見出し画像

本の選び方

先日、本屋さんに行った。とりわけ欲しい本があるわけでもなく、暇だったのとなんとなく心がモヤモヤしていたので、本屋さんに行けば何かヒントになるものがあるかなと思って行ってみた。


私にとって本屋さんに行くことは、行くあてもないドライブみたいなもの。なんとなく車で走りたい、という気持ちと似ている。


冒頭でなんとなくモヤモヤしていると書いたけど、「なんとなく」なのでモヤモヤの正体はわからない。たぶんちょっとずつのストレスが蓄積がされて、それがモヤモヤになっているんだと思う。


そういう時に、正体がわからないモヤモヤを少しでも解消したくて、答えが書いてありそうな本を探す。けど、モヤモヤの正体が不明なので、どのジャンルの本なのかすらわからない。


適当におすすめ本や新作本が並べられているコーナーを見たり、エッセイや小説が置かれているコーナーを見たりしていた。そうこうしていると、「音楽・デザイン・演芸」のジャンルに辿り着いた。自分には関係ないと思って、今まで見向きもしていなかったけど、その道のプロの自叙伝とかエッセイとかも置いてあって、私が好きなビートルズについて書かれた本があったりして、世界が広がったようでワクワクした。自分が興味がないと思っていたエリアも、自分に通ずる本があるものだと新しい発見だった



自分が抱える問題(モヤモヤ)に対して、

真正面から向き合うのもいいけど、ちょっと違う角度から向き合うのも面白いかもな、

と思った。


例えば、「文章力をつけたい」と思って本屋さんに行った時。自己啓発本やビジネス本などのコーナーに行って、「書く」をテーマにした本を探すと思う。これが、真正面からの向き合い方。


これをちょっと違う角度にしてみると、エッセイ本の置いてあるコーナーに行ってみる。自分が好きだと感じる文章で書かれている本を探す。そこには自分が求める答えが、わかりやすくポイントになって書かれてはいない。自分で感じとって、自分なりに咀嚼する必要がある。だからこそ「面白さ」がある。


ちょっと違った角度から答えを見つけようとするのは、遠回りかもしれない。真正面から答えを見つけにいった方が、はやく自分が求める答えに辿り着ける。


でも、

ちょっと違った角度から向き合うことには、面白さがある。



自分が求めているものとは違った角度からのアイデアが見つかるかもしれない。新しい出会いや発見があるかもしれない。


便利で早くて効率性を求められる時代だけど、あえて時間をかけてちょっと違った角度から向きあってみるのも、平凡な日常や自分自身を彩ってくれるんじゃないかと思ったそんな1日😁


最後まで読んでいただきありがとうございます!いつか書くを仕事にできたらいいなと思っています。応援いただけるとすごく嬉しいです✌️