見出し画像

(続)息子の小さな背中を見送りながら


昨日の続きです。

今朝も息子はめそめそ状態で、一旦は元気よく歩き始めましたが、いろんなことを訴えて行ったり来たり^^;

最終的には我慢できずにしがみついてきました。

というわけで、今朝も一緒に登校。

ただ、今日は途中で息子のことを知ってくれている同級生と上級生が一緒になって、上級生が気を利かせて引き取ってくれました。

この上級生、女の子だったのですが、とっても上手でした。
「晴哉君、どうしたん?」から始まって、「一緒に行こう」「お話しながら行こう」と促してくれました。

それでもなかなか離れようとしない息子に「そうだよね、離れたくないよね。もう少しギュッとしてから行こう」とハグも促して、頃合いを見計らって「さ、行こう。もう行こう」と。

そして引き離された息子は僕とタッチを要求。
「うん、そしたらそのタッチで最後にしていこう」と声をかけて、タッチをしたのを見届けた後、自らの身体を僕と息子の間に入れて、息子のランドセルを優しく後ろから押しながら歩き始めていきました。

後ろ髪を引かれるように何度も振り返る息子の肩にずっと手を添えて歩いてくれていました。
交差点を曲がるところまで見届けて僕も自宅へ戻ってきました。


僕は、と言うと「寂しいかもしれんけど、お父ちゃんは学校まで一緒に行かれんからね」「さ、自分で背中を押して」と昨日とは少し違う距離感で彼を受け止めました。

2人で話をするときの彼のまなざしが、何とも言えないもの。
とにかく「あなたらしさを出して」「大丈夫」「心でつながっていることを感じて」というメッセージを含ませた言葉を選びながら、彼へ向き合っていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?