自転車で離島を巡る夏の休日 【宮古・伊良部島旅 2019 #01】
かつてないほど短く感じた、2020年の夏。
都内在住者としては、身動きが取りづらい日々が引き続いていることもあり、仕事で先月出かけた五島列島の以外、海を眺めることなく終わりゆく夏を過ごしているのはいつぶりだかわからないくらいです。寂しいなあ……。
というわけで、今年は満喫できなかった海ネタを。
ちょうど1年前、去年(2019年)の夏に訪ねた沖縄、宮古・伊良部島の旅行記を書いてみようと思います。
沖縄、宮古の伊良部島へ
宮古島の北西に位置する伊良部島。2015年に宮古島と伊良部島を結ぶ橋、伊良部大橋が開通してから、観光地化が進んでいるようで、このときもあちこちでリゾート施設やホテルの建設をしていました。
タクシーの運転手さんいわく、それまでは本当になにもない島だったとか。内陸はいまだ未開発の地も多く、自然がいっぱい。
手前が伊良部大橋、奥側が伊良部島
伊良部島側から宮古島をのぞむ
今回伊良部島に行き先を決めたのは、マリオット系のホテルブランド「ラグジュアリーコレクション」が伊良部島にオープンしたから。2018年末開業、伺ったのは2019年の8月末だったので、オープンしてからまだ半年と少しといったところでした。
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
入り口を入るとドンと視界が開け、インフィニティプールと海を望むロビーが。たくさんの観葉植物が置かれたナチュラル&グリーンなインテリアが好印象。
お部屋はプール付きのガーデンジュニアスイートを選択。
ラグジュアリーコレクションのアメニティは「BYREDO」なんですね。
レインシャワー好き。
プールは結構ひろびろしていて、良い感じ。
プール前の植栽はまだ整備しきれていない感じではありましたが……(笑)ちなみに右上に見えるガラス張りのスペースはホテルのレストラン。
夕方からは、ロビーやテラス、プールでシャンパンを好きなだけ楽しめる「シャンパンディライト」というサービスがあります。
暮れゆく夕日を眺めながらオープンエアーでいただくシャンパン、最高でした。毎日通ってしまった。
おつまみなど頂いていたら、お腹もいっぱいになってきてしまったので、このままテラス席で軽く夕ご飯。
お部屋に戻って、星空撮影などを楽しんで、
朝ごはんはレストランの「TIN'IN(てぃんいん)」で。和食か洋食か、メインを選んで、サラダなどは自分で取りに行くセミブッフェスタイル。地産地消を意識したメニューなのですが、沖縄のリゾートホテルではほぼ確実に朝食ブッフェで用意されている、シークワーサードレッシングがすごく好きです。ここのも例外なく美味しかった。
青い海と空を眺めながらいただく朝食、最高です。
レンタサイクルで島を一周
離島に行くと、必ず乗りたくなるのが、自転車。というわけで、今回もレンタサイクルを宮古島のレンタル自転車やさんから事前にホテルへ手配しておきました。もちろん、電動です。
カゴに「OSMO Pocket」を取り付けてタイムラプスを撮ったりなど。
中ノ島ビーチでシュノーケリング
向かうは下地島にある中ノ島ビーチ。下地島空港の南西にあります。伊良部島と下地島はほぼ地続きと言ってもよい感じなので、移動も楽です。
こじんまりとしたビーチですが、海の家も一応ありました。コワモテ風なおじさんがライフジャケット、パラソルなどレンタルしてくださいます。
私はこの日は海に入れない状況だったのでパラソルの下でお留守番です。
川か!?というくらい水が綺麗。
魚、いっぱいいたみたい。
17エンド
中ノ島ビーチから少し自転車を走らせて移動。下地島空港の周囲に白い砂浜と遠浅の青い海が広がっているのですが、ここのあたりを「17エンド」と呼ぶらしい。
17エンド自体はは下地島空港の滑走路の海側の一番端のことを指す言葉。車はこの17エンドのかなり手前までしか入れないので、自転車で来て正解でした。
白い有刺鉄線と青い空。
17エンド自体、ここ1,2年くらいでかなり有名になってきたスポットだとかで、この周辺はかなりの人が多かったです。
SUPを楽しむひともちらほら。
テトラポッドを超えて砂浜に降りることもできるのですが、かなり危険なので自己責任で。
透明度は素晴らしいですが、かなり遠浅なので、泳いだりシュノーケリングをするというよりも、景色を楽しむのがおすすめです。
空港のすぐそばということもあって、飛行機が間近で見れるのも楽しい。
17エンドをあとにして、
伊良部そば「かめ」でお昼ごはん
待ちに待ったお昼ごはん。やっぱり沖縄に来たら沖縄そば、というか宮古そばを食べないと、ということで、人気店の「伊良部そば かめ」さんへ。伊良部島のローカルそば、伊良部そばをいただけます。
ちなみに、沖縄そばと宮古そばの違いは、宮古発祥かつ、見た目で分かる部分では、具が隠れているか、隠れていないかの違いらしい(最近では、具が表に出ているものも多いようですが)。
親戚のお家に遊びにきたかのような素朴な店内。
「伊良部そば かめ」さんの看板メニュー「かめそば」。伊良部島近海でとれたカツオのなまり節を使ったお出汁はうまみたっぷりでありながら、クセもなくすっきりとした味わいで、個人的にはこれまで食べた沖縄/宮古そばの中で一番好みでした。美味しかった……! 三枚肉、ソーキ、手作りのゆし豆腐、ねぎ、錦糸卵などなど、具材もたっぷり。
自転車は、気になったものを見つけたら、すぐに立ち止まることができるのが良いところ。
動画🎥
ドローンはやっぱり映像が映えますね💡
PART 2に続きます。
【宮古・伊良部島旅 2019】
#01 : 自転車で離島を巡る夏の休日
#02 : 青い海と居酒屋めしと
#03 : オープンカーで島を一周
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