見出し画像

ワンオペで4歳を自宅保育しながら在宅ワークする1日のルーティンと心を保つコツ

長引く自粛生活の中、我が家では在宅ワークをしながら、保育園の登園自粛をして、家で子どもを見ることにしました。

このような生活を始めて1か月経ち、1日の過ごし方が私も子どもも安定してきたので、様子をまとめておこうと思います。

同じような状況の方もいらっしゃると思います。何かの参考になれば嬉しいです。

我が家の状況

我が家は、私、夫、子どもの3人家族です。

私は会社員で、在宅ワークが可能です。

夫は、病気のため、現在は夫の実家で暮らしています。つまり別居中です。

そのため、家事育児は私のオールワンオペです。

子どもは4歳1か月です。

子どもを見ながら仕事をするときの基本ルール

子どもを自宅で見ながら仕事をしようと決めたときに、次のようなルールを考えました。

・睡眠時間を削らない
・保育園での生活リズムを崩さない
・なるべく運動する
・なるべく自炊する
・子どもを虐待するくらい追い詰められるようなら保育園に預ける

睡眠時間を削らない

まず考えたのが、睡眠時間を削らないことです。

子どもを見ながら在宅ワークする方のブログを読むと、日中は仕事ができず、夜に睡眠時間を削って仕事をして、だんだん精神的に病んでいく…というのが“あるある”だったからです。

自粛生活は長期戦なので、持続可能性を考えて、基本的には睡眠時間を削らないことにしました。

保育園での生活リズムを崩さない

保育園での生活リズムを崩さないのは、子どもの負担を減らすためです。

保育園に再び通うときにも、スムーズだと思います。

なるべく運動する

家に引きこもっていると、どうしても体を動かさなくなるので、なるべく運動するようにしたいと思っています。

実際には、時間が限られているので、なかなか難しいところもあります。

なるべく自炊する

これは我が家の事情ですが、夫が病気で収入が少ないので、なるべく節約したいと思っています。

自分の負担を考えると、料理の宅配サービスに頼った方が確実に楽です。

参考までに、私が知っている料理の宅配サービスを挙げておきますね。

つくりおき.jp
nosh ナッシュ
旬をすぐに

子どもを虐待するくらい追い詰められるようなら保育園に預ける

家で子どもを見ながら仕事をするのはなかなかに無謀なチャレンジだと思うので、あらかじめ撤退条件を考えておくことにしました。

感染予防を考えれば、家の中にいることが最も安全ですが、家の中が安全ではなくなったら、家の外に出るべきです。

私にとって家が安全ではない状況は考えづらいですが、子どもにとってはあり得ます。それは私が虐待をしてしまうことです。

家で子どもを見ながら仕事をするという、通常よりも私へのストレスが高い状況なので、虐待のリスクはあります。

なるべく登園自粛していたいですが、自分が追い詰められてどうしようもなくなったときには、潔く保育園を頼ろうと思います。

そうならないように、なるべく穏やかに過ごしたいと思っています。

1日のルーティン 5:00〜 起床・掃除・身支度

ここからは1日のルーティンをご紹介します。

朝は子どもと一緒に寝ているので目覚ましはかけず、起きられる時間に起きています。だいたい5:00〜6:00の間に目が覚めます。

起きたら、トイレ掃除、洗濯、洗濯物畳み、キッチンリセットなどをそのときの優先順位でやっていきます。

自分の歯磨きと入浴もこの時間にします。
(歯磨きは歯列矯正中なので時間がかかります。入浴はアトピー体質で保湿が必要なので子どもと別にしています。)

