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初の共通テスト出願者数データから見る2021年度大学受験の動向!

予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。

冒険者ブログは教育に関する記事なら何でも載っています!と、言えるぐらいに読者が増えつつあるサイトです。

特に大学受験に関する記事は、予備校ならではの情報と知識を使って発信していますので、参考になると思います。

さて、今回は「共通テスト元年!出願データから見る2021年度大学受験の動向」について書いていきます。

2020年10月16日の情報になりますが、これは世間の受験情勢を大きく反映している情報で、かなり信憑性が高いです。

ぜひ参考にしてみてください!

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それでは、さっそくいってみましょう!

コロナ渦で、共通テスト避け地元出願思考に!

コロナウィルスの猛威が大学受験を直撃しています。

出題範囲の縮小、共通テストを2回に分けて実施、発展的内容を出題するときは注釈をつける、といったコロナによって学習が進まなかった時の対応を文部科学省から施策として打ち出されました。

それは一時しのぎ的な対応であって、根本的な解決策には至っていません。

そのため、コロナ渦での大学受験に大きな変化があります。

それが「地元の大学を受験」という思考です。

簡単に言えば「大都市への受験を控える動き」という、まさにコロナウィルスを意識した動きになっているということですね。

現に、大学はオンライン授業を採用し、大学生は自宅でPCやタブレットに向かいながら授業を受けています。

そのため、大都市への受験よりも自宅から通えるような距離にある大学を志望する傾向が表れているのです。

ですから「地元の大学を受験する」動きが出てきています。

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共通テスト元年!共通テスト出願者数はどれくらい?

では、共通テストを避ける動きが出ていると解説してきましたが、どれくらいの出願があったのでしょうか?

それは以下の数字です。

2021年度大学受験の共通テスト出願人数
⇒53万5244人
※前年(最後のセンター試験:53万917人)

共通テスト元年の出願人数は、昨年をやや上回った感じです。

そして、今年はコロナウィルスの影響で学習進度の遅れを考慮し、共通テストの日程が2回分設定されています。

その内訳は以下の通りです。

第一回目(1/16・17)⇒53万1118人
第二回目(1/30・31)⇒789人

という結果です。

圧倒的に始めから設定されていた日程で受験する学生が多いです。その後の受験日程や出願を考えると、当初の予定通りの日程を希望するのは当然の心理だと思いますね。

2021年度大学入試はチャンスがいっぱい!

ここまで「地元大学に出願」「共通テスト元年」ということを書いてきましたが、初めて尽くしの2021年度入試はチャンスがたくさんあります!

例えば・・・

①関東圏・関西圏の都市部への受験人数が減る!
②浪人生が例年に比べ、それほど多くない!
③共通テスト対策をやったもん勝ち!

これは、本当に本当のBIGチャンスだと思っています。

都市部への集中がなくなることで、早慶上智・GMARCHの受験人数が減ることもそうですが、浪人生が例年に比べて少ないのも大きいです。

そして、センター試験から共通テストに変わったことで、対策不足になりがちな共通テストに特化して対策をしていると、周りよりも点数が取れる可能性があるのです。

ようは、集団心理的な要因で「これまでに見られなかった傾向になるかもしれない!」ということなんですね!

ぜひ、このチャンスを生かしてください!

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初の共通テスト出願者数データから見る2021年度大学受験の動向! まとめ

いかがでしたでしょうか?

なかなか、普段、大学受験に向けて勉強しているとこうした情報が耳に入りにくいとは思います。

ですが、高校生や高校生の保護者の方が、こうした情報を手にすることで、これまでは考えられないようなチャンスが巡ってくると思えば、そのチャンスをものにできないと、勿体ないと思いませんか?

ですから、共通テスト対策、出願戦略をしっかりと立てて、チャンスをつかみ取りましょう!

最後までご覧いただきましてありがとうございました!

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