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旦那、マジ推せる。

旦那のことが好きすぎる、という話です。
お察しの通り、惚気的なものですので、苦手な方はここいらでやめておいた方がいいかもしれません。

(馴れ初め的なものはこちら)

誰もが羨むスーパー素晴らしい旦那、なわけではないのですが、一緒に生活する上でとてもありがたいことがあります。
それは「誰の悪口も言わない」ことです。

本当に、全然、言わないんですよ、職場の人とかそういうのも。
あまりにも言わないので「嫌いな人とかいないの?」と尋ねたのですが、絞り出した答えが「思いつかない」でした。
(そもそも「嫌い」と言うこと自体が嫌いなのかもしれません。ナスを避けて食べるくせに「嫌いではない」と言い張るので)

話は逸れますが、私は実家に住んでいる時、テレビを見るのがとても苦手でした。
何だかいつもそわそわして、何を見ていても、見るべきなのはその番組じゃないような気がしていて、落ち着かないのです。
一昨年、療養のために半年間実家で生活していたのですが、その頃も同じでした。
でも福岡に戻って、旦那と一緒に住むようになって、実家で見ていたのと同じ番組を見たのですが、実家で感じたそわそわ感が全くありませんでした。

それで、気づいたんです。
ああこれは、一緒に見る人の問題なんだな、と。

一昨年、実家では母と2人でテレビを見ていました。
(母との関係は色々ありますが、今回はそれはおいといて)
もうね、口癖なんで仕方がないと思うんですが、すぐ言うんですよ。
「私この芸能人嫌い」
って。
たぶん本人は言っている自覚すらないレベルで、口からスラスラと出てくるんです。
まあ芸能人とお友達なわけでもないので、その嫌いな理由もかなり理不尽だったりするわけです。
(週刊誌好きすぎる人なので)
当然ながら私がいいなと思っている芸能人でも「嫌い」と言われることがあるので、すごく不愉快な気分になるんですよね。

「私は好きだけど」って言えばいいじゃないか? と思うでしょう。
でもね、「嫌い」を主張する人は、同調してほしいんです、自分の感覚に。
この「嫌い」っていう感情は間違ってないんだ、一般的なものなんだ、って、認めてほしいんです。
だから否定すると、後がめちゃくちゃ面倒なことになります。

なんか、楽しくテレビを見ているのに、いきなり「嫌い」を出されるとテンション下がるし、しかもどのタイミングで来るか予想がつかないので、だから何の番組を見ていてもそわそわしていたんだと思います。

旦那と2人で見ている今は、そんな心配がありません。
むしろ積極的に「この人可愛い!」「え、イケメンすぎる……(ため息)」などと、画面越しに褒め称えています。
(その後「でも旦那様には叶いませんね、フフフ」までがデフォルト)

ああ、好きなものを否定されない生活って、尊い
テレビを平和的に見られるだけで、幸せに思います。

基本的に人を嫌いにならないように生きているのですが、私にも苦手な人というのはいて、どうしても関わらなければならない時は、旦那に言うこともあります。(嫌いにならなくて済む距離を取りたいので)
そんな時はできるだけ「私とあなたは同じ感覚でなくてもいい」ということを添えて伝えるようにしています。
実はこんなことがあって、それは私にとっては受け入れがたいことだけど、あなたにとっては何の損失にもならないことだし、私は少し距離を置くけどあなたはあなたのスタンスでいいよ、と。
こんな堅苦しくは言わないですが、旦那は大抵「ぷぷぷ」と笑うだけです。

そう、自分は悪口を言わないけれど、人が言うのを聞いているのは苦ではないらしいです。
(謎すぎる……)
私も一切言えない、となると、それはそれで大変だったと思うので、そういう意味でも助かります。

話があちこちしてしまいましたが、「嫌い」が飛び交う家庭より「好き」が飛び交う家庭の方が、絶対に楽しいと思うんですよね。
テレビに出ている人の「可愛い」「好き」もそうですが、旦那に対しての感情も口からダダ漏れで生活しています。(言いすぎて、もはや「ん」しか返されなくなっています)

今日も旦那のいる世界線に目覚めて最高の気分です。
朝から本当にすみません。
(これはシリーズ化しそうな予感)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!