私は長風呂が好きで、子育て中もできるだけ湯船に浸かるようにしていたのですが、今は時間がないので、シャワーのみと決めています。

洗濯は忘れないように、お風呂で着替えるタイミングになるべく合わせるようにしています。

半年くらい前までは、私がいないと子どもが起きてしまっていたのですが、最近は寝ているか、起きてもぬいぐるみと遊んでいられるようになりました。

7:00〜 子ども起床・着替え・朝ごはん

7:00になったらカーテンと窓を開けて、子どもの目覚めを促します。

子どもの起きる時間や、起きてから朝の支度を始めるまでの時間を見て、夜寝る時間を調整しています。

子どもが朝やることは紙に書いて壁に貼り、私が声がけしなくても子どもが自分で動けるようにしています。

朝ごはんはシリアルで固定しています。

スーパーにあるシリアルを順に食べ比べているのですが、オールブランはシリアルの甘さが比較的控えめで、ドライフルーツの自然な甘みが食べやすくて気に入っています。

9:00〜 ラジオ体操・スーパーへ買い出し・掃除

保育園では9:00にラジオ体操第一と第二をやるので、家でも子どもと一緒にやるようにしています。

必要があればスーパーへ行きます。平日の朝一は空いているので、比較的安心して出かけられます。

スーパーへ行くと時間が足りなくてバタバタです。
でも、平日ほとんど唯一の外出なので、お散歩も兼ねてなるべく行きたいと思っています。

帰宅したら、ブラーバがかけられないエリアに掃除機をかけます。

自粛生活のために買ったテントとトランポリンを設営します。

9:45〜 仕事開始

バタバタした勢いで仕事を始めます。

仕事をする場所は、子どもが遊ぶのと同じ部屋です。子どもはまだ私と別部屋になるのは耐えられないので、子どもが遊ぶ隣で仕事をします。

子どもの状況に応じて、ヘッドホンをつけて、ノイズキャンセリングをつけたり消したりしています。

子どもの集中力が比較的ある午前中には、ワークなど、成果物が明確で達成感が得られる遊びをさせるようにしています。

世界の国旗を1日3枚、地球儀を見ながら覚えるようにしています。
これは「クイズ」として楽しんでいるようです。

絵本の読み聞かせができなくなった代わりに、子どもに音読させることにしました。
絵本は福音館の定期購読のリストから選んで図書館で借りています。

iPadに子ども向けのアプリを入れていますが、1度始めると子どもが自力でやめるのがまだ難しいので、15:00以降に遊ばせるようにしています。

それ以外は子どものやりたい遊びをさせています。

だいたい1時間おきに子どもの様子を確認するようにしています。

子どもが手持ち無沙汰なら他の遊びを提案したり、気分転換に少し会話したりして、つまらない時間がなるべく少なくなるようにしています。

おもちゃで遊んでいても、「ねぇママ〜」と話しかけたくなる遊びと、あまり話さなくても子どもが1人で遊んでいられる遊びがあるようで、始めのうちは私も子どもも試行錯誤でした。

