『通い猫アルフィー』(レイチェル・ウェルズ著)。猫好きでなくても、読むとほっこりできる作品です。猫を飼っているなら、なおのこと。 第1作『通い猫アルフィーの奇跡』がベストセラーになり、現在は8作目まで発刊されています。 飼い主のおばあさんが亡くなり、シェルター送りになりそうになったアルフィーは、もといた町を逃げ出し、野良猫生活を経て「エドガーロード」にたどり着きます。 そこでクレアというさびしそうな一人暮らしの女性の飼い猫となりますが、その家だけでなく、「エドガーロード
「ツバキ文具店」という記事で紹介した小説の続編です。 主人公は、文具店を営むかたわら「代書屋」として、本人に代わって手紙(やハガキ)などの代筆を行っている鳩子(はとこ)。 「キラキラ共和国」で鳩子は、第1作で出会った子持ちのミツロウさんと結婚して、QPちゃんという女の子の母となりました。 鳩子は、親しいひとたちからポッポちゃんと呼ばれています。義理の娘のQPちゃんからもポッポちゃんと呼ばれ、友達親子のようなふたり。母の日にQPちゃんからカーネーションの折り紙がついた手紙
『日々の「やること」リスト』という記事で、ガラスペンで書いたタスクリストを紹介しました。 その後、いつものようにそこらへんにあるポールペンでささっと「やること」リストを書いてみた日に、ふと気づきました。 「、、、字が違う」 ガラスペン(とインク)を用意して書けるぐらい余裕がある時間に書いているから丁寧に書いているせい、とも言えるんですが、筆記用具によって字って変わるのかな、とも思いました。 「字が下手だから、、、」と思っている方、筆記用具を変えると「あれ?いつもよりキ
『ツキアカリ商店街(つちや書店)』のなぞり書きレポート。今回は「夜咲種専門花屋 月下美人」。 なぞり書きに使った「インク」や「ペン(筆記具)」をメモする欄があります。 今回は、「甚平鮫(JINBEIZAME)」を選びました。「万年筆のある毎日」という記事で紹介した同名のムック本に同梱されていたインクです。 ・なぞり書きした書体:花胡蝶M(モリサワ タイプバンクフォント) ・紙の種類:淡クリームラフ書籍。 「花胡蝶M(モリサワ タイプバンクフォント)」 ・「花胡蝶」は
リピ買いしている無印良品の「チェックリスト」を、日々の「やること」リストとして使っています。 可愛いイラスト付きの「やること」リストを使ったこともありますが、結局これに戻りました。 いつもはそこらへんにあるポールペンでささっと「やること」を書いちゃうんだけど、今回は「家事をエンタメ気分でやろう!」と思い立ち、ガラスペンを使って書いてみました。 書いた後は、マスキングテープでキッチンの吊戸棚の扉に貼り付けました。「やること」をやり終えたら、四角いボックスにチェックを入れま
インクを使って書いたノートをすぐに閉じたいとき、「そうだ、”吸い取り紙”を使えばいいんだ」と気づきました。 文具サイトで探してみると、6×20センチぐらいで百数十円とか、高くはないけど「消耗品だしね」。 さらにネットを検索していると「通販で届くものを包んでいたり、クッションとして使われている紙は、吸い取り紙とほぼ同じ素材」という情報を見つけました。 そこで、とってある包装紙をひろげてみたら、「あら、よさそう」。使いやすいサイズに切って利用します。 さっそく、書いた直後
ガラスペンを手に入れて「いろんなものを書きたいな~」と思いながら文房具屋をウロウロしていたら、見つけた日記帳。 同じ「日」が見開きになっていて、12カ月分を書くしくみ。次の月の日記を同じ見開きの中で書くときに、前月(以前)の日記が見られて「あー、こんなことがあったなー」と思い出せて楽しい。 この日記帳をつけ始めて思ったのですが、「日記って、その日に書かなくてもいいのかも」。 毎日書かないと!って思うとプレッシャーになるし、「あー、今日もまた書き忘れた」っていうのが続くと
