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やってみるからこそわかること

日常を綴ったマガジンを作りたくて、数日前からnoteで夜に日記を書き始めた。4日ほど書いてみて、やめることにした。一見すると「4日しか続かなかったのか」とネガティブな印象を受けるかもしれないけど、私自身は至ってポジティブ。やってみたからこそわかったことがあったから。今日は、夜日記を書いてみて感じたことについて書こうと思います。




私のnote事情

まず私のnote事情について。1年以上ほぼ毎日noteを書いている。朝起きて、日々の中で感じたことや考えたこと、おもに暮らしにまつわることを書くことが多い。朝noteを書くことは、もはや私のルーティーンになっている。頭の中のぼんやりしたものを文章という形にすることで、頭の中が整理されて気持ちもスッキリする。書いていて心地いい・楽しいという感覚があるから、1年以上続けているのだと思う。


毎朝noteを書く中で、平凡な日常が愛おしく素敵なものに感じられるようになった。この平凡な日常を書き留めたいと思うようになった。朝に書いているnoteも日常で感じたことや考えたことを書いているので、これも日記と言えば日記なんだけど、1日の終わりにその日を振り返る文章も書いてみたいなという好奇心から、夜noteを書くことにした。




朝の文章と夜の文章

今までは朝にしかnoteを書いていたので全然気づかなかったけど、夜にnoteを書いてみると、朝と夜で文章が全然違うなと感じた。読み手側に伝わってるかはわからないけど、書き手としては、書いている時のテンションや出てくる言葉が朝と夜とでは違う


朝の文章は、朝起きてすぐで頭もクリアな状態だから、元気があって、色で例えるなら黄色とか爽やか水色のイメージ。夜の文章は、1日の終わりで頭も疲労した中で書いているから、ぼんやりしていてネイビーとか茶色のイメージ。伝わるかな。


それと、周辺環境も影響していると思う。朝は日が昇って太陽の光、鳥のさえずり、窓に目を向ければ、鳥がで飛んでいる様子や遠くの山の景色だって見える。夜は、静かでひっそりとしている。カーテンも閉めているから外の様子も見えない。


なるほど。同じ人の文章でも、書く時間帯や書く場所・環境によって変わるんだなという発見になった。だとしたら、自分はどんな文章を書きたいかな?その文章はどんな場所でいつ書くといいかな?なんて考えて文章を書いてみるのもまた面白い。




夜noteをやめた理由

夜は夜で、夜にしか書けない文章があるとわかった中で、夜にnoteを書くのはやめて、やっぱり朝にnoteを書くことにした。それは、朝に書く方が圧倒的に心地よく過ごせるから。


夜noteを書いてみて感じたのは、

・夜にやるべきことがある状態がストレス
・翌朝の疲労感
・朝noteの文章が進まない

大きくはこの3つ。


仕事をして会社から帰ってから、「noteを1つ投稿しないといけない」という状態がストレスになっていた。私にとってnoteは、「やりたくてやっているもの」であり、「やらなければいけないもの」でもなければ、「やらされているもの」でもない。「やらなければいけないもの」になった瞬間、それは楽しいものではなくなるから。


夜noteを書く時間だけを見れば、ひっそり静かな中で1日を振り返る時間は心地いいものだったけど、夜全体の過ごし方で考えた時に、寝る前にnoteを書かないといけないと思うと、夜の時間が窮屈に感じられ、寝る前の読書もゆっくりできなくなるのがストレスになっていた。


そして、夜noteを書くことで、翌朝にも影響があった。まず、目の疲労感。夜noteを書く時に間接照明にして暗い中でパソコンを開いていたのが原因かなと思っていたけど、よくよく考えたら目の疲労感だけでなく、朝起きた時の頭のスッキリ感というかクリアな感覚がない。たぶんだけど、文章を書くことは頭を使うから、寝る前に頭への負荷をかけることで、翌朝になっても疲労感が抜け切れてなかったような気がする。


そして、朝noteを書くことも続けたかったから、朝にもnoteを書く。すると、書きたいことが浮かなばい。なんとなくこれについて書こうかなと思って、書き始めるも頭もスッキリしない状態で目も疲労感があり、コンディションも良くないからか、文章が書けない。コンディションが悪いと文章って書けないんだなと思った。それと、夜noteを書いたことが翌朝にも引っ張られている感もある。基本的には、朝に書く内容の昨日の1日で感じたこと考えたことを題材にして書くことが多い。夜にも昨日1日のことは書いたし・・・と新鮮味がなかったからかもしれない。


そういうわけで、夜noteを書くことをやめた。


今はこうして朝にnoteを書いているけど、夜noteを書いた翌朝と比べると、感覚が全然違うのがわかる。やっぱり書いていて楽しいし、頭もスッキリした状態で書いているから、頭の中がスラスラと文章になって行くのが気持ちがいい。




やめることは良くないことなのか?

何か新しいことを始めると、すぐにやめたり、すぐじゃなくても途中でやめてしまうことってあると思う。始めたことを途中でやめるのは、世の中的には良くないこととして捉えられがち。


でも、そんなこともないんじゃないかと思う。やめる理由がそこにはあって、それに気付けたのは、むしろ良いことなんじゃないかと思う。好きなこと・嫌いなこと・心地いいこと・居心地が悪いことって、頭の中だけで考えていてもわからないし、本当にやってみて感じることってあると思う。最初からばっちりハマってうまくいくことの方が珍しいと思う。


「続けるべき」とか「途中でやめるのは良くない」という思い込みがあるから、新しいことを始めることが億劫になる。ちょっとやってみたいことがあっても、「途中でやめるぐらいなら最初からしない方がいい」と何も始めないのはもったいないと思う。


何かを始めたとき、続けても続けなくてもどっちでもいいと思う。続いたなら続くなりの理由があったんだろうし、続かなかったなら続かなかったなりの理由があったわけで、何をして何を選んでもそこにはきっと「気づき」がある。毎日1年以上文章を書き続けてきた中で、そう考えるようになりました😁





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