胃もたれも腰痛も肩のコリも尿意も無くなるなら鬼になることも悪くはない。
さて、遅ればせながらやっっと無限列車に乗車しました。いやぁ鬼滅すごい。平日の昼間なのにしっかり映画館に人が入っている。
何よりも途中とかエンドロールの最中に携帯を見る人が誰もいなかった。最高。全人類そうであれ。この前映画観に行った時は酷かった。インスタのストーリー撮ってる人いた。捕まれ。
それはそうと今回の映画ね、泣いた。鼻すすりながら目うるっうるで泣いてた。
大して年は取ってないけど最近涙腺が緩くなってきた。家族愛とかそういうのでは確実に泣いてしまうしもうはじめてのおつかいとかも確実に泣く。全く他人の子供なのに泣いちゃう。頑張っている人間の姿は美しいんですよ知らんけど。
今回の鬼滅も大概そんな感じで「家族愛・努力・信念」その他諸々が怒涛の勢いで涙腺に殴り込みをかけてきた。
もうネタバレしても大丈夫でしょうかね。煉獄さん、いや、煉獄の兄貴、ほんともうね、はい。
男はやっぱり生き様なんだなぁ。ながをし。
元々連載開始から最終回までをジャンプ本誌で読んでいたから煉獄さんのカッコよさも知っていたし例のラスボスの過去も知ってた。知っていたからこそ分かる言葉の重みと苦しさ。これが何も事前情報なく観に行っていたらまた違った感想になったと思う。
漫画にはない描写とかがアニメオリジナルとかの整合性のない詰め込まれ方じゃなくてしっかりと筋の通った新しいシーンとして追加されていたのがとても、とてもよかった。あとアニメを1話も見ずに映画を観たけどやっぱりアニメの力、いや、声の力ってすごい。観ながら(うわぁれんごくさんだ!!!!わっしょい!!!)みたいな感情になったり(ゔぇっ…れんご…ゔぁあ…)みたいになれた。
で、そんな感想はいろんな人がもう既に言ってるからいいんです。
問題はここから。
題して
「久しぶりの映画館で初めて尿意を感じたこと問題」
このコロナのおかげで映画館に長らく行ってなかったんです。最後に行った記憶があるのが8月?とか。趣味映画鑑賞とか言ってるのに映画館に行かずにここ最近は配信とか録画とかしか観てなかった。
家で映画を観るときしか出来ないこと、それは「トイレに行く」こと。
好きなタイミングで停止したりして気軽に水も飲めるしトイレにも行ける。それが今日仇をなしてくれた。
これまで映画館に通っていた頃は普通にトイレに行って映画が終わるまで特に尿意を感じることなく映画が終わって明るくなっていた。
それがどうした終盤になるにつれて膀胱が脳に語りかけてくる。
そして耳にするあの台詞、「お前も鬼にならないか?」
鬼になれば膀胱の悲鳴も肩こりも腰痛も生クリームとかを食べてすぐに感じる胃もたれも全て解決されてしまう。
鬼にしてください。
もしその場に自分がいたら真っ先に鬼に立候補してた。多分敵ももっと違う感動を求めてるし「これで不死身だ!!」みたいな喜びを期待していたはず。まさか「これで腰痛も肩こりも胃もたれもない生活を送れる!やった!!!!」みたいな理解しづらい感動を見せられるとは思っていないだろう。
鬼は夜しか生活できない?もうこちとら既にウェブ授業のおかげで絶賛昼夜逆転不眠柱じゃ畜生。
多分その辺に歩いている人に鬼にならないか聞くなら「最強の力」とか「人間を超えた能力」とかよりも「歩いても痛くならない膝」とか「揚げ物を食べても次の日まで胃もたれが残らない」とか「焼肉でしっかり肉を食べた後に冷麺まで食べることができる胃」とかをアピールした方が手っ取り早く鬼の数を増やせる気がする。
大体まだ19のくせにここまで体が老いているってどういうことなのか。そろそろ鍼と整体に行きたい。体が固まってきた。
誰かいい感じに体の疲れが取れるライフハック教えてもらえませんか?クスリと酒以外で。
そして鬼の方へ、是非ともその血を肩あたりに入れてください。あと腰、それと余力があれば足にもお願いします。
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