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DX企業に転職後に気づいたVBA・マクロを学ぶ必要性(3/3)

どーも。きよともです。
先日こんな記事を書きました。

結論としては、オワコンとは思いません。
理由は3つ。

その内2つは以下の記事にまとめてますので、
ご参考までにご覧ください

そして3つ目。
それは、今後、伸びるであろうRPAとの相性が良いからです

IT業界って似た単語多すぎ
RPA、RPO、BPO、BPR…とかほぼ間違い探し


▼RPAとは・・・?

ロボティックプロセスオートメーション(Robotic Process Automation)
の略になります。

あらゆる事務作業を自動化するソフトウェア。

簡単に言うと、新入社員をPCの中で雇うイメージ。

PCの中で雇われた新入社員は、最初こそ何もできませんが、
先輩社員が、様々な仕事を教えていく事で、
どんどん、色んな業務が出来るように成長していきます。

請求書を作る、メールを作る、データを転記や加工する
他のソフトウェアやクラウドサービスを操作する、
システムから他のシステムへの情報の橋渡しなど、
様々な業務を覚えさせていく事ができます。

人手不足や効率化の背景から、日本でも導入数は右肩上がり。

▼RPAはまだまだ伸びる

VBAがExcelの業務を自動化するのに対し、
RPAはExcelかつ、他のシステムやソフトウェア、クラウドサービスの作業を自動化出来る。

まさにVBAの上位互換的な存在。

そしてRPAの凄いところは、VBAよりも自動化領域が広いのに、
VBAと違いプログラミング言語を使わず、プログラムを組めること。

最初RPA知った時、なんだこの無敵のツールは…と驚愕しました

抜群の効率化効果と、プログラミング知識不要というハードルの低さで
今後もますます市場拡大されると言われているわけです。

パソコンの中でロボットくんがゴリゴリに事務作業をやってくれる
しかも24時間、365日。人ではやはり勝てない領域に

▼RPAには問題点も

今後、ますます導入する企業が増えそうなRPA
ただし、そこで一つ課題があります。

それは、、「RPAって社内で誰が触るの?」問題です。

RPAはExcelと一緒でパソコンに入れていきなり便利にはなりません。
まっさらな状態の為、何も出来ません。

Excelを有効活用するには、関数・VBAを使いこなす人が必要なのと一緒で、RPAもRPAを使える人が必要になります。もちろんプログラミング知識は不要なので、プログラマーを雇う必要はありません。

ただ、全くの素人と、プログラミングの基礎を知っている人であれば、習得スピードは格段に違います。全くの素人からすると、いくらプログラミング知識不要とはいえ、最初はかなり躓きます。

結果、社内でRPAを使える人が「見つからない」、「育たない」というのもよくある課題の1つです。

そこで、最近では内製化にこだわらず、派遣会社からRPAの技術者を派遣してもらってRPAを運用するケースも増えています。

▼RPAを扱える人はニーズあり

上記の事から、RPAの導入が増える一方で、RPAを触れる人はまだまだ少ないのが現状です。(ちなみにRPAで自動化のプログラムを組む人をRPAエンジニアと言ったりします。)

それであれば、RPAのスキルを身に付ける事はかなり意味があると思います。そこでVBAのスキルの出番。なぜならVBA→RPAはかなり相性が良いからです。

先ほどの書いた通り、RPAはプログラム言語は不要です。その為、VBAを触った来た人からすると、RPAはかなり簡単に感じます。実際、僕も最初にRPAを触った時感じたのは、「なんこれ、、めちゃくちゃ簡単やん。VBAはあんなに苦労したのに….」といった感じでした。

プログラム言語が不要な分、かなりとっつきやすい。
それでいて、分岐(Aパターンの時は1の処理、Bパターンの時は2の処理)など状況に応じて、処理の方法を変える方法)や、繰り返し作業などVBAの考え方と似ている部分が多いんです。

実際RPAを触った際、「あ~VBAでいうとあの事か」と思う事が多く、分かりにくい事があれば、一旦VBAに置き換えて考えれるので、理解が早く進みます。

VBAやっている人はしょっちゅう、「あれか!!」となる。

RPAを使えるようになれば、社内でも、社外でも重宝されるようになる。
そしてそれは、VBA習得者であれば、割かしすぐスイッチできる。

現状、職場にRPAがないという方は、まずお手持ちのExcelでVBAにチャレンジしてみるといいと思います。

現状の業務もラクに出来るし、社内でRPA導入の話になった際、
DXという大きなプロジェクトに対して白羽の矢が立つと思います。

「専門スキルを身に着けたい」、「日々の業務をラクにしたい」
そんな方はVBAの勉強頑張ってみませんか?

▼最後に

VBA・マクロに興味がある方、
一度、勉強したけど、挫折してしまった人

以前、私も3回挫折して諦めました。
お金で解決しようと数万円のスクールに通うも、やはり挫折。

そんな中、4度目の挑戦でついにVBAを使えるように。
3回目までと何を変えたのか?
挫折せずに勉強できたノウハウをまとめましたので、ぜひ読んでみてください。

※Kindle Unlimitedの方なら無料で読めます



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