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#38 人見知りは本当に損なのか?
今週もお疲れ様です。
ながなっつです。
「人見知り」と聞いたとき、あなたはどんな印象を持つでしょうか?
暗い人
人との交流が苦手そう
積極的じゃない
おそらくマイナスなイメージを持つと思います。
でも、人見知りはその人の弱点ではありません。
むしろ、良い方向へ人間関係を向けられる可能性を秘めているんです。
今回は「人見知りは本当に損なのか?」について、一緒に考えてみましょう。
「とーしつとーく文字版」はラジオトークのチャンネル「とーしつとーく」がベースです。
統合失調症を抱える私・ながなっつの経験を元に、内向的で考えすぎてしまうあなたの悩みを共有。
一緒に解決策を探っていきましょう。
あなたの不安がふわっと軽くなるきっかけになりますように。
○私の人見知り歴は30年
正直なところ、私も人見知りで「人見知り歴」は30年になります。
小学校入学、その直前から人見知りが激しくなり、現在でも同じ状態が続いています。
人見知りの大きな特徴としては
初対面の人と会話ができるまで時間がかかる
自分からの挨拶がなかなかできない
話す声が小さくなってしまう
といったものが挙げられます。
実際、私もすべての特徴に当てはまり、30年かけて改善されているものの、基本的に人見知りの状態は続いています。
でも、本当に人見知りは悪いことでしょうか?
○人見知りにも良い点はある
実は、人見知りにも良い点はあります。
代表的なのが次の5つです。
その1:人間関係で適切な距離が保てる
その2:本当に仲良くしたい人とだけ関係が築ける
その3:同じ人見知りの人に優しくできる
その4:1人の時間を大切にできる
その5:誰かと一緒の時間も大切にできる
詳しく見ていきましょう。
■その1:人間関係で適切な距離が保てる
人見知りの人は、他人と打ち解けるまでに普通の人の倍は時間がかかります。
でもかかった時間だけ、人間関係で適切な距離感を保てるんです。
人との距離を詰め過ぎない。
かといって、疎遠にもなり過ぎない。
人間関係を築くのに慎重だからこそ、一度できた人間関係においては適切な距離を保てるのです。
■その2:本当に仲良くしたい人とだけ関係が築ける
人見知りの方の場合、人間関係の輪を広げることは難しいと感じますよね。
でもその分、本当に仲良くしたい人とだけ関係が築け、より良い人間関係を築けるんです。
たしかに人は「仲の良い人が多いほど、その人は魅力的だ」と思うことが多いです。
でも、人見知りの人は「たくさんの関係」よりも「手が届く関係」を重視します。
自分が本当に仲良くできる人とだけ交流するので、相手もまた心地良いと感じることが多いんです。
すると、お互いに良好な関係が築け、交流も長続きします。
■その3:同じ人見知りの人に優しくできる
人見知りの方は、同じく人見知りの方に優しくできます。
これは自分も同じ境遇のため「人見知りの人がどうすれば心が軽くなるのか」をよく知っているためです。
例えば、人見知りのあなたが、会社の忘年会のパーティーで壁に寄りかかってぼんやりしている人を見つけたとします。
すると瞬時に「私と同じかも」という予測が働くのです。
そして実際に「今年もお疲れ様でした」と声をかけると、相手も人見知りだったというケースが多いんです。
人見知りの人は、同じ境遇の人の様子にも敏感な面を持っています。
■その4:1人の時間を大切にできる
ここ数年の影響で、1人で過ごす時間が増えたという方は多いですよね。
ただ1人の時間を窮屈に感じたり、暇を持て余したりする方もいたはず。
人見知りの人は、むしろ1人の時間を楽しめます。
読書をしたり、音楽を聞いたりと、1人の時間も誰かと一緒にいるのと同じくらい大切にできるんです。
これは人見知りの人に「1人の時間が必要だから」という根本があるためです。
大勢の人の輪の中にいることも好きですが、やっぱり1人の時間はどうしても必要なのです。
1人の時間を大切にできるからこそ、他の人と一緒の時間も大切にできる。
人見知りの人は、そんな柔軟な考え方も持ち合わせているんです。
■その5:誰かと一緒の時間も大切にできる
繰り返しになりますが、人見知りの人は自分の時間を大切にできます。
それは1人でいる時間はもちろん、誰かと一緒の時間も大切にできるんです。
友人や会社の同僚と一緒にいる時間は、自分とは違う考えや意見に触れられる、良い機会になります。
それを知っているから、人見知りの人は誰かと一緒の時間も大切にできるんです。
1人の時間と誰かと一緒にいる時間は、どちらも優劣はつけられません。
どちらも「必要な時間」だからこそ、人見知りの人は丁寧な人間関係を築けるんです。
○人見知りは弱点ではない
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
改めて、人見知りの良い点をおさらいしておきましょう。
その1:人間関係で適切な距離が保てる
その2:本当に仲良くしたい人とだけ関係が築ける
その3:同じ人見知りの人に優しくできる
その4:1人の時間を大切にできる
その5:誰かと一緒の時間も大切にできる
人見知りであることは、けっして弱点ではありません。
立派なその人の長所です。
どうか人見知りであることに苦手意識を持たずに、いろんな方と交流を持ってみましょう。
きっと良好な関係を築けるはずですよ。
それじゃあ、次回は3月26日にお会いしましょう!
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