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読書記録

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【読書記録】継続する技術 戸田大介

【読書記録】継続する技術 戸田大介

漠然と思っていることがあった。人生を豊かにするには努力が必要だが、その努力するためには習慣化が一番楽な方法だと。

そうして、数年前にたどり着いたのが、著者である戸田大介さんが作った「継続」というアプリである。習慣化したい目標を設定し、その継続日数やリマインダーをしてくれるなどの習慣化支援アプリだ。しかし、私はそれでも続かなかった。

数年後そうこうしているうちに大学院にいたのだが、見る専のtwi

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【読書記録】新版「読み」の整理学:外山滋比古

読むという行為について深く考えたことがある人は少ないだろう.本でも何でも良い,ネット記事でも,誰かのブログでも,我々は何を持ってそこに書いてあることを理解した,読んだと認知するのだろう.

『「読み」の整理学』はこの問いに直接答えずとも多くの視点を与えてくれる.本を読んだという状態には階層があるのであろうという印象をこの本を読み進めていくうえで感じた.

この本において読むという認知作業は2つに分

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【読書記録】野良猫を尊敬した日 著:穂村弘

穂村弘さんのエッセイはとても好きだ.他の著作のエッセイ集も読んでいるのでそれも読書記録に残したいとは思っている.

幾らか,他の作家さんのエッセイを読んだことがあるが自分の中で穂村弘に勝てるエッセイストは居ない(穂村弘さんはエッセイ一筋ではないが…).何が穂村弘のエッセイ足らしめているんだろう.

一つ思うのは,世界の相対化がうまいのだろう.穂村さんの「現実入門 ほんとにみんなこんなことを」の著作

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【読書記録】(一応閲覧注意)ジェローム神父 著:マルキ・ド・サド 訳:澁澤龍彦

四肢がもげた裸の女性が首輪を付けられてベロを出している表紙.会田誠さんの「犬(花)」である.調べたら森美術館での会田誠さんの個展にてフェミニスト団体にこの絵について抗議を受けたらしい.

その,表紙のインパクトに劣らず小説の中身も凄惨だ.この小説を書いたマルキ・ド・サドはフランスの小説家である.サディズムの言葉の由来になった人物だ.ここまでで察しが良い方はお気づきだと思うが,加虐的なエロティックな

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【読書記録】「自分らしさ」はいらない 松浦弥太郎

【読書記録】「自分らしさ」はいらない 松浦弥太郎

この本を読む前に一冊だけ松浦弥太郎さんの本を読んだことがある.「センス入門」という本だ.その本を読んで松浦弥太郎さんの考え方だったり,文章から伝わってくる思慮深さともいうべきものにとても感銘を受けた.言ってしまえば,松浦弥太郎さんのファンになってしまったのだ.本屋で松浦弥太郎さんの文庫本は無いかなと探して買った一冊が『「自分らしさ」はいらない』だ.

もちろんタイトルに書かれている通り「自分らしさ

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【読書記録】「感動ポルノ」と向き合う-障害者像にひそむ差別と排除- 著:好井裕明


初めに
それは障害者の姿を感動の対象としてだけ利用することに対する批判から産まれた言葉ですが、だからといってある映画やドラマ、ドキュメンタリーを断罪するためのレッテルではありません。

「感動ポルノ(Inspiration Porn)」という言葉をTwitterなどのネット空間で聞いたことある人は多いかもしれない.特に私は日本テレビが毎年放映している「24時間テレビ」の批判するにあたって見たこと

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