『ツキアカリ商店街(つちや書店)』のなぞり書きレポート。今回は「甘味処 三日月亭」。 「なに色のインクで書こうかな」と悩む時間も楽しいです。今回は、喫茶店ということで、茶系のインク「㺢㹢狓(OKAPI)」を選びました。 「万年筆のある毎日」という記事で紹介した同名のムック本に同梱されていたインクです。 メニュー名は、薄い水色のインクでなぞりたかったのですが、ちょうどいい色を持っていないので、なぞれず。インクを手に入れたら追加でなぞろうと思ってます。 各ページには、なぞ
ガラスペンでなぞれる『ツキアカリ商店街』には、色の濃い紙のページがあって、白やシルバーのインクでの「なぞり書き」がおすすめされています。 でも白やシルバーのインクはまだもってないので、ゲルインキボールペンのシルバーを買ってなぞってみました。 (本でも「ガラスペン以外を使ってもいいですよ」と書いてあります。) 使用したのは、PILOTの水性顔料ゲルインキボールペン「ジュースアップ」の0.4(超極細)。 小学生のころ、キラキラのカラーペンを買ったけれど、意外に使いづらい(
ガラスペン生活を始めた私。持っているインク瓶(安め)は、小さくて軽くて、ちょっと手をひっかけたり、ウチのいたずら猫がチョイチョイしたら、容易に倒れてしまうなー、と思っていました。 「倒れにくくするためのインク置き、ないかしら」と思っていたら、棚の隅にこんなケースが、、、。 ずいぶん昔にどこかのお土産でいただいたものですが、「これ、何に使えば、、、?(穴の直径2.5センチぐらい)」としまいこまれていたものです。 試しにインク瓶を入れてみたら、あらびっくり。ぴったりです。
タイトルにひかれて買いました。「ツバキ文具店」(幻冬舎文庫)。 主人公の鳩子は文具店を営んでいますが、物語には鳩子の本業(?)の代書屋としてのエピソードが綴られています。 代書屋ってご存知ですか?「字が汚い」「文章が上手く書けない」などの事情を持つ本人に代わって、手紙(やハガキ)などの代筆を行う職業。 古くは高貴な方の代筆を行う「右筆(ゆうひつ)」という職業があった、とこの本には書いてあります。 ご本人に目的や送り先の方とのエピソードを聞いて、文面を考えるだけでなく、
「万年筆のある毎日」という記事を書いたとき、紹介しているムック本のタイトルに「黒を愉しむ」とついていて、「“愉しむ”って、”楽しむ”とどう違うのかしら?」と思いました。 ネットでいくつか調べてみると 楽しむ:受動的 愉しむ:能動的 といったニュアンスの違いがあるようです。 こう説明すると固いんですけど(^^;) これを踏まえて私なりに解釈すると、”愉しむ”を使うときは、愉しむ対象へのこだわりが強い、ってかんじ? 「マツコの知らない世界」に出てくる方々は、その回のテー
前回「いろいろな色のインクでガラスペンを楽しんでみたいと思います」と書きましたが「インク1色しか持ってない、、、」。 オシャレな書店「PAPER WALL」で見かけた「アデリアレトロ」のインクが欲しいけれど、何色も揃えるにはちょっとお高め。 「リーズナブルに何色も揃えられないかしら」と思っていたら、見つけました。6色のインクがセットになったムック本『万年筆のある毎日』(宝島社 )。 カラフルな「色を愉しむ」版もあるようですが、私は使いやすそうな「黒を愉しむ」版を購入。
ガラスペン・デビューして、ペンとインクは用意したけど「さて、何を書こう」、、、(^^;) とにかく文字を書きたいだけの私の欲求を満たしてくれる本、ありました。 『ツキアカリ商店街』(つちや書店)。 物語の文字がうすーく印刷してあって、その上をガラスペンでなぞれるようになっています。 しかも、いろいろな用紙(7種類)が1冊に製本されていて、いろいろな書体(57種!)が印刷されているのです。紙好き、フォント好きの方にもおすすめです。 架空の商店街「ツキアカリ商店街」を舞台
本屋さんで見かけたガラスペンのキットを「欲しいなぁ」と思ったけど、「いやいや、衝動買いはダメ」と思い直し、でもあきらめきれず、次の日にまた本屋さんに行って買いました。 ガラスペンとペン置き(ガラス製)とインクが入って、税込み1,100円ナリ。 キットの他に用意するもの(ペン先を洗うための水、ティッシュ、もちろん紙)や、ガラスペンでの字の書き方などが書かれた説明書が入っています。 ティッシュは洗ったペン先を拭くためだけでなく、インク瓶のふたを開けるときにも使ったほうがよさ