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これからデビューするあなたへ

 2022年11月10日にデビュー前の方向けの新セミナーをハイブリッド型で実施することが決定しました。オンラインとオンデマンド、もしかしてきまぐれにリアルもありか?の養成コースです。
ラジオや司会者でデビューしたい人に向けて、そのカリキュラムコースの中から、少しエッセンスをnoteに書き溜めて置こうと思います

デビューまでの道


Mission, Vision, Goal, Plan&Action を明確に

ドラッカーの7つの原則はビジネスの基本としてよく知られています。実はエンタメ業界でプロフェッショナルになることも、ビジネスで成功することであり、原理原則に変わりはありません。ただ若干違うとすれば、エンタメの世界はある程度マーケティング戦略が功を制する鍵になりやすく、ご自身の意図とはまったく違う方向に動いてしまうことが多いということです。ですから、ご自身という商品を、市場にだしていくためのマーケティング戦略がとても大事になってくると思って下さい。人間そのものが商品ですから、imageはとても大事です。人はご自身を磨くことは心地良い、わかりやすいし、自己実現と直結するので力が入ります。でもそれ以上に大切なのは何を放送業界やエンタメ市場は望んでいるのか。だれがその市場を動かしているのか、もっと俯瞰するなら、あなたの命の使い方、究極の使命はどこにあるのかに気が付くことです。

使命に気が付くこと

  1. あなたの使命に気づく
    人はだれでも使命をもつことができます。それに気づくかどうかはその人次第です。子供の時は生きる意味さえよくわからないでしょう。
    でも、命を親から授かり、電気や上下水道や食料などあなたが知らない人の努力によって保たれる社会に守られながら生きてきて、これから社会に還元していく時が来ていると思えばいいのです。
    いやいや、まだ楽しんでないから、人に還元するのは早いと思うかたは、そもそも他人にサービスする仕事である「エンタメ」の世界には向いていません。レギュラーどころか単発の仕事もありますので、土日祝はあたりまえ、1年も2年も休みがないことがあります。体力も気力も必要なエンタメ出演者にとって、最終的な「使命」を持たずに走ることは、後日、さまざまな番組を得て有名になっても、なぜ自分がその仕事を続ける意義があるのか、何に向かっているのかを知ることは、仕事で燃え尽きた時、病気やケガをして思うようにパフォーマンスできないとき、人間関係に迷ったり躓いたときに、自分自身を信じ、前を向くための大切な素地となります。地面が柔らかいと上に立っている建物はちょっとした地震でもぐらぐらします。耐震性を磨いても、それには限界があります。岩盤など固い地面に立っている建物はちょっとやそっとの外的揺れにもびくともしません。同じように、使命はあなたの仕事だけでなく生き方の根幹にかかわっているし、大きな試練に立ち向かうときの強固な足場になります。

  2. 使命を思い返し続ける
    初心忘れるべからずという世阿弥の言葉がありますね。
    この言葉は事始めのときの動機をさしているのではありません。
    初心というのは、無我夢中で10年くらい芸を磨いてきて、10年くらいたつと「スランプ」に陥る。そこを脱するには初心、つまり自分のミッションや目的・目標などを思い出せと言っているのです。
    芸に慣れてできるようになったと勘違いして怠けてくると、使命や目標を失います。単に人気がでたらいい、お金が儲かるだけでいいと、自分を安売りしてしまうことも生じるでしょう。そんなときに使命を繰り返し、繰り返し思い出してほしいのです。志が高くあれば、小さいことに振り回されることがあほらしくも思えてきます。また人はその人の志に惹かれるものです。姑息なやり方や汚い方法で回りを混乱させ、恩義のある人や社会に礼をつくさない、仁義を切らない人は、一時的なことはしのげても、陰で皆から避けられ疎まれます。徐々にその人のために尽くしてくれる人、人肌脱いでくれる人は居なくなります。使命を繰り返し自分に言い聞かせ、利他の心で仕事にあたる人は、多くのスタッフやファンに愛され、結果として幸せになります。

Visionをもつこと

  1. どんなパーソナリティタレントになりたいか

  2. どんなサポーターをもちたいか

  3. いつまでにどうなりたいか、時間と資金の試算

  4. 計画とアクション

1.DJになりたい、声優になりたい、声の仕事をしたいという方はたくさんいらっしゃいます。事実、毎年多くの方がたが応募されてきます。
しかしながら、Visionを持たれてない方がほとんどです。でもそれは自然なことで、事務所に入って一緒にマネージャーとそのVisionを語っていくうちに次第と形が見えてくるようです。私はそれでもいいと思います。逆に最初からビジョンが固まってるとそこに縛られてしまって、ご自身の才能を見誤りがちです。いろいろなパターンを見聞きする、相談する。そのステップが必要です。
2:御1人で最初から戦うYouTuberやPodcasterも間違いではありませんが、多くのネットスターも、マネージャーさんやスタッフさんがいますし、陰で仕事を支えてくださるスポンサー様やファンの方々のフィードバックを生かしています。だれも最初から最後までだれの力も借りずに大きくなった人はいらっしゃいません。
仕事の大きさは、サポーターの大きさでもあります。あなたの仕事を、あなたのビジョンを、陰ながら応援してくれる人を早く見つけることも大切です。
3.2がみつかったらやはり時間的な計画をたてる、資金的な計画をたてることも大事です。
4.1.2.3がみえてくるタイミングを予想して計画をたてていきます。つねにこの計画書は策定しなおします。タイミング的には、年に数度2-3か月に1度で十分です。その理由は講座でお話します。

いよいよSNS広告が発信され、少しずつ反応がふえてきて、皆様の応募がありますと、「ああ、届いているんだな!」と実感します。
来週はいよいよ講座の締め切りでもあります。新しいことをはじめるのは、教えるほうも一緒ドキドキしています。
ぜひ、はじめの一歩をご一緒に♪

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