会社員として働く目的

ちょっと前に、「会社員の目的を見直す」というnote書いた。

会社で働くことは自分には向いていないけど、会社で働く目的があれば、心持ちも変わるんじゃないか。そんな内容のことを書いたと思う。

そこから少しだけ思考が進んで、会社で働く目的が少し見えてきた気がする。

そういうわけで、自分が会社員として働く目的について書こうと思う。

私が、会社員として働く目的。

結論から言うと、

「人間を学ぶ場所」

である。

「会社やめたいなー」「転職したい」「会社員やめたい」とかって思う瞬間は、いつも人間関係でのストレスを感じた時のように思う。

お客さんからの面倒な質問やクレーム、会社内の雰囲気、これやって意味ある？と思うような仕事をやらないといけない時など、ストレスに感じることは大抵人に繋がる。

だから、会社員をやめて自分ひとりで完結できる仕事を創ることができれば、こういったストレスから解放される。そう考えるようになった。

でも、今の自分にはそれだけの技量がないので、会社員を手放すことはできない。できるとしたら転職。

「じゃあ、次はどんな仕事をしたいか」と考えてみた時に、人間関係でのストレスを解消したい思いから、極力、人との関わりが少ない職種がいいなと思った。

そう考える一方で、「本当にそれでいいのかな？」と思う自分もいて。

極力、人と関わらない仕事に就いたことを想像すると、これからの人間関係にものすごく不安がある。

内向型の私は、自分から積極的に人と関わっていくタイプではない。

そんな私が、仕事でも人との関わりが減ってしまったら、人と関わる時間が日常の中で、ほとんどなくなってしまうのではないかと。

「人と関わらなくても、ずっと一人でも全然平気！」という人にとっては、ストレスフリーに過ごせるかもしれない。

ただ、私の場合は、人と関わるのは好きではないけど、全く人と関わらないと、それはそれでメンタルの状態が良くないという、非常に面倒くさい性格をしている。

日常で、人と関わることが極端に減ってしまうと、人慣れしなくなって、プライベートでのコミュニケーションにも支障が出そうな気がする。

そう考えると、会社という場所は、案外、自分のメンタルやコミュ力の安定に繋がっているのかもしれない。

会社は、人間を学び、コミュ力を身につける場所。

人間社会で生きていく限り、コミュニケーションは上手に取れた方が楽しいだろうし、それは、さまざまな人と関わる中で学び培っていくもの。

ストレスの大半は人間関係から生まれるけど、人と関わることは、人間社会を楽しく生きていく上で、学ぶことは多い。

会社員として働く目的を、「人間を学ぶ場所」と捉えると、煩わしい人間関係も少しはポジティブに感じられる。

会社で働く目的がはっきりすると、納得感を持って働くことができる。

すこーしだけ、会社で働くことがポジティブに捉えられるようになったかもしれない。

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