子どもが比較的1人で遊んでいられるおもちゃはこのような感じです。

12:00〜 お昼ごはん

仕事の休憩は1時間です。

朝に、お昼ごはんの用意をしておくこともありますが、昼に1から作ることもあります。

炊飯器のお急ぎコースが20分ほどで炊けるので、その間におかずを作る感じです。

ついでに夜ごはんの下ごしらえができるときはします。

子どもは休憩中には食べ終わらないので、子どもが食べている様子を見ながら仕事に戻ります。

洗濯乾燥機やブラーバなど、まだ回していない家電があれば回しておきます。

15:00〜 おやつ

子どもにおやつを食べさせます。

おやつはゼリーの素とかプリンの素とか、事前に作っておけるものが楽です。

今はドライフルーツをヨーグルトに一晩つけてプルプルに戻して食べるという名前のないおやつを作っています。

食べるものがないときはバナナのときもあります。

おやつが終わったらiPadを解禁しています。

iPadはアプリの時間制限を設定しています。

YouTubeマリオカートツアーは1時間、dアニメストアは30分です。
17:00になるとすべてのアプリが使えなくなります。

なるべく知育アプリのシンクシンクをやるように促しています。

16:45〜 仕事終了

仕事が終わったら、「お仕事終わったよ〜」と子どもに声をかけます。

17:00にお風呂に入ることになっているので、それまでの間にキッチンをリセットしたり、夜ごはんのお米を炊いたり、お風呂掃除を軽くやったりします。

あまり多くのことはできませんが、この時間に少しでもできると後が楽になります。

17:00〜 子どもの入浴

子どもをお風呂に入れます。

お風呂掃除をまとめてする時間がないので、子どもの入浴中にお風呂も洗います。

子どもが体を洗っている間に、私は浴槽側の掃除をします。

子どもが浴槽に入る間に、私は洗い場側の掃除をします。

1回ですべてをキレイにするのではなく、今日は壁の1面だけなど細かく区切って掃除していき、だいたいキレイな状態を目指しています。

お風呂上がり、子どもが自分で着替えている間に、夜ごはんの支度を始めます。

遊んだままのおもちゃがあれば、子どもに片づけるよう促します。

テントやトランポリンを撤収します。

余裕があれば洗濯物を畳みます。
洗濯物畳みは子どもが手伝ってくれることがあります。

19:00〜 夕食

夜ごはんを食べて、歯磨き、布団敷き、トイレなどの寝る支度をして、20:00就寝を目指します。

20:00〜 就寝

20:00〜21:00の間に就寝します。

私は夜起きているより、朝早起きする方がスッキリして捗るので、子どもの寝かしつけと一緒に寝ることが多いです。

ただ、やりたいことや、やるべきことがある場合には、夜起きていることもあります。

子どもの寝かしつけで私も一度眠いモードに入ってしまうので、明るいシーリングライトは付けず、ランタンの優しい光で過ごすようにしています。

このような感じで1日を過ごしています。

感覚的には、ちょっと一息スマホでもいじろうかなと思うタイミングをすべて家事に充てるとスムーズにいきます。

週末の過ごし方

週末の過ごし方が、翌週の平日の充実度に大きく影響すると感じています。

私の場合は、まず子どものケアに努めます。

子どもは、平日は私が仕事で遊べないことを理解しているので、土日に私とやりたいことを私に提案するようになりました。

なので、それを覚えていて、なるべくこなすようにしています。

また、平日のルーティンではこなしきれない家事をやるようにしています。今の季節だと、エアコンのフィルタの掃除などです。

その代わりに平日のルーティン家事は、休日にはあまりやりません。

平日と休日でやることを分けて、私自身の気持ちも切り替えるようにしています。

心を保つコツ

このような感じで、子どもの心身と家事のバランスを取りながら何とか過ごせています。

しかし、ここまでお読みになった方はお気づきだと思います。

私自身のケアがないということに。。

何週間か過ごして思いましたが、やはり1週間まるまる「やるべきこと」だけをやっていると、気が狂いそうになります。

なので、平日のほんの一瞬の時間を自分のために充てることにしました。

例えば、やろうやろうと思ってやれずに床に置きっぱなしの物を少しずつ片づけています。

また、気分転換にコスメを購入して、YouTubeのメイク動画を見ながらメイクをあれこれ試しています。

1日ですべてはできませんが、0.1歩でも前に進めている実感があると、気持ちが落ち着きます。

0.1歩は10日で1歩。100日で10歩。

1日に0歩と0.1歩では大きな差があります。

このようにして、自分のケアも少しずつやって、心身のバランスをとるようにしています。

無理せず生き延びましょう

子どもを自宅で見ながら仕事をする決断をするのは、かなり勇気がいりました。

ネットで体験談を読んでも、無理!オススメしません!という内容ばかりで、私か子どもかどちらか(あるいはどちらも)に負担がかかることが予想されたからです。

なので、まずは2日間お試しのつもりで始めました。

子どもにも、2週間ほど前からよく説明するようにしました。

結果的に何とかなりそうだったので、1か月超の自粛生活を送れています。

でも、上手くいっているのはたまたまだと思います。

例えば、これが1年前、子どもが3歳のときだったら、今のように上手くはいかないと思います。

また、今回も、私の仕事中に子どもがハサミで紙を切っていたら、間違えて服も切ってしまい、子どもがパニックで1時間ほど泣きやまないというトラブルもありました。

なので、この記事の話はたまたま上手くいったケースを書いたに過ぎず、上手くいかないことも当然あることを念のため書き添えておきます。

とはいえ、自宅で子どもを見ながら仕事をしなければならない状況にある人は、私以外にもいると思います。

私も何とか上手くやれているとはいえ、少し夜更かしして睡眠不足になるとすぐにアトピーが再発したり、お酒に逃げたくなってアルコール依存症と隣り合わせだったり(お酒を飲むと体がつらくなるので飲んだ後はしばらく控えざるを得ないのですが)、綱渡りで生きている感覚はあります。

無理をせざるを得ない状況だとは思いますが、なるべく無理せず、健康に生き延びましょうね。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。




この方の記事もめちゃ参考になりましたので、貼らせていただきます。


この記事が参加している募集

最後までお読みいただき、ありがとうございます。