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僕が採用チームでインターン生を受け入れた時に必ずしていること

こんばんは。流です。

1人アドベントカレンダー9日目です。
今週は、昨日、一昨日と土日もイベントがあったので、まだ月曜日なのにもう木曜日感が凄いです。

月29.5日働いていたインターン時代を思い出しました。

さて、本日10/9(月)
僕のチームにインターン生が入社してくれました。
18歳の大学1年生です。

ちょうど良いので今回は僕がHRチーム、採用チームのインターン生入社時にやっていることをご紹介していきます。

1.入社前は業務説明よりも会社説明を重視

これ。普通は逆かなと思います。
実際の業務がイメージと違ったのが理由で不満を抱えたり早期退職になったりということが起こりやすいので。
ただ、ガイアックスの場合は、HRや採用の仕事でも、定型業務が少ないです。
定型業務はどんどん自動化したり外注していくからです。
先月毎日やっていた仕事は、今週は自分たちでやらなくなってます。

だからインターン生が苦しむのは、
「思っていた業務内容と違う」
ではなく、
「何をしたら良いかわからない」
です。

だから、会社全体が何を目指しているのか、
どんなカルチャーで、
どんなマインドセットを求めているのか、
そして、このチームは何がしたいのか、
の説明を一番印象に残るように話しています。

2.入社初日はひたすら情報を浴びせる

入社初日。
入社手続き後、さっそく何かしらのMTGに参加してもらいます。
全然分からなくても良いけど、何が分からなかったかをメモしておいてと伝えます。
このMTGでは、意見を出してもらうことには期待していません。
できるだけ早くこの会話についていけるようにならなきゃ。というイメージをつけてもらうために、あえてまだ分からないことだらけのMTGに参加して貰います。
結果、この後のインプットの質が上がります。

MTG一件をこなすとお昼。
お昼はNagacho GRiDで一緒に食べます。
すると、周りに沢山の社員やお客さんが集まってきます。
そこでひたすら社内の色んな人と話してもらいます。
(組織図の説明だけはランチ前に済ませます)
だいたい3〜8名くらいと会話することになりますが、ここは偶然性に任せているのでその日によります。
これをする目的は、早い段階で、「僕以外の頼れる人」を増やしておく為です。
自由な環境で、自分で決めることが多い分、
参考にできる情報は多くないと辛いです。
その為、話しかけられる関係の人を初期の段階でできるだけ増やします。

ランチの後は、ひたすら色んな情報をインプットします。
チームがこれまでにやってきたこと、
今持っているプロジェクト、
チーム体制(パートナー含む)、
これからやりたいこと、
ガイアックスの事業、
ガイアックス周りの事業、
業界の近況、
などなどなど

もちろん随時質問は受け付けます。
ただ、まだなんの情報が何に役立つかもわからない状況だと思います。
ただ、先に1件MTGに出ているので、
その答え合わせになったり、
自分が早くインプットしないといけない知識量のイメージはできてたりすると思います。

3.短期的なゴールと長期的なゴールを定める

また、初日に下記の2つを伝えます。

短期的なゴール:
1ヶ月後に5分間の会社紹介プレゼンをしてください

長期的なゴール:
インターン終了時の理想の自分の姿を考えておいてください

短期的なゴールの方は、
1ヶ月に僕や社員の前で、自分で1から考えた会社紹介プレゼンをしてもらうというもの。
想定聞き手は、ポテンシャル採用の採用ターゲットで設定してもらいます。プレゼン後は質疑応答もします。
つまり、1ヶ月後に1人で採用イベントに出てきてねと言っているのに限りなく近いです。
この目標があると、
自分が何をインプットしないといけないかが見えてきます。
採用ターゲットのこと。
自社の強み弱み。
自社の様々な角度からの見え方。
などなど。
2日目からのインプットの質が変わります。
あと僕が毎日タスクを指示しなくても、
やりたいことが山ほど出てきます。

長期的な方は、
自分の理想の姿を描いてもらうことで、
どんな仕事を任せた方がいいのかが見えてきます。
それに基づいて何のプロジェクトを提案するか、どんなスタイルで働いていくかを決めます。ちなみに、毎月の給与交渉時にも、この理想の姿にどれだけ近づけたかという会話も必ず行います。

3.出社2日目は脳をフル稼働してもらう

入社2日目は、作業系のタスクではなく、
お題をいくつかだします。

例:
・来年スタートアップスタジオで事業アイディアを2000個集めるための施策を考える
・ポテンシャル採用のターゲット層の中でも、まだ安定的に採用できていない超トップ層を採用する為の企画を考える
などなど

だいたい2〜4個くらいお題を出します。
朝に1時間くらいかけて、
そのお題の背景や前提情報を説明します。
そこでも質問を受け付けますが、
大抵はまだ何の情報が必要かわかっていないのでそんなに質問出ません。
でも、1日かけてやるとなると、
ただの頭の中で妄想するアイディア出しではありません。
ターゲットのことをより深く調べたり、
競合他社が何をやっているのか調べたり、
ガイアックスの武器は何なのかを調べたり、
とにかく調べることも検証することも多いです。
リーンスタートアップ方式で事業を立ち上げる時とほぼ一緒です。

イメージしてみてください。
就活イベントのグループワークで出されるようなお題を1人で丸一日かけてやるようなものです。
思ってる以上に地獄です。
(あ。でも某コンサル会社の選考は似たようなプロセスあったなあ。僕はドMなので楽しかった。)

ただ、1日目に情報を浴びるようにインプットしているので、ヒントになることは沢山あります。そして、この日以降も自分で考える癖をつけるにはこの方法が一番だと思っています。

夕方にアウトプットをシェアしていただき、
フィードバックを行います。
ただ、そもそも僕の中に答えのないお題を出すので、フィードバックというよりもMTGです。
そして、MTGを踏まえて見えてきたものを実際にプロジェクトとして任せます。



以上が、僕がインターン生を受け入れる時に必ずしていることでした!

(ちなみにもう1名くらいインターン生受け入れ予定です!もし興味のある方は是非ぜひ!笑)

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