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ツキアカリ商店街 「夜咲種専門花屋 月下美人」
『ツキアカリ商店街(つちや書店)』のなぞり書きレポート。今回は「夜咲種専門花屋 月下美人」。
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なぞり書きに使った「インク」や「ペン(筆記具)」をメモする欄があります。
今回は、「甚平鮫(JINBEIZAME)」を選びました。「万年筆のある毎日」という記事で紹介した同名のムック本に同梱されていたインクです。
・なぞり書きした書体:花胡蝶M(モリサワ タイプバンクフォント)
・紙の種類:淡クリームラフ書籍。
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「花胡蝶M(モリサワ タイプバンクフォント)」
・「花胡蝶」は、シャープなイメージを備える書体です。やや縦長の文字、力強い起筆、まげ・ハネの鋭さ、大ぶりで鋭角なハライの処理が特徴で、このような書体は一般的に宋朝体と呼ばれています。本文組みでの適性を考慮し、かなは漢字に見られる宋朝体らしい処理を踏襲しつつも、そのクセを抑え、漢字に比べて小ぶりに設計しています。そのため、本文書体をはじめ、名刺や案内状といった用途にも使用できるのが特徴です。(モリサワ公式ページの説明より)
・少し縦長で、漢字の向かい合った縦線を並行に下ろすのではなく、下すぼまり(上の距離より、下の距離のほうが近い)。下の画像の「内」などが特徴的。
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・公式ページの説明では「シャープ」な印象、とありましたが、私は優美さを感じました。でも、デコラティブなかんじではないので、「洗練」=シャープ とも言えますね。
ディテイルではなく、バランスで特徴を出すフォントだな、と思いました。
「淡クリームラフ書籍」
ガラスペンで書くと、ちょっと引っかかりを感じました。「ラフ」ということなので、表面がちょっと粗いのかもしれません。といっても、手触りが悪い、ということではありません。
製本印刷・冊子づくりのサービスを提供している「ガップリ」のサイトによると
「本の厚みをしっかり出しつつ、軽くて手に持ちやすい冊子をつくりたい方にオススメです。記念誌や自分史などの本文用紙として最適の印刷用紙です。」
だそうです。花胡蝶Mフォントとの相性もよいな、と感じました。自分史を作りたい方におすすめの組み合わせです。
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