【共通テスト】センター試験より難しい!国公立志望者は甘くみるな!
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さて今回は「共通テストはセンター試験より難しい」という記事を書いていきます。
高校生や高校生をお持ちの保護者の方、大人の方でもセンター試験を受けたことがある人で「共通テストって、どう変わる?」に興味があるかたは、ぜひ読んでください!
今回もnoteは簡単に詳細はブログで!という流れでいきます!
では早速いってみましょう!
共通テストの特長
では共通テストはどんな特徴があるのでしょうか?
まず結論から書いてしまいますと・・・
・思考力、判断力、表現力
・スピード勝負
・設問は間違い探しで解く
こんな特徴があります。詳しくはブログをご覧いただければと思いますが、簡単に解説をします。
思考力、判断力、表現力
これまでのセンター試験は「知識と技能」だけで解けるような問題が多く、ようはどれだけ暗記したかで点数が決まってくるテストになっていました。
これを共通テストでは「日常生活から問題点を探り、複数のテクストを使って自分の考えをしっかりまとめた上での解答」が求められる形式に変わります。
共通テストの試行調査での平均点は英数国は40%~50%と正答率は低く、しかしこれを平均点とすると言い切って問題作成をしていく予定になっています。
ちなみにセンター試験は60%が平均得点率なので、どれだけ正答率が下がるかは見ての通りです。
スピード勝負
共通テストはセンター試験と同じ時間で行われます(数学ⅠAだけは+10分)。
しかし、問題文の長さやページ数は圧倒的に共通テストの方が多いのです。つまり、センター試験よりもハイペースで問題を解かなければ、共通テストは全問終わり切らない可能性があるということです。
英語に至っては「全問英問英答」で、センター試験より1000ワードも単語数が多くなっています。
受験生にとってまだ過去問が少ない中での対策になるので、日々の勉強からスピード感を持って勉強しなければなりません。
※関連記事(リンクをクリック)
>>【共通テスト英語】焦らない時間配分の目安はコレだ!
>>【共通テスト国語】時間配分と解く順番で得点を安定させるコツ!
設問は間違い探し解く
共通テストは全問マーク式です。ですので、4~6つの記号から選択し解答します。
ここで注意点は「読解力がないと正解にならない」こと。
正しいものを選びなさい、間違っているものを選びなさい、という問題が圧倒的に多く、消去法で解いていきますが、読解力がなければ知識があっても解けません。
それが共通テストの難しさの一つになっています。
共通テスト対策は「英数国」が大切
最後に、共通テストは英語・数学・国語でほぼ勝負が決まるという話をします。
英語や数学、国語は、成績が伸びるまでに非常に時間がかかります。また、マーク式の問題ですので、問題になれていかないと点数が上がりません。
ですから、マーク式の問題を解いて自己分析をして、自分の足りないところを自主学習で勉強する!ということを、ひたすら繰り返します。
英数国は、以前にブログでも共通テスト対策についてまとめていますので、ぜひそちらもご覧ください。
英数国の共通テスト対策(クリックすれば記事に飛びます)
>>【共通テスト英語】点数が取れない理由!プロが教える傾向と対策!
>>【共通テスト数学ⅠA】苦手な理由から克服する勉強方法!
>>【共通テスト数学ⅡB】点数がとれる!ⅠAと違う特徴とは?
>>【共通テスト現代文】安定しないのは理由とは?プロが教える対策!
>>【共通テスト古文漢文】苦手な人向け!8割とれる勉強方法!
共通テスト対策 センター試験より難しい まとめ
いかがでしたでしょうか?
共通テストを制するものは受験を制す!と、僕の予備校では通っている生徒全員にそのように伝えています。
今は、このようなコロナの影響でオンライン学習で進めていますし、9月新学期という話もあるので、受験の日程的なところはどうなるかわかりませんが、十分な対策を早めにやっていかないと、致命的になります。
特に、国公立志望者は共通テストを甘くみないで下さい。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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