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仕事終わりに美容室に行った日

念願の美容室に行ってきた。


’’念願の’’というのは、今すぐにでも髪を切ってもらいたいぐらいの状態であるにもかかわらず、美容室の予約がなかなか取れなかったからだ。


どうしても美容室に行きたすぎて、一度は会社を体調不良という理由で休んでまでも美容室に行く覚悟をしたほどだ。結果的には、仕事終わりに予約が取れたので、会社を休まずに済んだ。


仕事終わりに美容室に行ったのは、人生で初めて。今までは、断固として休日に行っていた。いつもと違うリズムはそれでそれでおもしろかったりもする。


というわけで、今日は、仕事終わりに美容室に行った日のことを振り返る。





✂︎…


17:00 定時前。夕食を食べるために外出

ポイントは’’定時前’’ということである。18:30から予約していたので、終わってからご飯を食べると遅くなってしまう。わたしの体はホワイト企業でやらせてもらってるので、体内で毎日働いてくれている内臓さんたちに残業をさせるわけにはいかない。食後すぐに寝ると寝付きも悪くなる。そのような理由から、仕事中ではあったけど、外出する理由をつけて夕食を食べに行くことにした。



17:10 唐揚げ定食を予約

唐揚げを定食が食べたかったので、中華料理屋の唐揚げ定食をテイクアウトすることにした。ここでのポイントは、’’テイクアウト’’である。本当は、店内で中華料理屋の店の雰囲気を味わいながら食べたかった。でも、店内で食べてしまうとお店の匂いが服についてしまう可能性がある。仕事で外出しているはずなのに、戻ってきたらなんかご飯屋さんの匂いがする・・・となると、周りから怪しまれてしまうので、テイクアウトにした。



17:30 車内で唐揚げ定食を食べる。キャベツの千切りは偉大

今回、テイクアウトした唐揚げ定食は、お店で一度食べたことあった。その時は、キャベツの千切りと中華スープがついていた。スープは微妙にしても、テイクアウトでもサラダはついてくるだろうと思っていた。テイクアウトした唐揚げ定食を袋から取り出すと、まさかの唐揚げと白米のみ。


私の中で、唐揚げ定食はキャベツの千切り込みだったので、かなりショックが大きかった。しぶしぶ、唐揚げから食べ始めたものの、どうにも物足りない。「本当に大切なのものは、失って初めて気づく」とはこのことか。これまで当たり前のようにお皿に盛り付けられていたキャベツの千切りの偉大さが身にしみて分かった。


幸いなことに、車をスーパーの駐車場に停めていた。このまま唐揚げと白米だけを食べるのはどうにも耐えられなかったので、スーパーでキャベツの千切りを購入してきた。うん、やっぱりキャベツがあるのとないのとでは、唐揚げの美味しさが全然違う。



17:45  上顎負傷。食事の美味しさは場所込み

前に食べた時もそうだったけど、出来立て唐揚げの熱さと、唐揚げが大きいので、いつも上顎を火傷する。それほどあっつあっつで、食べ応えのある唐揚げなのだが、今回も上顎を負傷したので、ここのお店で唐揚げ定食を食べている人たちは、きっとみんな上顎を負傷しながら食べているのだろうなと思う。


それともう一つ。食事において食べる場所って重要だなと改めて感じた。車内の電気をつけて、薄暗い中、助手席を机代わりに、車の運転席で食べる。同じ食事でも、テーブルと椅子を使って食べる食事と、車内の狭苦しい中で食べるのとでは全然違う。たぶん、高級で絶品な食事を車内で食べるよりも、質素な自炊飯を家でゆっくりと食べる方が断然美味しいんじゃないかな。食事の美味しさは、料理そのものだけでなく、場所込みで美味しさが決まるということがよく分かった。



18:00  会社に帰宅。速攻で帰る

唐揚げ定食を食べ終えるのに意外と時間がかかってしまった。食べ終わって時計を確認すると18時前だった。もう定時じゃないか!何事もなかったかのように会社に戻り、パソコンをシャットダウンして、速攻でタイムカードを押して美容室へ向かった。



18:05  余裕を持って美容室に向かう

車内での食事は微妙だったとはいえ、やはりご飯を事前に食べておいて良かったなと思う。もしご飯を食べていなかったら、仕事終わりの空腹状態でカットしてもらうことになる。私は、空腹状態であることと、食事の時間が遅くなってしまうと、余裕がなくなってしまうタイプなので、先に食事を済ませてきたことで、かなりの余裕が生まれた。



18:30 美容室でカット。自分の成長を感じる

美容室というと、ファッション雑誌などを数冊渡されて、カットしてもらっている間は、その雑誌を読んで暇を潰すと言うのが王道である。最近だと、タブレットで好きな雑誌を読めるようにしているお店も多い。


私が案内された席には、なぜか雑誌もタブレットもなかった。周りの席を見ると、タブレットが置いてある席と置いてない席がある。タブレットが置いてある席が埋まっているわけでもない。にもかかわらず、タブレットが置いてない席に案内された。


私は、基本的に美容室では会話をしなくていい派だ。だから、雑誌を読むことで、それとなく話さなくていい雰囲気を演出するのだけど、その雑誌がないのだから何もできない。自分のスマホはあるけど、スマホの画面を他人に覗かれるのもなんか嫌なので、スマホを触ることもしない。


そうなると、本当にただ座ってカットしてもらうしかなかった。でも、ここで自分自身の変化を感じた。今までは、「美容室では楽しそうに会話をすべき」という思い込みがあった。そうすべきと思う反面、それといって会話をしない(できない)自分が嫌いだった。


今回は違った。美容室さんとは会話をすべきという思い込みはなくて、「会話をしてもいいし、べつにしなくてもいい」と自然とそんな気持ちでいれた。美容師さんに話しかけられれば、会話をするし、自分からはとくに話しかけない。美容師さんと会話を続けれない自分を否定することもなかったし、そこに居心地の悪さを感じることもなかった。


昨日のnoteでも書いたけど、「自分は自分のままでいい」と自分自身を受け入れることができるようになった証拠をまた一つ確認できた。今の自分、なんかいい感じだ。そんなことを感じた美容室での時間だった。



19:40 ハーゲンダッツを買って帰宅

カットが終わり帰宅。唐揚げ定食といったガッツリ系を食べると、アイスが無性に食べたくなるのは私だけでしょうか。カットしてもらってる間も、アイスのことばかり考えていた。帰宅途中に、スーパーでハーゲンダッツを母の分と2つ購入した。


家に到着すると20時を過ぎていた。せっかく買ったアイスだけど、今から食べると遅くなってしまうので、また今度のご褒美にとっておくとした。たぶん、今までの自分なら後先考えずに食べてた。暮らしを整えるようになって、どうしたら心地よく過ごせるかと考え行動できるようになった。これもまた一ついい変化だ。




思いのほか、長くなってしまったけど、仕事終わりに美容室に行った日のことでした。いつもと違うことをすると、いろいろと発見がありますな😁





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