑)。新卒で入った人材系企業では採用業務を長く経験し、北陸・東海地区で毎年200人ぐらいの新卒・中途社員を担当者3人で採用してました。人と関係をつくる仕事は好きだし、すごく面白くてやりがいがありましたね。ただ、あまりに忙しかったことや、

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