見出し画像

『手遊び』で分かる体と手の発達チェック

 
手が不器用な子どもが増えているとよく言われますね。
では、『手の器用さ』ってどういうことなんでしょう?
 
美術や作業を教えていて、
『この子の手の状態、手の使い方は器用と言えるのかどうか・・・』
と、考え込んでしまうことがあります。

一見、細かな作業や線描が得意で、手際も良く丁寧なのですが、
ちょっとした簡単な作業でつまずいたりする。 

例えば、手全体を使う動きでぎこちなさがある。
力を入れることができない。
粘土を練ったり、彫刻をしたりできない。
ドライバーが使えない。
釘が打てない。

『経験不足の問題』と、言ってしまえば、そこまでなのですが
同じように経験を積ませて、同じように繰り返し取り組んでも、
他の子のようには伸びないことがあります。

このような子どもの手の状態をどのように考え、どのようなエクササイズをしていけば良いでしょうか?
 

ここから先は

1,556字
この記事のみ ¥ 150
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

もし、お役に立ったことがあれば、サポートをお願いします。 子ども達の発達を伝える活動に活用させて頂きます。